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「すいません!それ、自分のミスです!」 が言える瞬発力と心持ちの重要性


何かのミスを指摘された時の人の反応はさまざまだ。
仕事に関する場合は特にその人の性質がよく出ると思う。

「ん?確認しまーす。」
「あれおかしいな〜、了解です。」
「あー、ほんとだ。...ありがとうございます。」

上記に挙げたような返し方は、一見特に違和感のない普通のリアクションのように聞こえるが、これらには、一つ共通したポイントが隠されている。

それは自分の非を認めていないということ。
確認してみないとわからない、身に覚えがない場合はそのような返しをするのは自然の流れだ。
しかしこればかりを言う人、つまりその指摘されたことに対して、身に覚えがある時にも関わらず咄嗟にこの反応をしてしまう人は、自分の非を認められないか、それを相手に出すことができない、うまく謝れない人の可能性が高い。


プライドが高い、恥ずかしい、負けたくない、ミスだと思われたくない、マイナスな印象を与えたくない。謝れない理由はさまざまだ。
もちろん即座に謝らない方がいい場合もあるし、ワンクッションを置くことでしのげるピンチもある。
しかしそのような態度を乱用しすぎると、どんどん「謝れない人」になってしまうのではないかと私は思っている。


誰だって謝るのは苦手だ。
私もできることなら謝りたくない。
なぜなら、それによって「ミスをした」ということが印象として残ってしまうような、自分が「できない」ことを自他共に認めなければならないような気持ちになるからだ。

しかし、謝ることを避けてするりとその場面をかわし、後から言われたことを人知れず直したり、なんとなくなかったことにするようなことを続ける人は、かえってマイナスな印象になる。


一つ聞いてもいつも「あれ〜?」などと言っていると、“何を言っても認めないなこの人は“と思われるし、全てがふわっとしていて、“この人は自分の作業をちゃんと把握して、覚えているのだろうか“と全体的にもやがかかったような印象を受け、むしろイメージダウンになる場合がある。


人は誰でもミスをする。
いくら気をつけていても100%ミスを避けるということはできない。
だとしたら、そのミスをした時の反応や、次への行動、教えてくれた人に対しての受け答えなど、その後の言動でそのミスを補ったり、逆に好機に変えることも重要なポイントであると思う。
ミス自体の大小も重要ではあるが、ミスに対しての返し方によって、人ととしての「信頼」も変わってくる。

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