再び現れた吉日 -ファスティング第2回戦開始-

わかってはいた。
わかってはいたのだ。

ただ、ここのところ暑くなってきたし、ひらひらしたワンピースみたいな幼稚園児のスモックのような服ばっかり着て気づかないふりをしていたのだ。

本当は気づいていた。
2月に人生初のファスティングをしてみた私。
ファスティングが終わったあと「お、なんか着やすくなった」と思っていたスキニージーンズ。
前よりお腹が乗ってないし、ボタンもきつくなくなったあの、ジーンズ。

...再び絶賛乗りまくっているし、ボタンを閉めると座っていられない。

戻っている...。
ゆるファスティングをした約5ヶ月前。

ファスティング体験記｜日野笙 / Sou Hino｜note

劇的な変化はなかったものの、まぁまぁ程々に体が軽くなった気がして、やってよかったなという感じで終わった私のファスティングだったが、どうやら完全に食生活も体型も元に戻ってしまったようだった。
そして普段､あまりそれを憂わない私が、ふとお腹の肉に気づいてしまった。


これは、もしかして今日は"吉日"なのかもしれない...。
私はそう思って、すぐさま前回のファスティング時に買った酵素ドリンクを再び購入した。

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よし、もう一回ファスティング、やるか。

【前回のファスティング】

前回の私はざっくり言うと、こんな感じの変化を遂げた。

無
↓
無
↓
つらくない、なにこれ？こんなもん？(調子に乗る)
↓
つらい
↓
カオナシみたいになる
↓
広末涼子が脳内で熱唱
↓
うにめかぶを崇める
↓
小田和正

これだけ読んでも、ファスティングがいかに過酷かということがわかると思う。なんのこっちゃという方は是非前回の話を読んでいただくか、実際にファスティングを試してみて欲しい。
きっと皆、小田和正に辿り着くはずだ。

しかし、大変ながらもやった価値はあった。
お腹の成果は跡形もなく消えてしまったが、そんな気持ちだけはなんとなく残っている。

これはもう、やるしかない。
吉日来ちゃったし、しょうがない。
今回はできるところまでやってみよう。

そんなわけで、甲子園風に言うと5ヶ月ぶり2回目のファスティング、始めます。