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質問:「ギルティ女史に再会したら...」について答えてみる

【ニンゲンを待つ質問箱】
ずっとTwitterに放置していた匿名の質問を募集する「質問箱」。
まるで音沙汰がなかったので「運営からの質問を受信する」という機能をオンにして、木枯らしが吹いている私の質問箱を賑やかしてもらいつつ、人間の方から質問が来るのを待っている。


ニンゲンさんから質問を頂いた。
ありがとうございます。

今回の質問はこちら。

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ギルティ女史シリーズとは、私がマガジンにまとめているちょっと変わったかなりやり手の元上司、通称"ギルティ女史"との思い出を綴ったエッセイシリーズのことだ。


私のポンコツエピソードを多数暴露している話なのだがファンなんて言ってもらえてとても嬉しい。ありがたい。


ギルティ女史と再会したらやりたいこと。
なんだろう。
やりたいことがない、というわけではないし、彼女の色々な話も聞きたいし興味があるかはわからないが、その職場を離れてから今私がどんな仕事をしているとか、どんな生活をしているとかそんな話もたくさん聞いてほしいなとも思う。

思うは思うのだが、私にとってギルティ女史は今でも尊敬しつつもちょっとだけ怖くて遠い存在でもある。
その鋭い視点や頭の回転の速さから、ちょっとでも的はずれなことを言ったりつまらない話をしてしまったらそれこそ、彼女の貴重な時間を奪うような「ギルティ」を再び犯してしまうのではないかとびくびくしてしまうのだ。若干のトラウマである。


「ねぇ、あなたが私にその質問をしてくるそのギルティ、わかる?」

<引用>−ギルティ女史の誕生-


しかし、もし再会できたとしたら、きっと彼女はそんなことは言わないだろう。いや「もう言う必要がない」が正しいかもしれない。

本当にポンコツだった働き出した当初の私はいろいろなことを怒られたし、仕事や私の社会人としての成長に関わることであったので言ってもらえたことは感謝でしかないのだが、同じ場所で働いていない今、彼女は私に、嬉しくも悲しくもそんなに厳しい言葉はもう投げかけないだろう。

そもそも彼女は元来とても友好的で人当たりもノリもよく、年齢や立場などにもとらわれないくらいフレンドリーな性格だ。
ポンコツ期を最低限脱却した頃から、仕事の合間に交わす言葉で、彼女のもともとの性格というか人柄は度々垣間見ることができた。


少し(いや結構)頼りなかったかもしれないが、信頼関係を築けてからの彼女は、私から見てもとてもお茶目で素敵な女性だった。
だた、私がくだらない「立場」という関係性を念頭に置きすぎていたせいで、彼女が私に持ちかけてきた誘いで「えっ...これは本気?冗談...?」と
戸惑ったことも何度かある。
その中でも特に印象に残っているのはパジャマパーティとアメリカ旅行だ。

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