【エッセイ】勉強を楽しみたい(明日TOEICを受験します!)
別に今の仕事に
英語が必要な訳ではないのだが
明日TOEICを受験する。
何年か前にも趣味的にTOEICを受験した。
まぁまぁそれなりの点数だったので
満足してそれ以降
英語の勉強はほぼしていなかった。
*
学生時代から英語は嫌いではなかった。
中学生の頃に英語の教科書を
音読して家族に聞いてもらうという
宿題があったのだが
それがすごく楽しくて
無駄に大きな声で呼んでいた記憶がある。
外国人と話したい訳ではない。
別に英語で仕事がしたいわけでもない。
ただその
音が
リズムが
何となく好きなのだ。
*
昨年私の好きだった人は
語学の勉強を趣味としていた。
英語以外にも
韓国語や中国語を勉強していて
時々それらの言語で話された。
今考えてみると
結構うざかったなあれ。(こらこら)
彼は大学1年の時のTOEICで
770点を取ったらしい。
それで卒業要件となっている
二回目のTOEIC受験を免除されたのだとか。
くやしい。
負けず嫌いな私、謎の対抗心を抱く。
その話を聞いた数か月後には
TOEIC学習アプリの有料プランに登録をし
各所でおすすめされている
単語帳と文法書を購入していた。
学習スケジュールは立てていない。
趣味なので適当だ。
ただその学習アプリが楽しくて
一日何時間も問題を解くようになっていた。
飽きっぽいので
アプリを使わない期間もあるが
それでも英語系YouTuberの動画を観たりして
何となく英語には触れて来た。
*
それから半年ほどたって
アプリの予想点数が
結構良い点になって来たので
そろそろ受験してみることにした。
ということで
明日いよいよ10年近くぶりにtoeicを受験する。
わくわく。
受験するのは嫌いじゃない。
限られた時間に
没入して問題を解くのがなんだか楽しいのだ。
高得点を取ったとて
私にできるのはそれを
誰かに自慢する事くらいだ。
仕事に活かせるわけでも何でもない。
でもまぁそれくらいで別に良い。
勉強することに意味を見出してしまうと
純粋に勉強を楽しめなくなってしまう。
学生の頃にそういう思考回路を
持つことが出来ていたら良かったのにな。
と思う。
思ったところでどうにもならないのだが
学習すること自体の面白さを
もっともっと知っていたかった。
受験の為に勉強するのではなく
人生を豊かにするために勉強をする。
それが勉強の本質では?
なんてまた綺麗ごとを語ってしまった。
でも実際楽しいに越したことはないよな。
*
甥っ子たちと夏休みや冬休みに会ったとき、
私はいつも
「ね~宿題やろうよ~。」
「宿題やりたいなー。」
と誘ってみるのだが誰ものってこない。
下手したらうざがられている。
かなしい。
でも負けない!
私は小学生の宿題に
興味があり本当にそれをやりたいので
本気で言っているのだが
なかなかそれが伝わらない。
勉強する楽しさを伝えてみたいと
思うのに入り口に立つことも出来ていない。
あ、でも一度宿題を一緒にやって
いちいち
「すごい!」
「天才じゃん!」
とか言ってほめまくっていたら
次の日自分で宿題をやって
見せに来てくれたことがあった。
必ずではないけれど強く想っていれば
伝わることもあるんだなと嬉しくなった。
*
明日は全力で楽しもう。
結果なんてどうでも良い。
別に昇進が掛かっている訳でも
将来が掛かっているわけでも何でもないし。
楽しいから勉強しているだけなんだから。
純粋に試験や勉強を楽しみたいだけなんだ。
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