![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111975163/rectangle_large_type_2_3700b59670d2785e2178d686d0e0e3d3.jpeg?width=1200)
詩97 ミミズ (;´Д`)
先の見えない
暗い土中の夜を泳ぎ回り
汗水流して耕し
それでもなお
新天地を求めて 猛暑の地上に這い出る。
当たり前に、 太陽は 容赦なく照りつけ、
彼らを干からびさせる。
カラダをくねらせ、 もがき苦しみながら
彼らは今生の役割を終える。
だがしかし、 そのカラカラの亡骸たちは
他の生を育むものたちの 糧となり
循環していく。
一切のムダもない。。
残り続けてしまうことなんて無いのだ。。
また 始まるのだ。
彼らの終わりは 始まりでもあるのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?