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【ラノベ】a ラストティア

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#日記

【ラノベ】a ラストティア ~荒野の楽園編~ 第一章	満ちた世界と天変地異

【ラノベ】a ラストティア ~荒野の楽園編~ 第一章 満ちた世界と天変地異

ほんのり柔らかい暖かさを含んだ冷たい風が、薄く白い服がめくれ出たおなかに触れる。
―また同じ夢の続きを見ていた。
 自分が物語の主人公で、その物語は剣や魔法が使える世界で、たくさんの冒険者達がダンジョンや洞窟に踏み入れお宝探しをしながら生活をしている中で、魔王軍と戦う戦士なんかもいて・・・。その中でも自分が伝説の勇者として仲間と共に魔王を討ち滅ぼす。
 でもその物語はいっこうに完結する気配も見せず

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『aラストティア』~荒野の楽園編~第二章セピア世界 03赤の剣士

第二章セピア世界 03赤の剣士

キーーーン!
金属がぶつかりあったような高い音が辺りに響く。
「ん?」
一瞬何が起こったのか分からず、ただ固まっていた優理だったが、自分が死んでいないことに気づくと、ゆっくりとまぶたを開いた。
すると目に映ったのは、太もも辺りの色白な肌と膝下まで覆っている長めのブーツ。そして美しくつややかで真っ赤な色をした髪だった。
「誰だてめーは、邪魔するなら殺すぞ!」
 カッ

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【ラノベ】a ラストティア ~荒野の楽園編~ 第二章 01セピア世界

第二章 セピア世界

01セピア世界

 遠のいていく意識の中、淡白い光の中で優理は不思議な夢を見ていた。
「君が、あの・・・」
「ティアに選ばれし者ってなんだか照れるねっ」
「精霊と力を共有することで・・・」
「みんなが安心して暮らすためには必要なんだ」
「これが僕らの王国」
「神の待つ楽園ってこの世界のどこにあるんだろう?」

「本当にこれが最後なんだな・・・」
「みんなで力を合わせれば奴もき

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『a ラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章セピア世界 02得体の知れぬ生物

『a ラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章セピア世界 02得体の知れぬ生物

第二章セピア世界  

02得体の知れぬ生物 

優理が子供達の相手をするようになってから1週間が経った日、いつものように子供達と遊んだあとでヘロヘロになっていた優理は村長に呼ばれて、村長の家に居た。
 村長はそわそわと貧乏揺すりをしながら優理の方をちらちらと見ている。
「あのー、どうかしましたか?」
 警戒するように優理が尋ねると、村長は狂ったように叫んだ。
「どうかしましたじゃないでしょう!も

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