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感電しながら歌唱 22.5.3

某チューブで流れている昔――70~80年代初期――の歌謡番組を観ると、アイドルも含めてほぼ全員歌がうまいのに驚かされる。たとえば、新御三家のヒロミ・ゴロー・ヒデキとか。

ヴィジュアル面で優れていれば、そこまで歌がうまくなくても問題ないように思えるが、当時のレベルとして、そこまで求められていたのかもしれない。

「……ん?」と思ったのは、浅田ミヨコさんの登場辺りだろうか。でも、それこそ「隣のミヨちゃん」的な愛らしさが合っていたのかもしれない。(しれない)


なにが言いたいかというと、その後様々なアイドル・歌手(グループ)が登場したけど、特に令和の曲は耳と心に残りにくい気がする。

個人レベルではそれぞれ歌唱力はあるのかもしれない(何十人グループだと判別が難しいが)。けれども……うーん。

ヒデキで言うと、後楽園球場でのスタジアム・コンサートで、雷雨の中、マイクから感電しながら歌唱したというエピソードがある(ウィキペディアより)。もちろん、ヒデキに限らず、当時のアイドルの睡眠時間はないに等しい。今の時代にはそぐわないが、この「命がけ」感が、唯一無二のエネルギーとなり、ファンの心を打ったのかな……と思ったりもする。

現在の、いろいろな意味でコスパに優れた番組や、大手事務所所属で番組露出の多いアイドルを見ていると、ふとこの時代が懐かしくなる。


でも、ネットもケータイもスマホもないので、あえて当時に戻りたいとは思わないが。






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