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ジーコジーコから「しもしも~」へ 21.10.2
待っTEL(アステル)
— 飛田流@note毎日更新note.com/hidaryu (@hidaryu) September 23, 2021
基本料金完全無料。ただし着信専用で110・119・サービスセンター以外には掛けられない。PHS。
関西のみで発売。通販で購入。
数年後、「会社の都合によってサービスを終了することできる」と規約の一部が書かれたはがき1枚が送られてきて愕然。#初めて持った携帯で年齢がバレる pic.twitter.com/NQiCCl4pym
せっかくなので、これまでの僕と電話の関わりを書き記してみる。
小さい頃は自宅に黒電話。毎回ジーコジーコダイヤルを「回し」、間違い電話の頻度も多かった。
中学生ぐらいからプッシュホン。ジーコジーコがピポパに変わっただけで、短縮ダイヤルも留守電もないのは同様。
留守電機能が付いた電話がやってきたのは、高校時代だろうか。留守にしていても応答できるのはとても画期的だったはずだが、なぜかそのときのことは覚えていない。
大学に進学。世はバブル時代。
それまで公衆電話から電話をすることがほとんどだったが、料金が高いのと、やはり不便なこともあり、家電を設置することに。
しかし、最初に払う電話加入権の費用が非常に高く、レンタルという形で契約。
そのころ「しもしも~」で有名な? ケータイの元祖ショルダーホンを街角で見かける。
そこから数年が経ち、ポケベルブームが到来。
この時初めて、僕もポケベルを持つ。基本料ゼロ円コース。
これは、掛けてきた人に、使用料を上乗せして払ってもらうという、虫がいいにもほどがある料金設定。
2000年代に入り、時代はポケベルからケータイ、もしくはピッチ(PHS)へ。
しかし、まだケータイの基本料金はかなり高くビジネス用という印象が強かった。平日夜間・土日祝日しか発信できない「ドニーチョ」、基本料金が比較的安い代わりに通話料金が異常に高い「イーザ」(30秒で100円。5分で1000円!)なども検討したが、それほど電話を掛けるわけでもないので断念。
この頃アステルの「まっTEL」に加入。
だが、数年後、サービス終了。
そんなに電話をするわけではないが、ケータイはやはり持っておきたい。
そこへ登場したのがプリペイドケータイ。「イーザ」と「まっTEL」を合わせたような、基本料無料のコース。
関西でしか扱っていなかったため、わざわざ飛行機で大阪まで行って、現地で購入。
ところがところが、これもまた業界再編により、数年でサービス終了。
同業他社のプリペイドケータイに乗り換える。
そして、時は2010年代。
時代はガラケーからスマホへ。
スマホを持ってみたかったものの、これまた月額基本料金の問題にぶち当たる。
まずはタブレットを購入し、これまたプリペイドのポケットwifiを購入。外に出るときだけちびちび使う日々。
やっぱり一年後サービス終了で、外でのネット接続に困り果てる。
そこへ、神のように現れた、月500MBまでなら無料のSIMカード。(雑誌付録)
書店に残っていた最後の一冊を購入し、スマホライフがスタートすることになる。
データ専用コースだが、基本料無料のアプリを使い電話。ただ、音は悪かった。
2020年代に入り、基本料無料のSIM終了のお知らせが。
次の乗り換え先を探していたところへ、某天モバイルが一年間基本料無料にし、かつ電話かけ放題のサービスを始めると発表。すかさず加入し、現在は基本料金も電話料金も無料でケータイを使わせてもらっている。
こうして思い返すと、「無料」に振り回されたケータイライフであり、今後もおそらくそうなのだろう。
けれども、座右の銘が「やすい・もらう・ただ」(サザエ)な僕だけに、いくらでも振り回される覚悟はある。
無料は正義で神。
だけど、僕の小説は買って読んでください。
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