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過去の読書記録ノート

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過去の読書記録ノートの内容をnoteに書き直しています。
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2021年3月の記事一覧

東野圭吾「怪笑小説」

昔の読書記録ノートの紹介。

東野圭吾「怪笑小説」

初の東野圭吾作品。

本書は、短編集なんだけど、ミステリー作家が書いたとは思えない面白さ。

例えば、「鬱積電車」なんかは、頻繁に電車に乗る私にしてみれば本当に「あるあるっ!」って感じで吹き出してしまった。

赤の他人同士だから、みんな無表情だけど、心の内ではたしかにこんなこと思ってるんだろうなあって思う。

あと、結構気に入ったのが「動物家族

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田辺聖子「恋にあっぷあっぷ」

昔の読書記録ノートの紹介。

田辺聖子「恋にあっぷあっぷ」

今回の主人公アキラは、田辺聖子の小説には珍しい既婚女性。

ヒロシという夫がいながら、隣に引っ越してきたジツのことが気になり、その上年配の鷹野氏にもひかれ、まさに"あっぷあっぷ"している。

私は、最初からヒロシには良いイメージを持っていなかったから最後に離婚したというのはすごい納得。

ただ、鷹野氏が死んじゃったのが大ショック。

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田辺聖子「どんぐりのリボン」

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田辺聖子「どんぐりのリボン」

めっちゃ面白かった!!

今回の主人公・藤井五月は25歳。

私と同じくらいの年だから、考えや悩みや関心が似ていて、すごく共感できた。

この本は、初版は1986年かそこらに出てる。

まさに、私が生まれる前年だし、色々と通ずるものがある気がする。

しかし、終盤、五月の気になる人の町が災害に見舞われる。

そのことが、何だか去年起きた

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「さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす」

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「さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす」

これは、勝間和代さんが自身の著書の中で紹介していた本で、ストレングス・ファインダーという独自のテストによって、自分の強みとなる才能(資質)を明らかにするもの。

本の表紙の内側にIDが印刷されていて、ネットからアクセスし、IDを入力してからテストを受けられるようになっている。

私の強みは、公

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村上春樹「ノルウェイの森(上・下)」

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村上春樹「ノルウェイの森(上・下)」

村上春樹の小説を読むと、「村上ワールド」って言われている理由が分かる気がする。

独特の世界観があって、謎が多くて・・・。

私は嫌いじゃないけど。

この作品では、冒頭主人公のワタナベと直子が雪山を一緒に歩いている描写があるんだけど、一体いつの話なのかがよく分からない。

(過去の読書記録ノートより)

この本を読んだのは、2

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清水克衛【監修】『図解「読書のすすめ」店長が語った「強運を呼ぶ本屋さん」の成功法則実践ノート』

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清水克衛【監修】『図解「読書のすすめ」店長が語った「強運を呼ぶ本屋さん」の成功法則実践ノート』

結構役に立った。

最近、こういう"ツキを呼ぶ"的な本にハマってるから、共通事項が見えてきた感じがした。

「自分の心を信じる」

とか

「いつも笑顔でいる」

とか

「感謝する」

とか。

いつか訪れてみたいな。

「読書のすすめ」

(過去の読書記録ノートより)

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田辺聖子「ダンスと空想」

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田辺聖子「ダンスと空想」

今回の話は、主人公を含む登場人物の年齢は少し高め。

独身アラフォー女子たち「ベル・フィーユ」の、楽しく愉快な日々を描いた物語。

服飾デザイナーである主人公カオルをはじめ、編集長やダンスコーチなど、みんなそれぞれ仕事を持って自立して生きている。

よくしゃべり、よく食べ、よく遊び、まさに人生を謳歌している。

この本を読むと、小さなバーや

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福島文二郎「9割がバイトでも最高の感動が生まれるディズニーのホスピタリティ」

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福島文二郎「9割がバイトでも最高の感動が生まれるディズニーのホスピタリティ」

やっぱりディズニーってすごい。

ディズニーの掲げるミッションは、

「すべての人にハピネスを提供する」

というもの。

そのミッションを実現するために欠かせないのが"ホスピタリティ"の精神。

これは、マニュアル化することのできない、だからこそマネされることのない「おもてなし」の心。

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苫米地 英人「本番に強い脳と心のつくり方 スポーツで頭がよくなる」

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苫米地 英人「本番に強い脳と心のつくり方 スポーツで頭がよくなる」

これを読む前は、何かスポーツでも始めようかな、とか思ってたけど、実際、脳力アップに効果的なスポーツは、サッカーとかバスケットボールとかで、あまりできそうな感じじゃなかった。

でも、自分に自信をつけさせるためのメンタルの維持方法など、役に立つ情報もあった。

成功パターンしか見ないとか。

(過去の

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茂木健一郎「ひらめきの導火線」

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茂木健一郎「ひらめきの導火線」

はじめのうちは、すごく読みにくく感じた。

トヨタの「提案制度」の事とか、ノーベル賞の根本概念とかが説明されてたけど、いまいちひらめきとどう関係あるのかが分からなくて。

だんだんと、脳の話に入っていったけど、結局のところ、

「日本人は創造性がないんだ」

というような思い込みを捨てて、思考し続けろって事だった。

私は、てっきりノ

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佳川奈未「願いがかなう100の方法」

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佳川奈未「願いがかなう100の方法」

最近、「願いがかなう〜」とか「幸せになる〜」とかいう本があるとつい手に取ってしまう。

本書は、運気を上げて願いを叶えるための100の方法が紹介されている。

運勢全体の事や恋愛の事、金運の事が書かれていて、気持ちの持ち方だとか、実際にできることだとかが載ってる。

例えば、自分に常に自信を持つとか、種銭を持つとか・・・。

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小野十傳「幸運と不運の法則 成功をつかむための運命学」

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小野十傳「幸運と不運の法則 成功をつかむための運命学」

本書は、五行哲理に基づいていて、不運を脱し、幸運を手に入れるための方法が説かれている。

私には、ちょっと難しかったから今いち実用性には欠けるけど。

五行哲理の五行は、

生活の要素を

「父母」「兄弟」「妻財」「子孫」「夫?」

だかの五つに分けて考えるもの。

本当にこの考え方を活かすとしたら、五行哲理に

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小坂貴志「お金を使わない英語勉強法」

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小坂貴志「お金を使わない英語勉強法」

要は、ラジオを聴いたり、街中で目につく英語を利用しろってことだった。

そんなことならもうやってるんだけどなって感じだけど、英語の勉強の為に無理してお金を使う必要はないんだってことが実感できた。

(過去の読書記録ノートより)

この本を読んだのは、2011年12月1日〜2011年12月3日。

当時は英語の勉強に興味を持ってい

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齋藤孝「必ず覚える!1分間アウトプット勉強法」

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齋藤孝「必ず覚える!1分間アウトプット勉強法」

役に立ったといえば立ったけど、今いち実践できる感じがしない。

1分間で説明できるように話をまとめたりとか、よほど根気強くないと難しそう。

まあ、記憶に残すにはそれ位しないと駄目だってことなんだろうけど。

ただ、著者はこの手の分野では結構有名な人だから、この人の他の本も読んでみて、私に合う勉強法を取り入れようかなと

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