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紙博2022の感想。

20日と21日に浅草の産業貿易センターにて二日間開催された紙博2022に行ってきました‼️

デジタル時代もなんのその、アナログ好き、紙好き、活版印刷好きはたくさんいて、わたしもその一人です。

キャラクターは紙野家族。お母さんは海外のマステを漁りに旅行中という設定だそうです。マステ狩に海外って。。。本物の紙好きだよ。


5階は紙とインクスペース、6階はハンコやマステスペース、7階はクラフトっぽいスペースとして、100店舗もの企業やクリエイターたちがお店を出していて、

スゴイ熱気でした‼️


1日目は娘と一緒に、2日目は自分だけで行ったのですが、
(結局2日とも参加するわたし)

1日目のメリットは

お目当ての商品や素敵な紙ものが手に入りやすい。

デメリットは

人が多すぎて、とっても疲れやすい。
人気店は、会計までけっこうな列で並ぶ。


2日目のメリットは

人も少なく、落ち着いてお店の人と話したり交流しやすい。
値下げをしているところもある❓

デメリットは

残った商品しかない。


といったところでしょうか。

体力がないので、会場では2時間半くらいしかもたなかったり、
人見知りで恥ずかしくてお店の人との交流は出来ませんでしたが、
2日とも楽しめました😊✨


人と一緒に回って盛り上がっても、一人でじっくりみても楽しいイベントでした。

こちらが頂いたパンフレット。

1日目のパンフのおまけ。三女ふばこは果たして学校に行けているのだろうかと勝手ながら心配してしまう。


2日目のパンフのおまけ。父、博はどのようなミステリーを書いているのかな。右下はリストバンドとハンコで遊んだカード。

ファイルと紙野家のポストカード、シールがオマケについてきます。
1日目、2日目で異なるようです。

リストバンドも、1日目が青、2日目がピンクでした。

入場料は前売り券が1100円。当日券が1500円です。


手前中央のデカイワンちゃんは「カドマル」といいます。


ハンコとマステスペースにて。


子供も楽しめるコーナーもありました。

ハンコやマステを自由に使えるスペースがあったり、(太っ腹‼️)

娘が遊んだハンコ。このハンコすごく可愛いと思った。なんというか、コーヒーの香りがするような手堅いかわいさ。


娘が遊んだハンコとマステ。くまちゃんが愛らしい。


ハンコ沼にはまだかろうじて入っていません。

入り込んだら最後、わたしのことなので、それはもうマンガも育児も放ったらかして一日中寝食忘れてハンコ押し続けて遊ぶに決まっているのでしょうから。

けど楽しそうですね。。。一日中ハンコ遊び。。。。
ハンコ遊びが出来る時期が年賀状作りでしょうか。



⬆️各階にスタンプマンがいらしゃって、彼らからスタンプをもらってインフォメーションに行くと、ラッキーなプレゼントがもらえるようです。
(残念ながら娘が言った時はプレゼントは売り切れていました😭)


ペーパーオブジェ。


カドマルファッションショー。


紙野家の愛犬、カドマルおめかしコンテスト。

設置されたカドマルに、色を塗ったりお洒落をさせたり出来るスペースです
皆さんのデザインセンスがスゴイ。

各店舗さんが作成したおうちのクラフト。雪が降ったムーミン家みたいなお家があった。


他には要らなくなった家の紙類を持っていって、他の方が持ち寄った紙類と交換できるスペースがあったので、わたしも持ってゆきました。

頂いた紙モノ。裏には沖縄の紅型レターセット入り。

実際相手と会うことはないのだけれど、こういう交換っていいですね。


想像以上の熱気と人の数で、帰宅後はばたんきゅうでしたが、
行ってよかったです😊✨


以下、たくさん買ってしまった戦利品です。
サイトがあるところはリンクを貼りました。

大森木綿子さん

娘はスミレ、わたしは桃を選びました。懐紙は便箋に使おうかと。


自然や身の回りのものをモチーフに、さまざまなバリエーションの
絵柄があり、独特の淡さと静けさが漂う色味でとても人気のスペースでした。

懐紙と、横長カードを娘と一緒に買いました。
どれも綺麗で、柄が豊富にあったので大人買いすればよかったと後悔しました。
こういう時は惜しんじゃいけませんね。本当に独特の絵柄が豊富に揃ってました。


啓文社印刷

アイヌのようなカラーと、海の記憶のような柄。


ここも人気のスペースでした。
活版印刷の会社らしく、市販品ではなかなかお目にかかれない丁寧な凹凸ある味わい深いお洒落な柄の印刷物がたくさんありました。

娘が自由研究の絵日記の表紙を装飾するのに選んだハガミセットが可愛い。
これを小学生の工作に使うのか。。。と思うとちょっともったいない気がします😅
自分の分のハガミも買っときゃよかった。。。(後悔が多い)


花籠や

封じるメッセージカードは娘のもの。

宮沢賢治だ、ということでついつい購入。
一筆箋の猫箋も、レトロさに惹かれてしまいました。


緑青社

どれも静謐。波の音が聞こえたり。夜の静けさを感じたり。


月、星、灯台、海の生物、樹木。。。
静かな空気感の銅版画印刷のお店でした。
宮沢賢治っぽいものに惹かれる人はおすすめのお店です。
どこか銀色の世界です。

葉書やレターセット、灯台の蔵書票らを購入しました。
蔵書票を初めて購入した‼️
レターセットは便箋の色がどれも異なり、すごく綺麗です。


紙の表情が、写真であらわせれない。。。もどかしい。。。ざらざらした感じで写っていますが、実物は上品なキラキラした紙です。


 
銅版画ハンコも売っていたのですが、ちょっと高くて散々迷って
買うのはやめました。銅版画ハンコって精密に浮き出て表現されるので
すごく素敵ですよね。



大枝活版室

日本の色によるカラーだそう。どこか数学的でレトロなところに惹かれました。

活版印刷のラベルがたくさん売られていて、どれもカッコよく、
人気のお店でした。
宛先用のラベルが切れていて新しいものを探していたので
いい出会いに満足です。
紙好きさんへの贈り物にも喜ばれそうなものがたくさんありました。


ハチマクラ

月明紙ってなんだろう。。。和紙❓

戦前の木版画封筒6枚入りで1200円。
さすがヴィンテージ。高い。そしてシブい。
けれど一期一会ということで投げ打ちました。
こういうものこそ大切に抱え込むことはせずに、手紙を出したいと思います。


夜長堂

こちらは大正柄だと思う。

大正昭和のモダンな図柄を復刻したペーパー。5枚入り。
便箋に使おうと思います。
姿は見えねど、何時でも開店している夜長堂さん。カッコいい。。。
以前から通販で夜長堂さんの封筒や葉書を購入していたので、実際の店舗で購入出来て嬉しかったです。



手紙社

ポストカードがどんどん増える沼。。。

紙博の中心的存在。
1日目は人が多くて挫折、2日目でじっくり回れました。

フリーペーパー売り場はさまざまな目を引く柄がたくさんで、圧巻でした。
結局西淑さんと「宮沢賢治童話集」の挿絵を描かれた日下明さんのポストカードのみ購入。


「しゅんしゅん」さんというクリエイターの作品もとても素敵な絵柄で惹かれました。



アンクルダンクル

スミレやすずらんなど、他にもたくさんのガラスがありました。

海外の人が作ったかのようなお洒落で素敵なお店でした。
ペーパーバッグやレターセットが三角形で、綺麗。
清潔感とノスタルジーが合わさっていて惹かれてしまいました。
気になっていたペーパーバッグは2日目には売り切れていて、
ボタニカルメッセージカードをなんとかゲット。


くらはしれいさん

クリスマスカードとしても贈りたい。

非常に人気のクリエイターさんらしく、1日目でほとんど売れているような
状態でした。
一瞬で心奪われる絵。
クオリティが高く、昔の絵本を思い出すような可愛らしさです。
ポストカードや他のグッズ、もっと欲しかったです。

http://kurahashirei.com



山本紙業

ビックリドカンのペーパーセット‼️表。


裏。厚さは3センチくらいありそう。


紙セットがこ。。。これだけ入って、1100円‼️
さすが難波の店や‼️せこいことせえへん。
今回最もお買い得だと感じた商品。
ワゴンにさまざまなペーパーセットが売られていて、飛びつく人多々。
好きな柄の紙が入っていたのでブラックとくすみカラーを選びました。
大きい紙は封筒を作って、中サイズは便箋に使おうと思います。



以上です😊諭吉一枚飛びましたが、満足です。
あともう一枚諭吉用意しときゃよかった。。。と思ってしまうところが、紙の沼にハマってしまっている証拠でしょうね。

他にもインクを売っているスペースがあり、長崎インクで非常に惹かれたセピア色(軍艦島をイメージしたカラー)があって散々迷ったり、手紙舎の色とりどりのフリーペーパーに心惹かれたり、電線のハンコ(電線を形作ったシンプルなハンコ)に食いついたりしてしまいましたが、予算が。。。ということで断念。

初めて紙博というものに入場したけれど、また行きたい‼️と思えるほど
素敵な出会い盛りだくさんでした。

(次の紙博は12月の松本だそうです)

小さい頃から手紙やノート、シールを集めるのが好きで、自分でノートや手帳を作るのが好きでした。
大人になった時には切手やマステ、海外の紙モノ収集も加わり、いよいよ収拾がつかなくなって数年前に大掛かりな断捨離をしてほとんどを手離したことがあります。

けれどその断捨離。。。今はとっても後悔しています。

集めるだけでなく、自分なりにどんどん使えばよかったと。。。

断捨離って、後悔するものもあるんですね。
(後悔した筆頭は、その紙類と、本たちです)

SNSが発達した今では、手紙を送る相手やノートに書く時間も昔に比べてグンと減りましたが、今なお紙を持っていないと落ち着かない人間であると、無くした後で気付きました。
(普段イヤイヤ付き合っていた腐れ縁の恋人と、別れた後で超後悔するというパターンと同じ。。。)

わたしにとって、手を使ってかく「紙」という存在は、一生の相棒だと思います。

まずは残暑お見舞いを、友人や知人に送ろうかな。


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