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HSPと生理前後の過ごし方。

私は刺激型とは対極の、ガチの内向型HSPです。

できれば毎日変わらず穏やかな日常を過ごしたい。

旅行や雑踏には出たくない。

そんな世捨て人のような願いを持つ人間です。


なので、極力普段は過度の刺激(外出、環境、食事、交友関係含む)から
離れたところで過ごしています。

今日はHSPを持った私なりの生理の過ごし方について
お話したいと思います。


20代の頃から生理痛が酷いものでした。

30代の時に検査で4センチくらいの子宮筋腫が二つみつかり、
生理前の不快感が以前より大きくなりました。
けれど、漢方養生の実践のおかげで
基礎体温が上がったためか若い頃よりは生理痛は和らいだようです。


40代の今はありがたいことに筋腫は二つとも2センチに縮小されたのですが、
内膜に引っ付いているようで、レバーのような血の塊が
結構出ます。
しかも、30年近くもお月様とお世話になっていると、
ありがたいのかありがたくもないのかパターンがわかってきますよね。


生前1週間前。

俗に言う「おブスホルモン」のお陰で
身体が膨満し、便秘が続き、気分も塞ぎ込みになる。
なんだか外見も太っていいことがない。

HSPの私は、その敏感度が増してきます。

☆外に出たくない
☆誰とも会いたくない
☆家事育児したくない(これはただの我儘なような。。。)
☆自分のマンガなんて下手すぎて誰も読まれん
☆もう一生努力しても実らない。。。


といった根拠のない負のループに入ってしまう。
実際この時は食材の買い出し以外は出ていなかったりする。

変な被害者意識が出てくるのもこの時期です。

何かにつけて悲観的になります。


この落ち込み具合は家族をも翻弄させるので、
いつもより子供とは距離をとって、
YouTubeのお世話になってもらったり
元気があるときは、人が少ない温泉に行ったりして自分を労る。
その時はやはり一人がいいのです。

このおブスホルモンの時は体調不良もありますが
それ以上に心の不良の方が大きいようです。


私がこの時に自分をあげる方法は


☆家族であっても、しんどいときは一人にさせてもらう
☆自分の創作活動に力を入れる
(気持ちが紛れるので)
☆温泉に入ったり、アロマキャンドルをつけたりしてぽんわりする
☆家事が終わった夜は、好きなことをして過ごす。(主にお茶しつつ読書)
☆たくさん眠る


つぎに、絶賛生理中。

この時期は心より体調の不良が大きくなってきます。

ホルモンが切り替わるのか、一日二日は下痢のような
状態になり、お腹の鈍痛と仲良しこよしになります。
レバー状態のものがどんどん出てくるのもこの時期。
とにかく眠気がひどい。


この時の自分の対策法は


☆作画活動はいつもよりセーブする
☆たくさん眠る
☆カイロをお腹に貼る
(夏でも冷えているので必須)
☆食事に気をつける
☆家族の趣向より、自分が食べたいメニューを作る


たとえ夏でも、自分の身体が欲するなら鍋を作ったりします。
普段は家族(主人)の希望の食事を作っていますが、

生理中は家族の意見は無視し、自分の身体が欲するものを調理します。

そう、頭ではなくて身体が真に欲するもの‼︎

頭だとチョコや甘いものといった不健康の負のループに入るので

身体(胃が重いから大根入れようとか、冷えてるからスープにしようとか)

の声をきいてみます。



子宮筋腫の存在を知ってから


☆乳製品を今までより少なめに摂取する
☆牛乳から豆乳、アーモンドミルクに切り替える
☆カルシウムは魚から摂取
☆ハムやソーセージの有害な添加物を取らない
☆おやつは徐々に和菓子にシフトチェンジ


ということを、結構気をつけてやるようになりました。


スタバでも、ホイップはやめて貰ったり
発ガン性があるハムやソーセージに付いている添加物は
極力減らしたりです。

また、私と雰囲気も体型もそっくりだと言われていた叔母が
44歳という若さで乳がんで早逝しており、
記憶を見る限り叔母は乳製品と洋食洋菓子が好きだったので、

ミルクもクリームも、アイスもチーズもババロアもプリンも
大好き。。。。大好きなのだけれども

叔母の体質と私も似ているなら
出来るだけ長くマンガを描き続けたいので心持ち控えることにしました。

そしてここ数年で気づいた

生理の終わりの時期の不良。


これから身体の絶好機、美人ホルモンが発生する直前、
生理で大量の血液を排出したためか、
おなごの身体は貧血状態に見舞われます。
そのため無気力になってしまうことにも気づきました。


頭がぼうっとしてぐらぐら眠い。
身体がぐったりする。
作画に手がつかん。
そしてイライラする。


この生理が終わるころは、漢方でいう
「血虚」の状態のようです。


血。。。。血が足りません。。。。
蚊にはやりません。。。。


生理が終わる二日間の不良時期。

ここで血を増やさねばならない。

この時期の対策法は


☆参鶏湯や鍋といった骨つきの鶏肉を食べる
☆お肉を頂く
☆0時前に眠る
☆目を疲れさせないためにネットや文章をたくさんみない


まさに貧血対策のような手段を講じることに。
特に眠ることは一番いい効果をうむと思います。
二日間たっぷりと寝た後は、やっと活発に動けるフェーズにはいれます。


活発といったって、HSPの私などせいぜい
近所のスーパーで、楽しくお夕飯の食材を買い込むとか、
お気に入りの喫茶店で読書をするとか、
半径2キロ以内のさもしいものだけれど。

ここまで書くと、月の半分は体調が悪い日々が続くことに
我ながら唖然としますね。。。


ボンクラの自分を除いて。

世の中の女性はいつだって
身体に鞭打って生きているのではないだろうか。。。

仕事に家庭に習いごと、
育児に人付き合いにオシャレ。。。

世間から求められるハードルが多すぎといつも感じるのは

私だけでしょうか。。。


だから私は、全てにおいて各20点でいいと思っています。

全てを完璧にやろうとしても長続きはしないと思うのです。

生理の時は、その20点でいい、ということを
腹の鈍痛と落ち込みによって何度も気づかせてくれる
時間なのかもしれない。