おじさんの、おじさんによるおじさんのための?フェミニズム研究
コロナ感染拡大をきっかけに急激に読書量が増えた(週1冊超)。
気がつけば「女性作家(タレント)」の著書が目立つ。
まず「女性」であることを武器に勝負している方々。
デヴィ夫人。何せ著書のタイトルが「選ばれる女におなりなさい」
夫人とは「売り」が違うが、ゆうこすは「女子が憧れる女子(モテクリエイター)」を目指す武闘派である。
そして「ブスのマーケティング戦略」田村麻美氏も、自らを「ブス、ブス」と連呼しつつ、そこには「女性」性を押し出した差別化戦略を打ち出す。
極めつけは、二人の元キャバ嬢のシンデレラストーリー。
まず、エンリケ。一時期、ネットニュースで目立っていたが・・・
そして最近読んだのは、みゆう「好きしかいらない!最速でなりたい私を手に入れる方法」
デヴィ夫人も、ゆうこすも、田村麻美も、エンリケも、みゆうも、それぞれの個性は違えど「目的・目標」のために自らを「女性としての商品」として磨きマーケターとして逞しく生きているという点は共通である(と思った)。
しかし。。。
一方で「女性」として特別扱いされることに嫌悪感を感じる方々もいる。
母ではなくて、親になる(山崎ナオコーラ)
信仰(村田沙耶香)
女が死ぬ(松田青子)
いずれも、「女流作家」である。
そして「女流」と表現されることを嫌悪する。確かに「女流」だから何なの、とは自分も思うが、いまだこのような表現は日常的に見かける。
「男性作家」とは言わないよな。
どうやら「女性の世界」は奥が深い。。。
あ、既にこの表現がまずいか・・・
自分を「おじさん」と呼ぶが「おじさん」というアイデンティティとは?
そう、何となく「女流作家」の著書に魅かれて読み始めたものの自分は女性のことをわかっているのか、わかっていないのか、わからなくなった(なんのこっちゃ)。
そしてとうとうここに行きつく。
世界一やさしいフェミニズム入門 早わかり200年史」(山口真由)
200年もの歴史をよく単行本にまとめたものである。
ただ、膨大な情報がコンパクトに収まっているため消化不良の点は否めず、タイトル通り「入門」したに過ぎないのが正直なところである。
ただ、このフェミニズム運動を知らずして、ダイバーシティ&インクルージョンは語れない、とは強く感じた。まだまだ勉強不足だ(勉強するの?)。
最後に、女性による著書であるが、フェミニズムなんてテーマとは別世界の読書を思い出して癒されたい。
愛菜ちゃん。。。いや愛菜さんのフェミニズム論って聞いてみたい気も・・
ちなみに私の「推し」は「ヨジャグル」である。「女性好み(変な意味でなく)」の一貫性には自信を持っているのである。
今回は「女性」をテーマに読書を振り返ってみました。フェミニズムを論じるにはまだまだ理解が足りませんが、ダイバーシティという観点では、私の目指す「キャリアコンサルタント」の知識にも必要な知見であるとも思い、自分なりに研究していきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。