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娘のような”ゆうこす”の共感SNSを”ゆんころりん”が見習い、自分の立ち位置を決める

今回は、元HKT48の”ゆうこす”(本名 菅本裕子)の著書「共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る」を読了した感想を綴る。

HKT48と言えばAKB48から一時移籍した指原莉乃が頭に浮かぶものの、それ以外の知識は皆無、当然この方(ゆうこす)のことも予備知識ゼロであった。ただ、SNSを2年ほど前から開始した自分にとって、若い人から絶大な支持を得ているという評判が気になっていていつか読んでみようと思っていた。

表紙の”かわいいキャラ”写真から、”ゆるゆる”っとした内容と人間性を想像していたが、読んでその考えは一変した。

とんでもない”武闘派”である笑


目的のために時に大胆な行動に出る突破力には「恐れ入った」感があった。例えば「人脈は死ぬ気でつくる」という節では、憧れの見城社長(幻冬舎)に90分会うためにタイムバンクに110万投資して会ってもらう(出会い方のインパクトで人脈形成につなげる)とか、堀江貴文氏に会う際は、会場の店の前で生配信をして待っているとか、「どうしたらこの人の記憶に残るんだろう」と考え工夫し、投資している。
事業も展開しており、立派な”実業家”であると受け止めた。

そもそも、本書は「SNSのノウハウ本」ではなく、自分を商品として磨きマーケターとして生きるための指南書である

自分の中で思い出すのは、これである▼

おお、91のスキ!💗
それはさておき、本書では”自称ブス”の筆者が、良き伴侶を見つけるために自分の強みを活かして「ブスが生きるための戦略」を必死で考え行動した。
ゆうこすが語るのも、”モテクリエーター”なる独自の立ち位置を決める(ライバルの少ない市場での第一人者、ニッチ戦略)ことで特定のターゲット層にアピールしたことが総フォロワー数150万人/うち女性8割(著作当時)につながっている。
その原点は「モテたい」という自身の思いであり、その理由や想いを発信することで「共感」を生み出したのである。

さて、自分自身に立ち返ると”ゆんころりん”の立ち位置を変える時が来た。これまで企業戦士?として営業・企画・人事(採用/教育)と多岐に亘る職務を経験してきたが、この3月、社内研修機関の責任者としての役割を終えることを区切りとして、60歳以降も見据えた新しい働き方・生き方を考え始めている。潮時って大事なよな~、良い節目をもらったと感謝している。
自分の経験やスキル、やりたいことの棚卸をしたことで、ぼんやりと方向性は見えてきた気がする。ゆうこすのような活力は出せないかもしれないが、しっかりと「おじさんの立ち位置」「おじさんのニッチ戦略」を定めていきたい。つまり、こういうことである。

娘ほどの年齢の”ゆうこす”から、おじさんは  「学び」と「勇気」をもらった


<以下、本書の要旨>
HKT48脱退後、一時ニートとなるも"モテクリエーター"として独自の立ち位置を確立、SNS総フォロワー150万人を持つインフルエンサーに
#SNSの自分づくり
やりたいことや方向性を語り思い入れを持ってもらう
・ブランディングー「ゆうこす」の夢やストーリー
 ①どんな主人公で②ストーリーで③誰に見てもらうか
 「ぶりっ子界のトップになる」
・呼び捨てしやすい名前/真似しやすい立ち位置
唯一無二の肩書を創るーモテクリエイター(ニッチ)
・理想の最終回ーストーリー
#知名度ゼロからフォロワーを増やす
・共感+メリット=フォロー
 発信力→影響力
・SNSは一冊の本づくり
・Twitterーリツイートしたくなる投稿(共感)
・インスターググる<タグる
 若い人はタグから考える
・ライバルが少ない第一人者を狙う
#フォロワーをファンに
・応援したい、と思ってもらう(熱量)
・階層分け(可処分時間=熱量)
・トラブル・失敗は全部見せる=好きが増すチャンス
・感謝の気持ち(褒めティティ)
#ソーシャルパワーを仕事に /ブランドづくり
・仕事は自分でつかむ/人脈は死ぬ気でつくる
 いかに興味を持ってもらえるか、面白いと思ってもらえるか
・インフルエンサー=プロデューサー
・DPCAサイクル(まずDo=発信

最後まで読んでいただきありがとうございます。
これまで我流の投稿でしたが、noteマニュアル本も購入して「型」も学んでいきたいと思っています。

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