学習の4つの段階
こんにちは心理カウンセラーのじゅんさんです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます(*^^*)
今回のテーマは、【学習の四つの段階】についてお話ししていきたいと思います。
1.NLPとは
NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。
元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。
彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。
これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。
NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。
N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています
NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。
これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています
NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。
2.学習の4つの段階
それぞれの分野で活躍している方を少しイメージして欲しいんですね。
【ベテラン】とか【達人】とか言われる方ですよね。 そんな方に【共通していること】があるんですね。
それは【無意識に実践できる】 または実践できている状態、これが一つ挙げられるんですね。
学習の四つの段階とは? どんなことなのか。
これは【学習】にはその【習得の度合い】によって、【四つの段階】があるという考え方ですね。
【学習の四つの段階】
【第1段階】【無意識的・無能】…知らない学んでない
【第2段階】【意識的・無能】…知識はあるが出来ない
【第3段階】【意識的・有能】…意識してなら出来る
【第4段階】【無意識的・有能】…無意識に出来る
【第1段階】【無意識的・無能】
これは【全く学んだことがない】 、または、【全く知らない】という状態を表します。
【第2段階】【意識的・無能】
これは【知識はある】が、【思うように実践できない】。 段階ですね。
【第3段階】【意識的・有能】
意識してならできる。 実践できる。
技術を使って【意識的に行えている】という状態ですね。
【第4段階】【無意識的・有能】
これらは【無意識的】に行うことができる【達人】とか【ベテランさん】とか、そんな段階ですよね .
今回は私が介護福祉士の専門学校に通い、介護福祉士として働いていた経験を例に挙げてお話ししていきたいと思います。
まず【第1段階】【無意識的・無能】についてお話ししていきたいと思います 。
これはですね、【何かを学習する以前の段階】を意味します。
例えば私であれば【介護福祉士という資格がある】ということすらも知らない段階ですね。
そしてもちろん私は介護もできないので【無意識的・無能】ということになるんですね。
そして 【第2段階】【意識的・無能】。
私は介護福祉士の資格を取る為夜間の専門学校に3年間通っていました。 日中はグループホームという施設で働いていたんですね。
この通っているという時。【学び始めたという時】なので、私の時であればこれは【意識的】ということになるんですね。
ただ学校では座学、介護技術とか。 後は認知症理解のための心理的学び等を行っている段階なので、実際の現場では現在は働いていないという状態ですね。もし行ったとしても思うように動けないので【無能】です。
次に【第3段階】【意識的・有能】
ここでは介護福祉士の資格を取って私は特別養護老人ホームというところに就職して、働き出したんですね。その時の私がこの段階にあたります。
不慣れではありますが、学んだ技術、認知症の理解、心理学的な学びを活かして、【現場で介護が実践できる】という状態ですね。そういった学びを活かして、認知症の方とのコミュニケーションを取ったりとか。 その現場で働いていることができているということ。
そして【第4段階】【無意識的・有能】
この段階は冒頭でもお話ししたんですが、【ベテラン】とか【達人】とかそんな方や、無意識に実践出来る段階です。
【実践】と【繰り返し】で【習慣化】されて【意識しないで】それらを使っている状態と言うんですね。
先ほど例に上げた私の介護の現場であれば、 例えばですね、その施設に入っている方を利用者さんと言うんですけども、その一人一人に合った個別に合ったケアプランの作成がスムーズに出来るとか。
どのような介護が必要なのか?ということを個別で理解して、実践で応用出来る。
また、就職して間もない 新人さんに対して、その方が現場でどのように介護をしたらいいのかとか、何かつまずいているような時にサッと助言ができたりとか。そんな状態ですよね。
または例えば施設内で勉強会などがあったらその勉強会を主催しプレゼンテーション等で介護技術のお話をしたりとか。
現場の改善点等について伝えたりとか。そんなことができる状態とも言えますね 。
そして余談ですが、 たまにいらっしゃるんですよね。
「なんだか胸騒ぎがする」というような感覚で、ある利用者さんの部屋に行ったら、ちょうど危険な場面で 、【未然に事故を防ぐ】といったことがあります。
これは【無意識が働いている】と考えると、この第4段階には入りますが、 そのスタッフの方はまだ仕事覚えたての【経験の浅い方だった】んですよね。
なので、段階で言うとやっと仕事ができるといった段階だったので2~3の段階ですよね。
これもしかしたら、【 第六感が働いていた】のかもしれませんよね。
昔から日本には【虫の知らせっていう言葉】がありますよね。
【言葉は体験が作る】んですね。(詳しくは↓の記事で書いています(^-^)興味がある方読んでいただけると嬉しいです)
言葉は体験が創り出す。|心理カウンセラーじゅんさん @ch87619600 #note https://note.com/healing_jun/n/n28189d3c6937
まだまだ私たち人間には、 秘められている【無意識の領域の部分】があるのかもしれません。
はい、余談でした。
これが【学習の四つの段階】についての説明となります。
そして過去の記事やラジオで脳の【記憶の定着】についてお話ししたんですね。(詳しくは↓の記事で書いています(^-^)興味がある方読んでいただけると嬉しいです)
記憶の定着。|心理カウンセラーじゅんさん @ch87619600 #note #おうち時間を工夫で楽しく https://note.com/healing_jun/n/n44c63a9c5ae6
そのポイントとして脳は【インパクト】と【回数】によってプログラムされるとお話ししました。
今回のこの【学習の四つの段階】についてもポイントはこの【インパクト】と【回数】ということになるんですね 。
【無意識】に行うレベルになるには、【インパクトのある体験】と【回数を繰り返す】ことが必要になってくると言われているんですね。
私自身はこれに【楽しさ】という部分がプラスされることが【とても大事】かなとも思ってます。
このことによって 自分自身が【生き生きと目の前のことに取り組む】ことになって、より早く第4段階の【無意識レベル】に行くことが可能なのではないかと感じています。
皆さんが最近取り組んでいることや、最近始めたこと。
【4つの学習段階のどこに自分はいる】のかな?とか一考してみるのも、 【自己認知】となって、良いかもしれませんよね。
これから【取り組むべき課題】や【進んで行くべき道】が見えてくるかもしれませんよね。
今回は【学習の4つの段階】についてお話しさせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^-^)
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