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メタモデルの質問(省略) ・メタモデル④

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます 。

今日は雨が降っていて、気温が下がって過ごしやすいなぁとホッと少ししていました。ここ連日暑かったですからね(;^_^A

ただ週明けまた気温は上昇して暑くなるみたいなので、気付かない脱水症状になる方も多いので気を付けていきたいですよね。

私も水分補給をして、暑さ対策していきたいなと思ってます(^-^)

皆さんもお忙しい時かと思いますが、体調を崩さないようにしていってくださいね。

今回は【メタモデルの質問(省略) ・メタモデル④】について話していきたいと思います。 

1.NLP

NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。

元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。

彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。

これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。

NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。

N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています

NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。

これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。

NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。

2.メタモデルの質問(省略) ・メタモデル④

NLPという心理学的手法があります。これは脳の取扱説明書などとも言われています。 

このメタモデルとは1970年代に、優れたセラピストのパターンを分析した理論のことをメタモデルと言います。

 メタとはギリシャ語で「~を超えた」「全く違うレベル」などを意味する言葉です。

簡単に言うとメタモデルとはコミュニケーションを正確に取り戻していく方法のことです 。

このメタモデルについて気になった方は①~③を読んでいただけると嬉しいです。

メタモデルについて①

情報を補う方法メタモデル②

可能性を広げる質問メタモデル③


そしてこのメタモデルで重要になってくる言葉をいくつか最初にお話ししますね 。


【メタモデルの言葉の表現】
表層部…言葉として表している部分
• 深層部…体験の全体
• 省略…情報の省略
• 歪曲…個人のフィルター
• 一般化…普遍的な同じ意味を持つ言葉



今回はメタモデルの省略に関した質問についてフォーカスして、お話していきたいと思います。

省略に関しては相手が使っている言葉の名詞と動詞に意識を向けることがポイントになります。

そしてその会話の言葉の中に「抽象的な表現はないかな?」と考えてみることなんですね 。

私たちが体験した情報は深層部に多くの情報が入っています。
この深層部の情報はその人の体験そのものですから、当然とても具体的な内容なはずですよね。

しかし、それを私達は誰かに言葉で伝える時に省略されていて、その情報が失われて。抽象的になって表されているんですよね。

話の聞き手、受け取り側は当然抽象度が高ければ勘違いしたり、受け取りづらくなったりしているんですね。

ここで二つの例文を出してみたいと思います。 

3.2つの例文

【職場での悩みを持つAさんの話し方】

パターン①「最近私は同僚と人間関係がうまくいっていないんです」
パターン②「同僚はチーム内の話し合いの時に他の仲間の意見を聞き入れないで自分勝手な行動をするんです」 



パターン①を聴くと、抽象的でその同僚とその人はとても深い問題があるのかなと思います。
時間をかけて解決していかないといけないかなと思うかもしれません。

パターン②の内容を聴くと、より具体的になったのでいくつかの問題解決に向けて話し合っていけるかもなと思ってきますよね。

そしてこのパターン①の表現をすることにより、実は自分で自分に対してこの「同僚とは人間関係がうまくいっていない自分」だと、自分にラベルを貼ってしまってる可能性もあります。

人の意識、私たちの脳はシンプルにこの世界を捉えようとする傾向があると言われているんですね 。

実際はその同僚の仲間の意見を聴き入れない態度が気に食わないだけかもしれないですよね。

このAさんにとっての問題は 、

同僚と人間関係がうまくいかない=同僚が他の仲間の意見を聞き入れない態度が気に食わない

となっている可能性があります。

私たちはこの一般化・単純化した評価を、自分の強い思い込みが原因でそのように理解していることがよくあります。

よく人は第一印象で決まると言われます。

例えば新しい職場に入った時に、とても明るい上司に 「おはよう!はじめまして」と優しく声をかけてもらえたら、「この上司はとても明るくて優しい人だなぁ」と肯定的なイメージを持つかもしれませんよね。

しかし、逆にその上司に先ほどまで他の人には明るかったのに、自分の時だけ無視をされたら、 なんだか「この人は気分にムラがある人なのかな」という否定的なイメージを持つかもしれません。

一旦このようなラベルを貼ってしまうと、その視点。自分の掛けているフレーム(額)でその人を見てしまうようになって、その後もそのフレーム内でその人を判断してしまうということになります。

では、先ほどの同僚と人間関係がうまくいってないという表現の中から、抽象的な表現を探して省略された情報を取り戻す質問を考えてみましょう。

これは抽象的な部分は「人間関係」と「うまくいっていないですね。

なので、 ここでの質問は


【省略された情報を取り戻す質問】
①「 同僚との人間関係は具体的にどんな関係ですか?お話してもらってもよいですか?」
②「同僚とうまくいっていないというのは何がどのようにうまくいってないんですか?聴かせてもらってもよいですか?」


など、このような質問をすることで、Aさんが自分に貼っていたラベルに自ら気づいて。その状況をAさん自ら変えることができてくるようになるんですね。

このように、その人なりの問題を「同僚とうまくいってない自分」と状況を一般化して抽象的に捉えてしまうことで、自分自身の問題を解決しずらくしていたとも考えることができます。

動きのある言葉の「動詞」と固定されている言葉「名詞」とどちらが変化しやすいでしょうか。

そう。これは動きのある言葉の方が変化していく可能性が高いですよね。「人間関係」とか「問題」という言葉は本来は、動きのある言葉だったものが「名詞化」されて、固定された言葉となってしまったんですね。

このことから「人間関係に問題がある」という表現を使ってしまっているため、問題が変化しずらくなったと自ら思い込んでしまったとなります。

このようにメタモデルの質問をすると可能性を広げて、自らの思い込みに自ら気づいて。そこから自分自身で問題解決の糸口を探っていくということができてくるようになります

今回はメタモデルの質問(省略)メタモデル④についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました

それではまたお逢いしましょう (^-^)

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