人気の記事一覧

【感想】成瀬は天下を取りにいく 作者をTVで見たので読んでみた。てか、オーディブルになってたのもすごい。ラストの成瀬目線の物語がとても爽やか。人の目を気にせず我が道を迷わず歩む主人公。それでも心は揺れ動く。それが微笑ましく、可愛らしく、愛おしい。私の傍にも成瀬がいたらと思えた。

【感想】爆弾 ワンシュチュエーションのドラマネタを探していたためか、この取調べ室のやり取りに釘付けになった。映像化するならスズキの役は誰が適役だろう。 スズキの言う欲望とは何を指す?負の我欲を大袈裟に…いや欲するのだからやっぱ欲望?と脳内で1周回る。それが奇妙に愉快になった。

【感想】おれは一万石(8) 前回集めた米で儲けようとする藩に対峙する。相手は老中が絡んでいる。一万石の小藩が権力に立ち向かう。家臣・植田と両替商・房太郎が活躍した。 オーディブルでは1冊5時間だが、分量的に2時間の映画を観る感覚。電車や風呂の中でも聴く。時に寝落ちる所が乙なのだ。

【感想】無敵の思考 本屋に「気にしない生き方」が積まれていた。この人、割と本書いてるんだへぇーと改めて知った。 この人は頭が良いんだか、ケチなんだか結局よく分からなかったが、幸せな人だとは思う。 そんな風には生きてみたいとも思わないが 友達にいたらしいかも(いや、めんどくさいか)

【感想】おれは一万石(17) 銚子大橋は思い出がある。娘のバレー部が銚子、野球部の息子が波崎で同時に行われた。私は利根川を何度も往復をする。波崎とは銚子の対岸、茨城県神栖市。今考えても愉快だ。物語の舞台ど真ん中である。江戸時代に大橋はない。船だろう。大橋なら車で1分。やっぱ愉快だ

【感想】烏に単は似合わない 「後宮の烏」と「後宮の百花輪」のいいとこ取りの内容だった。「少女漫画・中華・後宮 」ってなると似ちゃうのかしらん。だったら「後宮の烏」が一番面白い。 似た設定なら(漫画だけど)「薬屋のひとりごと」もイイ。漫画アプリで無料で読むと細々すぎて疲れるがね。

【感想】一人称単数 気分転換に聴いた。が、自己満足な話しを聞かされている様だった。ハルキは高慢なクソ人間か?そこでレビューを見た。ファンは絶賛している。謎だ。皆気取った読書家なのか? ↓コチラの感想が一番納得した。もうこの本は削除だ。 https://ameblo.jp/kasakot/entry-12614967717.html

【感想】おれは一万石 あれこれ読み散らしている。時代劇を読んでいた為かサジェストされる本は時代物が多い。で、これを開いてみた。1万石に婿入りした男が藩政を立て直す話。中小企業に入った男が経営を立直す物語と似ている。賢くはないが諦めが悪い主人公。根性で障害を乗り越える。こりゃ面白い

私の耳活事情/Voicyで広がる世界

4か月前

【感想】おれは一万石(7) 買米の触れが出た。各藩は確実に行わせる義務がある。そんなシステム初めて知ったが米問屋の負担は大変だ。主人公が頭下げっぱなしなのもよく分かる。飢饉でも米は「ある所にはある」と何度もセリフに出た。現代でもある所には(金が)ある。経済に時代は関係ないのね。

【感想】おれは一万石(13) 「尊号・大御所」事件が起きた。キタキタ!と心躍るもただの背景だった。トレビアもあった。武家は火事にあっても表門が残れば格式は保たれるとな。火事は恥となり例え放火でも面目のため「焚火」と言い張るそう。火消しの表紙絵はその場面。なんと厄介なプライドだこと

【感想】おれは一万石(14) 定信の出した棄捐(きえん)令で経済が乱れた。巡り巡って殺しの事件に巻き込まれる。そんなややこしい物語を良く思い付くもんだ。創作ってほんと悩ましい。ラストはタイトル通りの「商武の絆」でまとまってるのがニクイ。人と人はどの時代も「信用」で繋がっている。

【感想】家康、江戸を建てる

【感想】おれは一万石(3) 一難去ってまた一難。藩の隠れた借金をすぐに返さねばならなくなる。そして醤油の輸送に。 うちの子の恩師のご実家は銚子の醤油屋さんだ。魚を煮ると美味い。なので我が家はずっと銚子の醤油である。そんな自慢の醤油が物語に出てた。題名の「紫」は醤油の紫。粋だなぁ。

【感想】おれは一万石(10) 春の田んぼを見たくなり白川郷へ行った事がある。水を張った田に空の青や新緑の山が映る。春風に揺れる植えたばかりの小さな稲。瑞々しい景色だ。農家は田に沢山の手間をかける。物語はそんな田を放棄する百姓達がいた。年貢で追い詰められたのだ。コレは聴いて辛かった

【感想】おれは一万石(11) 几帳面で真面目な勘定方・井尻が繰綿の信用売買をしてしまう。ああ、素人の信用売りは現代だって怖い。なんてこったとハラハラした。 そこで分かったのが、一番必要と思われる東北に真綿はまだ少なかった事。寒かったべなぁ。安く流通してくれぇと思いながら読んだ。

【感想】壬生義士伝 アマプラで映画を観て、原作に戻った。3度目の壬生義士伝だ。大好きなのは主人公の一貫した義の本意か。それとも南部訛り?東北の訛りは心地よい。上野駅へ聞きに行く気持ちは良く分かる。ラストの「拝啓 寒中之砌」は心打つ。南部の未来を足軽の子に託した手紙は毎回涙流れる。

【感想】おれは一万石(5) 表紙絵の筏は材木運搬の様子だ。寺普請用の材木を問屋が仕入れ運搬する。それを主人公は霞ヶ浦で守った。すごい苦労だ。 材木の優劣に節の有無がある。近年はその節が個性だとあえて生かしたテーブルも流行ってる。立派な1枚板が伊勢丹で100万してたのを思い出した。

【感想】おれは一万石(4) 変わらず藩内の妨害が酷い。悪意丸出しだ。現代なら警察モン。モラハラだって訴えられる。現代には尊厳がある。 身分差は悔しい事がいっぱいだ。さぞ下々には生きづらかろう。でも…作中の下々には人情がある。助け合い生き生きと生きている。現代に欠けたものがあるねぇ

ボクが愛してやまないこと

1か月前