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川沿いの散歩のお供に、耳をふさがないイヤホンでエッセイを聴いてみた【耳活ウォーキングレポート】
こんにちは。audiobook.jp運営のイトウです。
花粉が収まり、気温も上がってきて、少し暑い日もありますがお散歩にぴったりの気候になってきましたね。
現在audiobook.jpでは、「耳活ウォーキング2024」キャンペーンを開催中です。「耳活ウォーキング」とは、読書とウォーキングを一緒に楽しむこと。
このキャンペーンに合わせて、これからaudiobook.jpスタッフが、耳活ウォーキングをやってみたレポートを毎週お届けします!
▼耳活ウォーキング2024はこちら。
耳をふさがないイヤホンを試してみた
普段は、オーディオブックは掃除や洗濯、食器洗いなどの家事をしながら聴いていて、あまり外ではオーディオブックを聴いていないのですが、お散歩日和の日が増えたので、外で聴いてみることにしました。
自宅では主にiPhoneのスピーカーでオーディオブックを聴いていて、掃除のときなど移動が多い家事の時だけイヤホンを利用します。でも、実は耳の奥まで入るイヤホンが苦手なので、外に持っていくなら周りの音も聞こえるようなイヤホンを試してみたいな…と思っていました。
そこで今回は、キャンペーンに合わせて新しいイヤホンを買ってみることに。
今回試してみたのが、こちらのイヤーカフ型イヤホン。
耳の奥まで入れるのではなく、耳に挟んで耳の入り口あたりから音が聞こえるタイプ。これでも結構しっかり聞こえます。
これを両耳に装着して、お散歩に出かけてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716372559626-IYHgRxewJc.png?width=800)
イヤーカフ型なら、少し静かなところがおすすめ
こちらのイヤホンを両耳につけて、いざ出発!
まずはこちらの『もうあかんわ日記』(岸田奈美著、ライツ社)を聴いてみました。数年前に本も読んでいて、内容は頭に入っているのですが、今またちょっと聴いてみたいなと思っていた本。37日間のnoteを音声化をしたもので、1つのトラックが10分前後で聴けるので、景色を楽しみながらお散歩するのによさそうだなと思い選んでみました。
イヤーカフ型だと、車の音や後ろからやってくる自転車の音なども聞こえて安全に耳活ウォーキングができるのですが、大通りだと車の音も大きく聞こえて、オーディオブックの声が少し聴き取りにくいです。
家の近くを流れる川沿いの遊歩道までいけば、周りには車が通っていないのでとても快適に聴くことができました。
また、住宅街の細い道なども大通りのように車の音がせず静かなので聴きやすかったです。お使いのイヤホンに合わせて、安全かつ聴き取りやすい散歩道を選ぶのがおすすめです。
オーディオブックの内容はぜひサンプルを聴いてみていただきたいのですが、著者の身の回りで起こる様々な「もうあかんわ」な出来事のラインナップと、ユーモアセンスあふれる例えやツッコミ、おだやかな日と「もうあかん日」の緩急がすごすぎて、まるでジェットコースターのよう。絶対自分がその状況になったら大変なのに、書き方がユーモアたっぷりなので、思わずふふっと笑えてしまいます。
川沿いを歩きながら、何か聞いてふふっと笑っている人はちょっと不気味かもしれないな…と思ったので、人とすれ違う時だけは真顔になるように気を付けながら散歩しました(笑)。
歩きながら旅の本を聴くのも楽しい
『もうあかんわ日記』を聴き終えた後に選んだのは、『旅ドロップ』(江國香織著、小学館)。
著者が世界中のさまざまな場所を旅した際の話を綴ったエッセイ集です。こんな風に世界のいろんな街を少しずつ見て回れたらいいな、行きつけのお店や思い出の場所が街ごとにできるって素敵だなぁと感じる1冊でした。
パリやニューヨークの街を想像しながら、家の近くを歩く…という、日常と非日常が混じるような不思議な体験ができました。
こちらは1トラックが3~4分とさらに気軽に聴けるので、街中などを散歩していて他のものにも気を配らないといけない場合でも聴きやすいと思います。
今回は2時間ちょっとの散歩で、1話ずつが短めのエッセイを2冊聴いてみましたが、今度はもっと長い作品や小説も聴いてみようと思います。
ぜひ皆さんも、お好きなお散歩シーンに合わせて本を選んで、耳活ウォーキングを楽しんでみてくださいね。
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