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耳から始まる私の新しい習慣

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間/先崎 学 を読んで

2週間前

【感想】ついていったらこうなった まぁこれは「変な家」のキャッチセールス版か。なんでこれを読んでしまったんだろ。 登場するのは人を騙そうとする輩ばかり。なので胸糞悪くなってくる。何となく怖い「変な家」の方がまだ読後の気分はいい。悪霊より生きた悪い人間の方が穢れているのかもしれん。

【感想】マチネの終わりに 長かった。長い長い知的な大人の恋だった。「結婚を止めるために来た」なんて台詞カッコ良すぎ!三谷の横恋慕には腹が立ったが2人は崇高な精神で乗り越える。 スタートの序章は始めに読むと意味不明だが、最後に読み返すと物語が見事に着地した。腑に落ちたって感じかも。

税金でこれ以上損をしない方法 40歳で資産1億円を達成した税理士がやった「手取りを増やす」全テクニック/永江 将典  を読んで

忙しい人にこそ「耳活」を推奨したい

4か月前

【感想】百鬼夜行陰 一話目は知っている話だった。そうそう京極氏はこんな風。夜に読むと怖い。それがイイ。癖になる。障子の目なんかゾクゾクする。トイレ行くにもビビる。 お化け屋敷は驚かすから嫌い。ホラースポットへ行くのはアホ。本を読んで怖がるのが一番だ。人間の欲望と苦悩が沁みるのでね

【感想】鹿男あをによし 鹿島神宮はいい所だ。鹿はいるし、刀を祀り、鎮守の森も、さざれ石もある。そこから来た男なら運び人に適している。神話を織り込んだファンタジーだが、辻褄が合い面白く、美しい鹿は想像できた。間違いなく月夜に映える。弱々しい小川がイトの為に願いを使うのが男らしい。

川沿いの散歩のお供に、耳をふさがないイヤホンでエッセイを聴いてみた【耳活ウォーキングレポート】

親孝行ホカンス、行き先は…

【スタッフのおすすめ】現代の「地底旅行」を楽しむ『地球の中身 何があるのか、何が起きているのか』

やりたいことをやれ/本田 宗一郎を読んで

【耳活】家事・移動のお供のコンテンツが多すぎて・・・♯087

悩みが消える「勇気」の心理学 アドラー超入門/永藤 かおる、岩井 俊憲 を読んで

1か月前

【感想】成瀬は信じた道をいく ゼミ仲間が絶賛していたのでシリーズ2も読んだ。 どこまでも真っ直ぐな成瀬はまた夢を叶える。なのにちっとも浮かれない。大概成功をアピールしそうだけど、そんな事はしない。承認欲求がない所が清々しくてお見事だし、周りの人物も良き理解者達だ。面白かったぞ。

【感想】流浪の月 生き辛い男女が生きる場所を得る話だが、生き辛さの内容が辛すぎた。読み続けるのもキツい場面もある。クソ男や無責任者がしつこくまとわりつき、DV虐待ネグレクト、ステレオタイプの母親もいた。「第二次成長期が来ない病気」は知らなかった。事実と真実は違う。本当それに尽きる

【感想】メガバンク銀行員ぐだぐだ日記 管理された職場は藩組織の様だ。上役に目を付けられるとか励まされるとか。半沢直樹より時代劇の藩士達にイメージは近い。ウチの担当だったM銀行の彼も保険だ投信だと勧められサクッと転勤して行ったっけ。彼は元気にやっているだろうか。久しぶりに思い出した

【感想】コールセンターもしもし日記 ドラマ『太陽の末裔』を無理して見納め目が冴えた。なのでその勢いまま聴く。ラスト10分でイヤホンのバッテリーが無くなりトイレに行く間チョット充電。最後まで読了したら朝だった。面白いから聴いたのだが、徹夜したとは私まだイケるかも。1番の感想はそこ。

新宿地下道ウォーキング【耳活ウォーキングレポート】

【子育て日記】耳活のススメ

2か月前

【感想】青い壺 何だこの細かい心理描写は。主婦の気持ちなど小気味いい。昭和レトロな語り口、お金持ちの我儘、戦争を乗り越えた達者な老女、感謝すらしない人々、高級ブランド、変なこだわり、登場人物が向田邦子のシナリオみたいだった。全てが細かく生き生きと描いてある。もう、一読三嘆だった。

科学がつきとめた「運のいい人」/中野 信子 を読んで

1か月前

【感想】木挽き町のあだ討ち これは大掛かりな大芝居だった。仕掛けた登場人物は7人。「大人が本気で演じるから面白い」このセリフにはジワる。 中盤までのそれぞれの人生語りは後半に生きてくる。作者も後半の執筆に力が入ったのではなかろうか。 人生って、こんな良い出会いが、あるんだなぁ。

【感想】ディズニーキャストざわざわ日記 このシリーズは職業本というより人生本だと気付いた。60過ぎた方の現在の仕事で見える景色を、そのまんま描いてある。若者にはない、経験値がさせるゆとりや優しさがとてもいい。剥き出しにはしないが人間らしい嫉妬もある。そんなところが愛おしくなる。

【感想】残酷すぎる幸せとお金の経済学 お金が満足の基準になるのは、それだけ社会が不安定だからか。30年前と今では豊かさも違う。今の方がずっと暮らし辛いし子供も育てにくい。金に目が行くのは当然だ。人間関係が大切とはいえ日々の暮らしがギリならどうすればいい?私は祈る事しかできないが。

【感想】汝、星のごとく こんな愛があるとは。いつまでも余韻に浸った。親に振り回される主人公を読み進めていたが「それはヤングケアラーです」のセリフが出るまで私はソレだと気付かなかった。ドキリとした。ど真ん中に居ると感覚が鈍るのか。模擬体験をした気分だった。 穏やかなラストが染みた。

【感想】私とは何か レビューに「小説を読んでも分からない部分が理解できた」とあり読んでみた。「分人」とは上手い表現だ。自分なりに考えてみたら「ねこ坊主」さんを思い出した。マイナス思考だった頃の自分は周囲の人のせいだと分かりスッキリだ。 https://www.instagram.com/p/C3NMxpBPkRW/?igsh=MXJoZTF1M3N1aXl5cA==

一生頭がよくなり続ける もっとすごい脳の使い方/加藤 俊徳 を読んで

【感想】1%の本質を最速でつかむ理解力 内容は普通だが、感覚をここまで言語化する作者は凄い。伝えたい事を分析し、工夫して表現するのは思考力強化になる。感じた事を言語化してゆけば見えなかった物も見えてくる。構成を習得したい私もちょうど言語化の訓練を意識している(なかなか出来んけど)

【感想】上流階級 富久丸百貨店外商部

【感想】芸能界 これはリアルなのだろうか。良く知らない世界だが、不安定具合は良く分かる。溺れる者、勘違いする者、足を掬われる者。ここは生き馬の目を抜く様な世界だ。ラストはいい話になっていて少しホッとした。 にしても、普通が一番と思えるのは普通な事しかできないからだとつくづく思う。

【感想】マンション管理員オロオロ日記 管理人さんも仕事は地味でハードそうだ。最近は滅多に見かけないが、住込み管理は24時間か?と思ったらやはり定時は8時ー17時。そりゃそうだ。管理組合と管理会社の癒着の苦労が描かれていたが、気持ち良く働ける職場は「三方よし」の精神なんだと思えた。

強欲資本主義―ウォール街の自爆/神谷 秀樹 を読んで

1か月前

10年後仕事で差がつく戦略思考/広瀬 一郎 を読んで

2か月前

会社人生「55歳の壁」突破策/大塚 寿 を読んで

2か月前

【感想】心霊探偵八雲 3話ある内1話で飽きた。心霊現象に見える事件だが、実は違うと解決。登場人物は癖があり王道の小説。そのトリックが知りたく読み進む。トリックこそ物語のテーマ。そして「あーなるほど」とカタルシスを得る筈が …ミステリーは難しい。ふーんで終わるとつまらない。

【感想】三人の悪党 きんぴか 浅田次郎作品は大好きなのだが、これはちょっとなんか…違う。時代が古いからではない。ヤクザや裏稼業なら黒川博之や柚木裕子がイイ。どーも物足りない。なので全く頭に入らず… 興味って何事にも必要だとぼんやり思えた次第。シリーズ化しているが読まないかも。

経済で読み解く地政学/上念 司 を読んで

1か月前

【感想】1973年に生まれて 団塊ジュニアって幾つの人?と考えたら弟が正にそれだった。両親は10歳離れた夫婦なので団塊は母の年代となる。今回初めてそれも認識した。そのくらい団塊ジュニアは別世代の感覚。たが作中には沢山の出来事、歴史が詰まっていた。確かに自分は同じ時代を生きている

【感想】電通マンぼろぼろ日記 このシリーズにハマっている。とにかく面白く 一気に走破する。人生の絶頂期や不運の他、後悔も必ずあり、生きる決意で締めくくられる。プライドを捨て抱えた憎しみを乗り越えるとなぜ皆清らかになるんだろ。この電通マンも人間臭く尊い。生きるってこういう事なんだな

0メートルの旅/岡田 悠 を読んで

1か月前

【感想】サファイア 想定外の終わり方が最高だった。 奇妙な人物が登場し、オムニバスで進んでゆく。消化不良や苦い終わり方が続いたので、きっとこれもとラストの物語を聴き進める。しかし! しっかり作者の罠に嵌められたのか。だとしたら気持ちイイ。読書の楽しさを味わえた。朗読の永作氏も最高

【感想】ひゃつか! 爽やかな青春もの。始めはつまらなく選択ミスかと思いきや、そこは今村氏。ハラハラする場面を巧みに作り物語へ吸い込んでゆく。花屋と華道のトリビアも面白い。しかもさすがは歴史小説家、火消しの舞台も登場。「羽州ぼろ鳶組」を彷彿させる。ラストは今村ワールドに高揚した。

すらすら読める 新訳 君主論/マキャベリ  を読んで

1か月前

超訳 自省論 よりよく生きる/マルクス・アウレリウス を読んで

1か月前

【感想】ラブカは静かに弓を持つ スタートの侵入調査はゴリ押しに見えてピンと来なかった。小劇場の舞台でも『大人の事情』で音楽は簡単に使えない。ともかく物語の軸は主人公のトラウマからの脱却だ。主人公の心理変化が音楽や深海魚とシンクロして胸がいっぱいになった。 美しい物語だなと思える。

ルフィの仲間力 『ONE PIECE』流、周りの人を味方に変える法/安田 雪 を読んで

1か月前

【感想】新・世界から戦争がなくならない本当の理由 池上さんの写真を載せると投資詐欺の様だと思いつつ…。ちょうど朝ドラ「虎に翼」で憲法改正をやっている。池上氏の本は分かりやすい。昔父がことある毎に「敗戦国だから仕方ない」と云った意味を理解した気分。戦後の民主主義をいま一度考えた。

【感想】まいまいつぶろ 脳性麻痺でも将軍職をやり遂げたのだから凄い。 本書は家重と盟友・大岡忠光の苦悩の話し。飲んだくれ家重はない。 増上寺修繕の際の発掘調査で血液A型。身長156.3らしい。 「千代田のお殿様と水道が産湯」が江戸っ子の自慢だったそうだが、確かに身近に感じてくる。

【感想】茜唄・上 今村氏解釈の平家物語。『戦国武将伝・東日本編/西日本編』を思い出す。あらゆる伝記の一節から物語を創作しまとめた本だが、この茜唄もその手法で書いたのではないかと思えた。古文書に精通し創作力もなければ書けない。私なんか今村翔吾すげーってしか言葉が湧かない。ヤレヤレ