【感想】烏百花・蛍の章 2本目のスピンオフ小説。怪我をしたスミオと真赭の薄のその後にキュンとくる。 ラスト一節「諦めましたよ どう諦めた 諦め切れぬと諦めた」(初代都々逸坊扇歌)が胸に刺さり、扇歌の都々逸をググって読んだ。 この本は私に都々逸の面白さを教えてくれた本になった。
11月です。10月は姫路へ旅行した。 目的は雲海の竹田城址。 それと姫路城。 残念ながら雲海は見れなかったが、看板の写真でイメージを補足。 その後姫路城へ。 桜が咲いていれば完璧に 暴れん坊将軍 だ。 心に残ったのは西の丸にある 残された千姫の絵から復元した着物だった。 赤と紺の打掛。黄色の小袖。 写真では分かりづらいが 素材は絹。 内綿でも入っているのか、裏地があるのか。暖かそうだった。 当然だが刺繍も全て手作業の最高級品。 絵柄は振袖屋さんにゆくとありそうな「
【感想】烏百花・百合の章 八咫烏のスピンオフ小説。 今までの脇役達の過去やその後をまとめられている。イメージは今村翔吾の(東・西日本)戦国武将伝だ。 1つの古書を膨らませ、その登場人物に当てである。ちょっ待て、最初の段階で設定として作ったのかもしれん。今更だけどこの作者マジ凄い!
【感想】弥栄の烏 これは前巻「玉依姫」の金烏側の物語。 なのになのにラスト、「雪哉ぁぁぁ!お前どうしちまったんだ!」と叫びたくなった。雪哉目線の物語(本)は後のどれかにあるだろう。しっかりそこで雪哉の心を知りたい。だって、雪哉は最後に涙を流したんだもん。雪哉の葛藤を読みたくなった
【感想】玉依姫 空棺の烏から続く八咫烏物語第5巻。神道の神話がベースで、古事記好きにはたまらなく、のめり込んだ。神話の神々は人間臭く、それが魅力のひとつだ。光には影がある様に荒御魂と和御魂(ニギミタマ)についても描かれている。分霊とか天狗と人間の違いとか、作者の知識に舌を巻いた。
ほうれい線のたるみ改善動画・YouTubeを見ていたら こんなの見つけた。 このノリ、なんて明るいパパなのだ! ウチの父親も、ついでに言えば旦那も、こんなパパだったら良かったのにな! https://youtube.com/shorts/ZeCp-ZTvYfw?si=xtkoaCYcyh-0HK4z https://youtube.com/shorts/ZeCp-ZTvYfw?si=xtkoaCYcyh-0HK4z
【感想】黄金の烏 人気の八咫烏シリーズ。3巻目のここまでがアニメになっている。アマプラで観れると子どもから教わり、イッキ見してしまった。フラフラだ。ほぼ徹夜よ。ますますハマり次へ進む。
【感想】烏は主を選ばない 以前「烏に単は似合わない」 とこれの2冊を読み感動した。で、本屋でまた新しいシリーズを見つけた。いつの間にか何冊も出ており子供らは皆知っていて説明され、負けたと思った。オーディブルでシリーズ第2部4巻まで出ていたのでとりま最初から聞き直す。制覇するぞぃ!
【感想】私が先生を殺した 避難訓練を軸に複数の人物目線で語られ真実を炙り出す。映画「怪物」と同じ手法だが、誰にでもある人間臭さや苦悩があれば共感できるのだけど、この作品には自己中な人物によって真面目な主人公が苦しむので、読了してモヤッとした。残念で悔しくなったのは作品の罠なのかな
【感想】殺した夫が帰ってきました 複雑で巧みに謎を仕込んだ物語だが、主人公の設定は社会問題を都合良く当てはめた様に感じた。軽々しく創作のネタにするなよと不快感が湧く。 とは言え後半から謎が解かれる気持ち良さはある。主人公の真実は想定外で、巧妙に物語を成立させる作家の力技を感じた。
【感想】わたしに会いたい 人生で一大事が起きた時人はどうなるか。受け入れるには時間がかかり、誰かを恨み攻撃し自分も傷つけたりするだろう。シナリオを学ぶ様になって苦しい時ほどネタにしてやると思う様になった。そうすれば客観視し冷静になれる。作者の乳がんもきっとそれなんだなと思えた。
【感想】むらさきのスカートの女 不思議な不思議な物語だった。始め、変なのは紫だと思ったが黄色の方が変だった。というか、紫を取り巻く皆が変。黄色目線の語りなので、黄色の欲目が入り交じっている。ラストに全て分かるコレは ラジオドラマ向けではないか? 物語にはこういう手法もアリなんだな
【感想】言葉の園のお菓子番 連句の話し、祖母の話し、仕事の話しと物語の軸はどこにあるのか良く分からなかった。長セリフも気になる。全て説明セリフなのだ。読み手が心情を想像し消化する隙もない。書き手の押し売りで、シナリオではご法度だ。 とはいえ連句の良さは伝わる。皆優しい人達だった。
【感想】五瓣の椿 通俗小説と云う言葉を知った。これが通俗なら芸術的とはどんな作品を指すのだろう。 本作は何度もドラマ化されたらしい。ついつい通俗は悪い意味に聞こえてしまうがこれは面白かった。時代劇に良くある、誠の心を貫く話しだ。現代では、復讐で人を殺すのは流行らない。そこが通俗か
【感想】三十二刻 ステレオタイプのモラハラ藩主と、強く賢い嫁の話し。それだけ言うとありふれた昔話みたいに聞こえるが、短編小説ながら緊迫感があり面白かった。そこはさすがの山本周五郎だ。 舞台は秋田だったので、東北出身としては身近に感じた。嫁の謎の行動がミステリー要素にもなっている。
うっかりして もう10月になっていた。 先月「もう9月、焦りますね」とゼミの先生が言っていたが 先日「来週は10月。本当に焦ります」とまた言った。 先生は何に焦っているのか 分からない。 まもなく2024年が終わる事を焦っているのか? と解釈したが、 真実は迷宮入り。 耳活もすっかり日常になり 友人との会話でその話をしたり、紹介することも多くなった。 オーディブルの回し者 と言われるほど すっかり耳活にハマっている。 見出し画像は 先日 茨城の「道の駅かさま」で買ってき