【感想】烏に単は似合わない 「後宮の烏」と「後宮の百花輪」のいいとこ取りの内容だった。「少女漫画・中華・後宮 」ってなると似ちゃうのかしらん。だったら「後宮の烏」が一番面白い。 似た設定なら(漫画だけど)「薬屋のひとりごと」もイイ。漫画アプリで無料で読むと細々すぎて疲れるがね。
【感想】無敵の思考 本屋に「気にしない生き方」が積まれていた。この人、割と本書いてるんだへぇーと改めて知った。 この人は頭が良いんだか、ケチなんだか結局よく分からなかったが、幸せな人だとは思う。 そんな風には生きてみたいとも思わないが 友達にいたらしいかも(いや、めんどくさいか)
【感想】成瀬は天下を取りにいく 作者をTVで見たので読んでみた。てか、オーディブルになってたのもすごい。ラストの成瀬目線の物語がとても爽やか。人の目を気にせず我が道を迷わず歩む主人公。それでも心は揺れ動く。それが微笑ましく、可愛らしく、愛おしい。私の傍にも成瀬がいたらと思えた。
スタートは地政学だった。 治水と埋立てから江戸は作られる。 ハマって読んでいた「おれは一万石」が脳内に溢れた。 彼らが活躍する水運の基礎を家康はここで作ったのだ。 「塞王の盾」を思い起こす石切りの章もあった。 石を読む天才もここで登場する。 伊豆の崖から落ちる部活もいた。 江戸城の石垣には 確かに作業による事故死はあったろう。 現代の美しく荘厳な石垣を見ただけでは そこまでは気付かない。 最後の天守閣だが、秀忠の設定にはちょっと意見したくなった。 しかしまぁ、それも
【感想】爆弾 ワンシュチュエーションのドラマネタを探していたためか、この取調べ室のやり取りに釘付けになった。映像化するならスズキの役は誰が適役だろう。 スズキの言う欲望とは何を指す?負の我欲を大袈裟に…いや欲するのだからやっぱ欲望?と脳内で1周回る。それが奇妙に愉快になった。
天気予報で「暑熱順化」って言葉を聞く。暑さに慣れていかねばらしい。ああ暑いのか、嫌だ。私は冬が好き。ピリッとした冷たい空気が好き。 これは昔の職場の先輩の影響だ。物腰柔らかく、家族に優しく、仕事はキッチリの人だった。盛岡出身の彼。今思えば壬生義士伝の吉村に似ている。元気かなぁ。
映画・たそがれ清兵衛 松竹プラスに加入して映画・壬生義士伝からのコレ。こちらは山形の物語。真田広之の殺陣と芝居が素晴らしく、あら?見かけない、いま何してる?と考えれば、なんだべ日本飛び出してハリウッド俳優さなってるわ!と思い出した。 貧乏と正直と剣の達人のセットは私、大好きかも。
【感想】壬生義士伝 アマプラで映画を観て、原作に戻った。3度目の壬生義士伝だ。大好きなのは主人公の一貫した義の本意か。それとも南部訛り?東北の訛りは心地よい。上野駅へ聞きに行く気持ちは良く分かる。ラストの「拝啓 寒中之砌」は心打つ。南部の未来を足軽の子に託した手紙は毎回涙流れる。
【感想】おれは一万石(18) 子どもの頃福島・相馬の海沿いには立派な家があった。父はそれを「鰯御殿」と呼んでいた。昭和の話しである。銚子にある「入梅いわし」は脂たっぷりでめちゃくちゃ美味い。魚油は想像できないがそりゃ臭いだろうね。食べるのが一番だ。銚子のアジフライが食べたくなった
【感想】おれは一万石(17) 銚子大橋は思い出がある。娘のバレー部が銚子、野球部の息子が波崎で同時に行われた。私は利根川を何度も往復をする。波崎とは銚子の対岸、茨城県神栖市。今考えても愉快だ。物語の舞台ど真ん中である。江戸時代に大橋はない。船だろう。大橋なら車で1分。やっぱ愉快だ
【感想】おれは一万石(16) 表紙絵は大名行列だ。行進の声は「下にぃ」ではなく「脇よれぇ」らしい。題名の「出女」は思わぬ人物だ。その出女を連れ往復3泊4日の道中を行く。道中モノの小説は好きだ。「おかげ参り」「一路」特に「流人道中」はいい。平泉・中尊寺での老婆のセリフはたまらない。
【感想】おれは一万石(15) 大奥の滝川が出てくるが、メインは不動産と店子を起業させる話し。土地・屋敷は幕府拝領なので売買できないが町屋敷は交換ができたとトレビアがあった。血が騒いだ。家賃収入の計算や店子探しは大好物だ!「へぇー」も連発する。好きな分野は食い付きが違う。ウケる
【感想】おれは一万石(14) 定信の出した棄捐(きえん)令で経済が乱れた。巡り巡って殺しの事件に巻き込まれる。そんなややこしい物語を良く思い付くもんだ。創作ってほんと悩ましい。ラストはタイトル通りの「商武の絆」でまとまってるのがニクイ。人と人はどの時代も「信用」で繋がっている。
【感想】おれは一万石(13) 「尊号・大御所」事件が起きた。キタキタ!と心躍るもただの背景だった。トレビアもあった。武家は火事にあっても表門が残れば格式は保たれるとな。火事は恥となり例え放火でも面目のため「焚火」と言い張るそう。火消しの表紙絵はその場面。なんと厄介なプライドだこと
読んでいた本で、登場人物が言った。 「決して悪いようにはしない」 はい言った〜 こいつは信用でーきーなーいー と心の中で思う。 これを言う人は ほぼ高確率で嘘つきだ。 なぜそう思う様になったかは、割愛するが……(苦笑) 大概 悪巧み(又は嘘)を腹に持つ人がそれを隠しつつ 相手を思い通りにしようと説得する時に出てくる言葉だ。 当然そいつは善人のフリをしている。 相手が悩めば 悩むほど 信用してもらえないほど ポロっと出てくる。 今読んでる時代劇も、悪者が一生懸命言
今週はお風呂と洗面所、ついでに玄関ドアのリフォーム真っ最中だ。 業者さんが入るので出かけられない。 しかも工事中は3匹の猫を2階の部屋に閉じ込めなきゃなので、そのご機嫌伺いもある。 一番やんちゃな子は声が枯れるほど鳴く。 室内を行ったり来たりしてわめいている。 可哀想になるが仕方がない。 あたしだって洗濯も風呂も入れない。我慢しているのだ。 いや、極楽湯へ通っている。 猫、お前も頑張れ。 そんな日々なのよ。 で、先日2階のデスクで映画を観て過ごした。 猫たちはママがいれ