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安智史「萩原朔太郎と散文詩/「散文詩」をめぐる彷徨」(『現代詩手帖』)/『萩原朔太郎全集 第一巻』/吉本隆明『言葉からの触手』/『埴谷雄高準詩集』

3週間前

ふと思った。小判鮫はあまり良く言われないが、小判鮫には小判鮫としての存在理由があるのだろう。腰巾着も同様に。好きか嫌いかは横に置いておいて、全てのものには存在理由があるのだ。世界には必要なものは全てある。不要なものは全くない。だから無駄に見えるものも、きっと必要な「無駄」なのだ。

私は私の 世界の中心にいて 他者は私の世界のスクリーンに 映るイメージでしかないのか 私は私の 物語を生きて 私の物語が終わる時 私の世界は 消滅するのか それとも 別の私が 新たに生まれるのか ただ 不可知である

孤独に苛まれている人々の悲痛な叫びをよく聞くが、もう少し何とかならないものかと思う。私は孤独をこよなく愛する。しかし、そうでない人の方が圧倒的に多いように思う。人との繋がりを求める、自分の話を聞いてほしい、孤独に耐えられない人々。サポートする社会的なシステムが必要なのだろう。

ああ どこまで歩いて 行くのだろう ああ どこから歩き 始めたのだろう 僕は 僕を忘れて 必死に進んでいるうちに 僕を 見失ってしまったよ

出来事は 様々な要因が 絶妙なタイミングで 重なって 起こる 見事としか言う他なく 神に仕組まれたように 起こるべきことは 確実に起こるし 起こるべきでないことは 確実に起こらない それが全宇宙的に 重なり連動し 見えざる配置で 動いているとしたら 何と表現したら いいのだろう

朝、通勤のバスや電車で、ただぼんやりと座っていた。どこか遠くで「ドナドナ」の歌が聞こえた気がした。バスや電車の「荷馬車」に載せられて、僕らはどこに行くのだろう?労働と時間を切り売りに連れて行かれるのだが、本当はどこか別のところに向かっているじゃないか・・・そんな気がふとした。

AIロボットは、芸術を鑑賞し、感動することができるか?そうした感性と心を有し得るか?破壊もしくは機能停止を、人が死を恐れるように、恐れることはできるか?神を、宗教を、救済を求めるか?それらがなければ、人間を越えることはできず、単なる高度な「知的ツール」に過ぎないのではないか。

人間、特別な存在になろうとか、有名になろうとか、考えない方がいいんじゃないかと、思う。どうせたいした者にはなれない、くだらん人生をうだうだ言いながら生きてる、しょうもない人間である、そうした自分を認めた方がいい。その上で、自分にしか生きられない人生を生き抜くしかない。それで良し。

学の体系 アフォリズム 仏教とニーチェの知

彷徨い歩く 肉体は 一体どこに行くのやら 彷徨い歩く 肉体は いついつ灰に なるのやら 彷徨い歩く 肉体に 付き添う魂 あるらしく 彷徨い歩く 肉体は 魂離れて ものとなる ものとなった 肉体は この世の摂理に従って 肉体離れた魂は いついつ生まれ かわるやら

たとえば、生きることを「仕事」だと捉えてみる。金銭を得るための「労働」でも「ビジネス」でもない。寿命があるだけ働くのだ。生きることは、しんどい。たぶん我々は各々独自の役割をもって、この世に生まれてくるのだろう。寿命が尽きるまで生き抜く。それができれば、新しい世界が拓ける気がする。

現代人は、核家族から徐々に人数は減少し、行き着くところ一人暮らしになる。そして高齢化とともに、病気や介護の問題に直面し、最期は病院か、施設か、孤立死か。一人ひとりが見えない檻に入れられて孤独に苛まれている。家族や地域の枠、人と人との適度な距離を保ち、共存していける場を作れないか。

この一瞬が 永遠となり この一滴の雫が 大洋となる そんな自在な 視点をもちたい

人の評価は、ただの一面、ただの一瞬。人と離れれば、我独りあり。なんの責任も負わない他人の戯言に縛られ、傷つくより、自分をおおいに評価しよう。天上天下唯我独尊。これでいいじゃん。

いのちが共鳴する時 奇跡は起こるかもしれない

向上心のある生き方とは? 遥か彼方から 問われているような 気がする

パラレルワールドは無限にあって、グラデーションのように繋がっている。自らの意識のある世界が「現実だと思っている世界」で、私の世界とあなたの世界は同一でなく、重なり合うこともない。私が「現実だと思っている世界」の一部であるあなたは、あなたが「現実だと思っている世界」とは別のものか?

親に幼い頃から常に恣意的に誰かと比較されて、貶められてきたとしたら、つらいだろうな。自尊感情、自己肯定感が育たない。誰かに癒されない限り、一生痛みと苦しみ、自己否定感は続く。でも残念ながら、そういう罪悪感をもたない超毒親はこの世に存在する。それが現実だ。

今日もベルトコンベアーが大量の砂利を運びダンプの荷台に落としていく。砂利の一粒一粒は、どこに運ばれていくのか知らない。事業は予算が決められ、計画され、システム化されている。そうした中での運搬作業だ。今日も、明日も予定通りに作業は続く。砂利は砂利の働きをする。それ以外は不要なのだ。

何か自分でも文章を書きたくなる読書

バスや電車で隣に座ってくる人は選べない。最近困るのは、整髪料なのか、強い香りを放つ中年男性である。化学物質には過敏なので、すぐに席を離れないと、すぐに気分が悪くなり、後で嘔吐することもある。当該男性は全く気づくこともなく、平然と席を占有して座っている。腹も立つが、無力だ。悲しい。

知性は野にあれ 山にあれ 河川を流れて 海にあれ

私たちは 多くの人が彷徨う 深い霧の森の中で 生きている

世の中から競争がなくなれば もう少し緩やかで 生きやすくなるのだろうか 競争のない世界 お互いを較べ合うことなく 生きていることを 喜び合える世界 各々の違いを認め合えれば 人はみんなもう少し幸福に 近づくことができるようにも 思うのだが そんな想像をしてみる

当たり前に思っていることが 当たり前でなくなると 価値の逆転が起こる 絶望が希望になったり 希望が絶望になる 人生、一寸先は闇 闇も光も全てを受け入れて それでも立ち続ける そのようにありたいと 願うけれど

この社会でなんとか適応して 生きていかなければならないと 自らに強いていたことに気づいた 無理をして適応しなくても この社会のどこか 自分らしくいられる場所で どこかの片隅で ささやかに生きていけばいいのだと そう思った あるがままに 心が自由になった そう感じた

バスでも電車でも ツンツクツン みんなスマホで ツンツクツン 老若男女 ツンツクツン 何が正しい ツンツクツン 何が誤り ツンツクツン わからないけど ツンツクツン いついつまでも ツンツクツン

【AI-art】The Miserable person【Midjourney】

人は運命に従って 世界を創造し続けている 完成されたプログラムの通りに そこには自由意志があるように 思えるが 自由意志はないとも言える 俳優が台本通りに 舞台で役を演じるが如く 終結は定められている それは終わりとともに 始まりとなる 時空を超越した 高次な在る者のために

がんばるとか、がんばらない そんな尺度は捨ててしまったら どうだろうか 集中する、弛緩する そちらのほうが いいように思うのだが

僕らはなぜ急いでいるのだろう なにを焦っているのだろう いずれにしても 行き着くところは終着点 なにも生き急ぐ必要はない なにも死に急ぐ必要はない 時が満ちれば 人は 必ずたどり着くのだから

投資家は長文を書かない【父が娘に残す金融記事】

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