伊井十三

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【伊井十三 ii-juzo】 fc2ブログから引っ越してきた白髪まじりの浜っ子です。春はあけぼの、頭はぼのぼの、“優雅なリタイア生活”を送るつもりが“定年ビンボー”とあいなりましたが、医療・介護・年金から社会・エンタメ・スポーツまで、幅広く話題にしてまいります。乞うご愛読のほど。

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    社会派からハートウォーミング、青春ものまで、ジャンルを問わず、心に響いた作品を書きとめていきます。

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「週刊定年マガジン」=新創刊のご挨拶=

FC2から引っ越してきましたブログ「週刊定年マガジン」は、FC2ブログ http://juzo128.blog.fc2.com/ (※現在も閲覧いただけます)をホームに、<年金・医療・介護から趣味・娯楽までの極私的な定年ライフ誌>をうたい、2014年12月14日にスタート、2021年4月をもって250号を発信することができました。 FC2ブログには7年ちかくお世話になりましたが、よりグラフィックな新天地を求めて、このほどnoteに移転し、装いも新たにオープンさせていただくこ

    • 【韓ドラ】≪バス停のスケッチ≫ たとえば「智異山(チリサン)」

      韓国ドラマには、<バス停>がよく登場します。 男女の出会いや別れ、ときに犯罪を練る秘密の場所になったりもします。 <自然環境保護>をテーマにした山岳ミステリードラマ「智異山(チリサン)~君へのシグナル」では、山の麓にある村の<バス停>で、主役の若い男女が出会うのですが、ここではまだ他人どうしですから、互いの身元など知らず、ひと言ふた言かわすだけで終わってしまいます。 でも、その結ばれそうもない偶然の出会いが、伏線となって、あとあとドラマに劇的な効果をもたらします。

      • 【2024夏の甲子園】<京都国際高校>の優勝インタビューを最後に

        いずれ、<京都国際高校の校歌>に対するヘイトはやむでしょう。 彼らは、次なる標的を見つけたら、さっさとそちらへ移動していくでしょうから。 では、最後に、<京都国際高校>の監督・選手が優勝インタビューに際し、それぞれ自分の言葉で個性的に語り、それが印象に強く残りましたので、ごく一部ですが、ここに書き留めておきたいと思います。 ★小牧憲継監督★ 「(NHKアナ:全国の高校で最も長く野球をして、そして優勝しました。いかがでしょう?)そうですね、一日でも長くこの子たちと野

        • 【2024夏の甲子園】<京都国際高校ヘイト問題>と<朝日とNHKの罪>

          朝日新聞社はなぜヘイトに抗議しないのだろうか大手新聞社は昔からスポーツを拡販に利用してきた。 朝日新聞社は夏の甲子園、毎日新聞社は春の選抜甲子園、読売新聞社は(日本テレビとともに)正月の大学駅伝と、それらアマ・スポーツをメガ報道することによって、拡張販売のツールに、そして、読売にいたっては、プロ野球・読売巨人軍の試合をプラチナ・チケットにして新聞専売所の拡販材料にし、結果として莫大な利益をあげてきた。 ところが、朝日新聞社は、2024年夏の優勝校<京都国際高校の校歌>に対

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          【2024夏の甲子園】優勝校<京都国際高の校歌>に対するヘイトについて「練習問題その1」

          「韓国語の校歌より選手のプレーやろ」今も、この時間にも、ヘイト攻撃にさらされているのだろう――。 2024年夏の<100年誕生記念甲子園>全国高校野球選手権大会で初優勝した京都国際高校(京都府)のことだ。 8月23日、関東一高(東京都)との決勝戦――9回終了まで0―0の無得点試合で、史上初の決勝タイブレイクに突入し、10回に2-1のスコアで勝利して、京都国際高は、全国3,441チームの頂点に立った。 両チームとも全力を尽くしたすばらしい試合を、ヘイトの彼らは見たのか、見

          【2024夏の甲子園】優勝校<京都国際高の校歌>に対するヘイトについて「練習問題その1」

          【韓国ドラマのアフォリズム】「おっさんず×(危機)」の<死を受容する5段階>

          韓国ドラマには、アフォリズム(箴言、警句)がよく登場します。 https://www.wowow.co.jp/detail/197754/001/01 韓国ドラマ「おっさんず×(危機)~崖っぷち男の大逆転」(2022年、全6話)は、大企業の中間管理職が主人公(演者/クォン・サンウ)ですが、彼は、“自分は韓国最高峰のソウル大学卒の超エリート、次はいよいよ部長のポストに昇進すること間違いなし”などと自信過剰な人でした。 ところが、異動内示期になって人事担当の役員に呼ばれたら

          【韓国ドラマのアフォリズム】「おっさんず×(危機)」の<死を受容する5段階>

          【韓国ドラマ&映画のすごさ】ドラマ「シグナル」、映画『はちどり』『君の誕生日』~<エンタメ>と<社会性>のコラボ(その3/終)

          (↑トップ画像)映画『はちどり』のラスト近くのシーン 『はちどり』&「シグナル」はソウル聖水大橋の崩落事故を映画『はちどり』(2018年、キム・ボラ監督脚本、パク・ジフ主演)は、どこにでもいそうな女子中学生ウニの内面を描いた作品だが、この少女ウニの日常に影を落とす大惨事があった。 それが「三豊デパート」事故の前年、1994年10月21日朝7時すぎに起きたソウルの漢江を渡る聖水(ソンス)大橋崩落事故(32人死亡)だ。 ☛詳しくは<1994年「聖水大橋崩壊事件>(2021年

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          【韓国ドラマのすごさ】「ムーブ・トゥ・ヘブン」「ただ愛する仲」~<エンタメ>と<社会性>のコラボ(その2)

          ソウル高級デパート崩落事故が重要なファクターに韓国ドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」(2021年、全10話)の第8話で、(ミステリーの謎解きのような)ハッとする出来事が起きる。 今から28年前、1995年6月29日に起きたソウルの高級百貨店「三豊(サムプン)デパート」の崩落事故だ。 ☛詳しくは<「避難より営業」、そして韓国・三豊百貨店は崩れ落ち、大惨事に>(2023/07/05 KOREA WAVE発信)https://search.app/fqqxw

          【韓国ドラマのすごさ】「ムーブ・トゥ・ヘブン」「ただ愛する仲」~<エンタメ>と<社会性>のコラボ(その2)

          【韓国ドラマのすごさ】「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」は、<エンタメ>と<社会性>の絶妙なコラボ(その1)

          <エンタメ>は、<社会性>の苦み辛みに、甘さとコクを出す隠し味?娯楽の<エンタメ>と現実をリアルに映しだす<社会性>は、映像において両立するか――これは永遠に続くテーマではないかと思っているところに、こんな新聞コラムが目に飛び込んできた。 高視聴率で突っ走るNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」の作者、吉田恵里香さんの<エンタメと社会性の両立>についてのインタビュー記事だ。 「無思想の思想」という言葉には、久しぶりに哲学的なものに出会ったような気がして嬉しかったが、たとえば

          【韓国ドラマのすごさ】「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」は、<エンタメ>と<社会性>の絶妙なコラボ(その1)

          【実家の解体】母の遺品から父の名刺が

          婚礼写真にはさまっていた物今年、母が亡くなって、空き家となった実家を解体しなければならなくなった。 そのため、ときどき通っては、遺品の整理をしている。 先週のことだが、“着物大臣”だった母の桐箪笥(たんす)二棹(さお)の一つから、父と母がかしこまっている婚礼写真が出てきた。 桐箪笥で大切に保管してあったというのもわたしには意外だった。 そして、もう一つ思いがけない物が、婚礼写真帳にはさまっていた。 ――若き日の父の名刺だ。 なぜ、そんな物が大切に保管さ

          【実家の解体】母の遺品から父の名刺が

          【首相動静2024】結局、岸田はヘタレである~その1「オボッチャマの宿命」

          ヘタレ 岸田文雄という政治家が安倍内閣で外務大臣を務めていたとき、この人は長期安定政権の重要メンバーでありながら、中国・ロシア・北朝鮮との懸案事項には手をつけず、外交トップとしていったい何をしたいのだろうと、ずっと疑問に思っていた。 上品な紳士然たる振る舞いはよいとしても、記者会見でも演説でも、政府の公式見解をなぞっただけの<伝書鳩>のような人物だった。 <アメリカ兵器>のお得意さん 安倍政権当時の外交の中核は、トランプとの日米<軍事>同盟の強化にあった。 しか

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          【ヨコハマ筒香劇場2024】しばし休演!~5月12日阪神戦&14日巨人戦

          【5月12日阪神戦】大貫投手の好投にこたえられず、筒香選手も無安打で0-1の惜敗 5月12日、横浜スタジアムは前日に続いて強風がやまず、厚い雲に覆われていたが、筒香選手の「劇弾」もならなかった。 大貫投手(横浜)は8回までわずか2安打に阪神打線を抑える力投を見せたものの、阪神・才木投手(みごと完封)の150キロを超える速球とスッと落ちるフォークボールにほんろうされ、横浜のバッターはわずかなチャンスをものにすることができなかった。 ファンがわいた唯一のチャンスは、7回

          【ヨコハマ筒香劇場2024】しばし休演!~5月12日阪神戦&14日巨人戦

          【ヨコハマ筒香劇場2024】<第2幕>5月11日の大逆転勝利弾!

          強風にホンローされた横浜先発ピッチャー5月11日、阪神タイガースとのデーゲーム――。 この日、横浜スタジアムには強い浜風が吹き、試合も大荒れとなった。 中川颯(横)と伊藤将(神)の投げ合いで始まったが、中川は球威がなく、上空を舞う風に流された不運なポテンヒットにも泣かされ、とどめは近本選手(神)の満塁ホームラン。 3回を終えたところで、早くも9―2と7点のリードを許してしまった。 この時点で、先発の伊藤の安定した出来と阪神の強力なリリーフ投手陣を思えば、今日は負ける

          【ヨコハマ筒香劇場2024】<第2幕>5月11日の大逆転勝利弾!

          【ヨコハマ筒香劇場2024】<プロローグ/第1幕>5月6日まさかの逆転3ラン!

          金満球団より横浜を選んだ筒香さん、あなたはやっぱり気骨がある!「おかえりなさい」――横浜ファンの大歓声とともに、筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手が5年ぶりの5月6日、横浜スタジアムに帰ってきた。 読売巨人軍から高待遇の条件を提示されながら、それより条件面で劣る横浜ベイスターズを復帰先に選んだとスポーツ紙は報じていた。 人間として気骨のある筒香嘉智さんの真骨頂といえる。 筒香選手が2019年、夢に見た大リーグに渡ったころ、選手としての力量はピーク時よりかなり落ちていた。

          【ヨコハマ筒香劇場2024】<プロローグ/第1幕>5月6日まさかの逆転3ラン!

          【韓ドラ】ドラマ「お出かけ」と孫の<端午の節句>~<親の務め><子の務め>とは?

          ★今月の言葉「死と向き合っている人は、誰かを生かそうとするのかもしれない」 ――どなたの言葉なのか、忘れてしまいましたが、この言葉を実感するようなドラマにめぐりあうことができました。 それは、韓国<KBSドラマスペシャル2020>のうちの一作、「お出かけ」(64分)という作品です。 「商売の達人と商売下手との友情物語」(作品ガイド)というストーリーですが、実際に観てみると、ニッポンとそっくりな韓国の(少子)高齢化の問題が色濃く反映されたドラマです。 ●主人公は、露天商

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          【首相動静2024】日米首脳会談で、岸田首相が世紀の“言いまつがい”

          ▲(トップ画像)日本製鉄による買収で紛糾している<USスチール問題>で、岸田首相は揉み手スリスリの表情をバイデン大統領に向けていた。世紀の言い間違えは、この日米のゆるやかな応酬の直後だった。 (結局、日本製鉄による買収は、USスチール臨時株主総会で日米会談直後に承認され、買収反対のバイデン大統領とトランプ候補にとって面目丸つぶれに) 「同盟国である中国」とバイデンに言い4月11日未明、日米首脳会談の終了後、共同記者会見がおこなわれた。 NHKの中継を見ていたら、岸田首相が

          【首相動静2024】日米首脳会談で、岸田首相が世紀の“言いまつがい”