プラハ

深夜に写真を見返していたら,プラハの写真が出てきたのでその旅行のことをいろいろ思い出した.

初めての海外旅行だったプラハへの演奏旅行は不安もありながらも,とても楽しい旅行だった.飛び入りで参加したにもかかわらず楽団の人にはとても良くしてもらったし,おいしい料理(といっても毎食似たようなものだった笑)とお酒(主にビール)を楽しんだ.ここでの経験で少しはビールを好きになった.

この演奏会ではドヴォ

もっとみる

交響曲第6番(Tchaikovsky)

ラテン文字でごめんね.

チャイコフスキーの交響曲でどれが一番好きか聞かれれば間違いなくこの第6番を挙げる.申し訳ないけれど,前半の交響曲の印象はあまりなく,後半の残り2つの交響曲はどちらもパワフルで華やかで好きではあるけれども大好きかと言われればそれほどでもない.

この交響曲はその終楽章の様子からいろいろ言われるけれども,この楽章からあふれる無念や諦念,生のエネルギーを使い果たした様子がとても

もっとみる
00:00 | 00:30

2016年、garagebandで作った曲をリメイク。3分で聴けます。どうぞ、お気軽に!

あなたにステキなできごとが起こりますように
1

Schubert Symphony No.4 Movt.3 Menuet (Allegro Vivace)

古典派の音楽でも何か「ざわざわ」するものてぇのはあるもんでして。(なぜか落語調)

シューベルトの4番交響曲 D. 417の第3楽章。最初聞いたときは、何が起きたのかわからず、マルティヌーかルーセルか、と思ったのですが、だんだん普通になるので、あー、シューベルトか、となるのですけど。最初の部分がユニゾンで動き、かつ半音進行が多いので一瞬耳が迷うのですね。そこがミソなわけですが。ピアノ譜に起こしてみ

もっとみる

Martinů Symphony No. 1 Movt. 1

マルティヌーの最初の交響曲の出だしは不思議な音響である。スコアを見てみると一筋縄ではいかない書法が見られる。一瞬で過ぎる序奏であるし、ピアノの使い方は明らかに装飾的で(単なる半音階)、ひとつひとつの和音が厳密に聞かれることは意図していないと思われるが、いろいろと芸は細かい。

最初の4小節のスケッチを示す。(文脈上、原典のbをaisに、asをgisに、 f をeisにしたところがある)大雑把には最

もっとみる

Symphony - Clean Bandit ft. Zara Larsson

Symphony - Clean Bandit ft.Zara Larsson
シンフォニー-クリーン・バンディット ft.ザラ・ラーソン
愛する人とは…と考えさせられる切ないメロディーです。PVも切ない。
私はWOWOWで放送したGrey's Anatomyのseason14のCMでこの曲を知りました。

スキありがとうございます!嬉しいです
1

Bruckner Symphony No.3 Movt. 1

「不機嫌な姫とブルックナー団」を読んだので、ブルックナー re-visited である。

大御所ワグナーにはウケがよかったのに初演がぼろぼろだったという第3番。確かにところどころワグナーを思わせるところもあるし、後のマーラーを予感させるところもあってなかなか面白い曲だ。

異なる版の問題だが、ここでは評判の悪いシャルクの第二版(レティヒ、1890)を使っている。単に最初に聞いたのがこの版だという

もっとみる

Prokofiev Symphony No.1 Movt.1

もともとこの部分は気になっていたんですが、何が気になるのかがわからなかったのできっちりスコアを勉強させていただきました。(尊敬の眼差し>プロコフィエフさん)

第一楽章の主部の終りとその再現ですが、まず主部の終わりの部分。音はこちら。

3-4小節目、7-8小節目いずれも7度の音は鳴っても次で解決しないというような近代和声になっている部分はありますが、特に妙な感じはしない。

ところがこれが再現す

もっとみる

Shostakovich Symphony No.5 Movt. 4

ショスタコーヴィチの交響曲ではおそらくもっともよく知られた曲だと思う。最終楽章は、ニ短調で始まって、最後はニ長調で輝かしく締めるのだが、この最後の部分の和声構造を見てみたい。音はこちら。

音楽はもう第4コーナーをまわっており、最後の全終止に至るところだが、弦と木管はひたすらしつこくC#を鳴らしている。もちろんこれはニ長調になってDに解決するわけだが、その直前にショスタコーヴィチが仕掛けたのは、ま

もっとみる