Martinů Symphony No. 1 Movt. 1

マルティヌーの最初の交響曲の出だしは不思議な音響である。スコアを見てみると一筋縄ではいかない書法が見られる。一瞬で過ぎる序奏であるし、ピアノの使い方は明らかに装飾的で(単なる半音階)、ひとつひとつの和音が厳密に聞かれることは意図していないと思われるが、いろいろと芸は細かい。

最初の4小節のスケッチを示す。(文脈上、原典のbをaisに、asをgisに、 f をeisにしたところがある)大雑把には最初の2小節がBmで続いて2小節がB Major、5小節目にEb on Aになるという仕組みだが、minorからmajorに推移するところの処理が独特である。

5小節目に出てくるホルンのe は間違いかとも思ったが、わざわざナチュラルをつけてあるし、こういう音なのだろうな。他が全部esなのでほとんど聞き取れないが…


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次の公演は ●10月9日(金) 19時開演 霊南坂教会(赤坂)平澤篤記念演奏会 “Lacrimosa~平澤篤の絵画に寄せる" ゼフュロス・トリオのための 初演予定 ●10月14日(水) 府中の森芸術劇場ウィーンホール 「鳥はいまどこを飛ぶか~吹奏楽のための」初演予定

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