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父が移籍した推しに声を張り上げた日

この記事は「父の推しが日の丸を背負う日まで」の続編です。 須貝英大選手がヴァンフォーレ甲府から鹿島アントラーズへ移籍してからの一年間、父は複雑な感情を抱えていた。 須貝選手は昨季夏に鹿島へ移籍したものの、日の丸を背負うどころか鹿島でスタメン出場する機会もあまりない。 私が時々父に須貝選手の情報を伝えると、決まって父は「どっちでもいいわ」と言う。 しかしそこで会話が終わるわけではなく、いつも父はボソッと「甲府にいた方が良かったのにな」と呟く。 もちろん須貝選手のこれからも人

🌸【セレッソ大阪 vs柏レイソル 】 2024 J1リーグ第31節「大阪・関西万博開催200日前記念マッチ」~まずは『餅ダービー』。

🌸 2024 J1リーグ 第31節 9月28日  セレッソ大阪 vs 柏レイソル   【 ヨドコウ桜スタジアム 】  ほんの少しだけ 秋の気配が感じられてきた「ヨドコウ桜スタジアム」です。 🎥 SEVENさんによる 「ヨドコウ桜スタジアム」 アクセスガイド    ~長居駅からの徒歩ルート~ この日の試合は 「大阪・関西万博開催200日前記念マッチ」 来場の先着プレゼント「オリジナル応援ハリセン」と「ミャクミャクさまシール」~!! 2024 J1リーグ 第31節 セレ

🌸【セレッソ大阪 vs ガンバ大阪 】 2024 J1リーグ第29節 ヨドコウサポーティングマッチは 『大阪ダービー』!

🌸 2024 J1リーグ 第29節 10月2日  セレッソ大阪 vs ガンバ大阪   【 ヨドコウ桜スタジアム 】  🌀 いよいよ 台風10号の影響により延期になっていた 『大阪ダービー』です!  平日開催ですが ビックリするくらい大勢のサポーターがスタジアムに来ています…👀 🎥 SEVENさんによる 「ヨドコウ桜スタジアム」 アクセスガイド    ~長居駅からの徒歩ルート~ 🌸ヨドコウ桜スタジアム  やはり 「秘伝のからあげ 鶴心」さんには大行列なり~ 👀 試合

J2頂上決戦!「クラブ力」考察してみた

J2リーグは佳境を迎えつつある。第32節で横浜FCは大分に引き分け2位に後退し、清水が藤枝に勝利し勝点差1で首位に立った。 次節国立競技場での直接対決を前に、両クラブをスカッド以外の「クラブ力」から考察してみた。 清水エスパルスの「クラブ力」 清水エスパルスは言わずと知れた「オリジナル10」のひとつ。ほとんどをJ1で戦ってきた名門だ。 直近5年間で見ると年間売上は46億円、人件費は20億円を超える。意外とスポンサー収入が多く(実はマリノスよりも多い)、収入の約55%を占め

2024年J1第27節鹿島アントラーズvs浦和レッズ@県立カシマサッカースタジアム

8月17日は第27節浦和レッズ戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。 結果は0−0での引き分けです。 33,295人のサポーターが駆け付けたビッグマッチでした。 実に2019年第33節ヴィッセル神戸戦以来の入場者数3万人を超えています。 残念ながらその試合で最後までゴールは生まれませんでした。 まずは浦和戦を振り返りたいと思います。 スターティングメンバーは以下の11人でした。 GK1 早川 友基 DF32 濃野 公人 DF55 植田 直通 DF5 

【サッカー】そう(追加点を取らない)なれば、そう(逆転負け)になるわね Jリーグ G大阪vs札幌

追加点を得るときにそれをしかなったら、そりゃ逆転負けするわね。 コンサドーレには2度そのチャンスがあったが、すべてバックパスで台無しにした。追加点を取れるチャンスを自らふいにし、守備だけで逃げ切ろうとするのはかなり難しい。 コンサドーレは前半早い段階で白井の「恩返しゴール」で先制し、その後もガンバの攻撃を耐えていた。しかし、守備によっぽどの自信があったのか、1点で逃げ切る算段は見事に失敗した。 対して、ガンバは後半ATに宇佐美の2得点で見事な逆転勝ち。PKはラッキーな部

鹿島アントラーズの2024年前半戦を終えての選手序列と補強ポイント

2024年もシーズンの約半分を消化しました。 ここまでリーグ戦21試合、ルヴァン杯2試合、天皇杯1試合の合計24試合が行われています。(7月5日現在) 今季は鹿島アントラーズにとってクラブの将来を占う重要な1年です。 2018年のACL制覇以来6年ぶりのタイトル獲得に向けてランコ ポポヴィッチ監督の下、戦い方が確立されつつあります。 ルヴァン杯こそ敗退していますがリーグ戦は2位と好位置につけることができました。 ただ例年に無いほど今季のJリーグは混戦です。 上位陣

【向日葵は枯れていない!】31.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第31節 vs SC相模原 ~

連敗から脱出し、さあこれからというところで痛い敗戦を喫する。 シーズン終盤戦に突入したギラヴァンツ北九州は再上昇なるのか? 今節はホームで苦杯を舐めたSC相模原との対戦でしたが、チームは積極果敢な戦いを魅せてくれました。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー前半CH(34)高吉正真のゴラッソ(J初ゴール)により先制!と思われましたが、相手GKへの味方ファールをとられノーゴールに。 しかし、北九州はゴールへの積極性を失わず、後半立ち上がりRSH(29)高昇辰の個人技で先

鶏口となるも牛後となるなかれ【第25節北九州戦】

2024年8月24日。 この日の私は野暮用などがあっていつもより少し遅れ、4時半頃にロートフィールドに着いた。 3時前後から雷⚡️が鳴って若干開催も危ぶまれたが、天候は回復し無事行われる事になった。 前節のアウェイ鳥取戦では終盤の猛攻も相手GKにことごとく阻まれ敗戦。サマーブレイクを経ても勝利の壁の厚さのを感じる。 今回のお相手はギラヴァンツ北九州。現在5位、ここ12戦負け無しと絶好調。さて、どう立ち向かうのか。 好調なだけあって北九州サポさんも多数来寧☀ こうしてサッカ

【ファジサポ日誌】131.期待と不安~第35節 ファジアーノ岡山 vs いわきFC~

この日はスタジアム近場で仕事が入り、ホームゲームながら久々の「欠場」となってしまった。雨上がりの北風に若干の不安を感じながら、心はどこかCスタへと向かっていた。 スタジアムでは「総力戦」が行われていた。 プレーオフ進出を懸けたデットヒートは、ライバル仙台が横浜FCに、山形が清水にと優勝争いをする2チームに勝ち、千葉も甲府に逆転勝ち。 岡山もいわきも一歩も引けない負けられない戦いとなったのである。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー現地参戦した方からも強い北風が吹いて

【向日葵は枯れていない!】29.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第29節 vs FC岐阜 ~

左腕の喪章に想いを乗せて…。 背番号「1040」、「トシオ」。 ギラヴァンツ北九州初代社長、横手敏夫氏が9月5日に逝去されました。 今シーズンからギラヴァンツ北九州を応援している筆者は、これまで横手氏を存じ上げていませんでしたが、サポーター諸氏の投稿から「ニューウェーブ北九州(ギラヴァンツ)の産みの父、育ての父」として、つい最近まで慕われ続けていた様子がヒシヒシと伝わってきました。 それをきっかけに筆者も横手氏の足跡を辿らせていただきましたが、同氏がいなければギラヴァンツ北

【向日葵は枯れていない!】34.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第34節 vs ツエーゲン金沢 ~

9月以降苦境から抜け出せそうで抜け出せない北九州、11戦未勝利が続く金沢、お互いにプレーオフ進出の可能性は残すものの停滞から抜け出すきっかけを掴むのはどちらなのか? 両チームにとって大きな意味を持つゲームでした。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー後半、北九州はLSB(33)乾貴哉の今シーズン初ゴールで先制も、その後金沢にサイドを抉られ2失点。2試合続けての逆転負け、北九州は今シーズン2度目の3連敗を喫してしまいました。 順位は8位に後退。プレーオフ圏とは勝点1差と僅

【向日葵は枯れていない!】32.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第32節 vs ヴァンラーレ八戸 ~

初夏~盛夏にかけての13戦無敗から3連敗を喫したものの、ホーム岐阜戦で連敗をストップ、その後アウェイ岩手戦が敗戦、前節の相模原戦は快勝と再び波に乗れるかどうかの「際」にいる最近のギラヴァンツといえます。 残り試合も意識せざるを得なくなるシーズン終盤、チームの再加速をホンモノにするためにも「連勝」を達成したい今節であったと思います。 そういう意味では非常に痛い敗戦です。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー前半ビハインドとなったことで、勢いをもって試合に入りたかった後半開

2024/10/19 J1 第34節 東京ヴェルディvs浦和レッズ 期待

昨日行われたこの試合について。 まずはスタメン。 ヴェルディはシャドー2枚が変更。楓喜はベンチ外で、山見もベンチに。 代わりに剛綺、見木がスタメンに起用される。 浦和はホイブラーテンが怪我から復帰。 前半から試合はヴェルディが主導権を握る展開。 まずは前半6分、翁長のアーリークロスに剛綺がダイビングヘッドで合わせるがクロスバーに嫌われる。 さらに10分には勇大のクロスに対して、再度剛綺が滑り込んでシュートを放つが、ホイブラーテンの方に飛んで防がれてしまう。 (このシュート

【ファジサポ日誌】132.真っ向勝負 ~第36節 横浜FC vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー ~

プレーオフ進出残り3枠を巡っての4チームの争いは更に熾烈を極め、各チーム「いくら勝っても」差を拡げられない、縮められないという、まさに極限のリーグ終盤戦が展開されている。 私たちファジアーノ岡山の今節横浜FC戦は、プレーオフ争い全体の中でもポイントのひとつとなるゲームであり、おそらくライバル他チームも注目していたはずである。 首位横浜FC、一段階上の優勝争いを競っているチームであり、そして今節を勝てばJ1復帰が決定するという、彼らも絶対に勝ちたいシチュエーションであった。

【向日葵は枯れていない!】33.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第33節 vs FC大阪 ~

まるで闇を抜けたかのような逆転劇であったが、そこは6ポイントマッチ、相手も懸命であった。一度手繰り寄せた勝利は残り10分スルスルと北九州の掌からこぼれ落ちた。 振り返ります。 (※カバー写真はnoteにおいて使用可能とされているものをお借りしています。) 1.試合結果&メンバー4位FC大阪とは勝点48で並ぶ状況、まさに6ポイントマッチでした。 過去3回の対戦は全てスコアレスドローでしたが、この試合に臨んだ両チームからは積極的にスコアを動かそうとする勝負へのこだわりをみる

アルビレックス新潟に救われた話

僕は悩んでいた。大学卒業後、新卒で入った会社での仕事について非常に悩んでいた。思えばありがちな悩みだったと思う。新卒の会社員全員がぶつかるような普遍的な憂鬱だった。 ある日、今は無きホンマ健康ランドで風呂に入り、ロビーのソファーでくつろいでいた日のことだ。 アルビレックス新潟のユニフォームを着たオレンジの一団が汗だくかつ満足そうな表情でエントランスに入ってきた。 僕は生まれも育ちも新潟県なのでアルビレックス新潟というサッカーチームがあってデンカビッグスワンというスタジアム

2024年J1第18節鹿島アントラーズvsアルビレックス新潟@県立カシマサッカースタジアム

6月16日は第18節アルビレックス新潟戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。 結果は1−1の引き分けです。 終始後手を踏むことになりドローも致し方ない内容でした。 まずは新潟戦を振り返りたいと思います。 スターティングメンバーは以下の11人でした。 GK1 早川 友基 DF32 濃野 公人 DF55 植田 直通 DF5  関川 郁万 DF2  安西 幸輝 MF13 知念 慶 MF25 佐野 海舟 MF30 名古 新太郎 MF33 仲間 隼斗 FW36 師岡

2024/9/14 J1 第30節 コンサドーレ札幌 vs 東京ヴェルディ 強烈なチーム内での競争意識

表題の件。 まずはスタメン。 ヴェルディは出場停止明けの谷口が復帰。 実質現時点でのベストメンバーともいえる。 対する札幌は3連勝中と調子は上向き。奇跡の残留実現を予感させるチームだけにヴェルディとしても難しい相手であることは間違いない。 試合内容 前半最初はお互いに蹴り合って様子を探る展開。 札幌は前半10分に右CBの高尾が筋肉系のトラブル?か何かで荒野と交代。 札幌もシンプルに鈴木武蔵を目掛けてロングボール当てて、落とすようなシーンが見える。 結果を出すために現実的

小菊セレッソの前半戦までの挑戦と苦悩~サポーター目線で読み解く~

J1リーグも折り返しです。7勝8分4敗の7位で前半戦を折り返したセレッソですが、ここまで私が感じた小菊セレッソの戦い方を振り返りたいと思います。 驚きを与えた第1節第1節、去年の終盤戦に感じた閉塞感は何処へと思わせるほどのサッカーを展開しました。結果は引き分けですが、サポーターは今シーズンのセレッソに大きな期待を寄せました。 ファーストディフェンスの攻略法 去年はサイド攻撃がメインでした。監督のコメントの中でも中央からどのように攻撃していくかを練習する必要がある等のコメ

【向日葵は枯れていない!】30.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第30節 vs いわてグルージャ盛岡 ~

シーズン序盤に対戦したチームとの再戦は、当時とは全く別のチームになっていることも多く、改めて分析や対策をやり直さなくてはならない手間があるものと考えます。 今回の対戦相手であった岩手がまさにそういうチームであり、北九州の戦いぶりからは研究の跡はみえたのですが、それが嵌らなかった点が最大の敗因であったと思います。 しかし、想定と異なった試合展開となった時の選手たちの振る舞いという点では、再びチーム全体の「若さ」を見せてしまったという感想を持ちました。 振り返ります。 1.試

【ファジサポ日誌】130.空転の原因~第34節 ヴァンフォーレ甲府 vs ファジアーノ岡山 ~

今節のような消化が難しい敗戦を目の当たりにした時のレビュー作成は非常に難しいのですが、映像を通しても伝わってきたビハインド状況下での選手のプレーや目力からは、誰よりも強い悔しさを感じました。 となれば、サポーターの一人として、引き続き前を向かなくてはなりません。今こそ弱音を吐いてはならない、今こそが闘いであるのです。 サポーターも、選手も、監督も、筆者も、もっともがけばいい、苦しめばいい。その先にJ1が見えてくればいい。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー現在14

SDGsから考えるJリーグブロックチェーンゲームの可能性サステナブルな地域活性化と技術革新。クラブと地域への還元があなたのプレイから生まれる「トレサカ(Jリーグ トレーディングサッカー)」

こんにちは、Green Ponta Action(GPA)チームの「のっち」です✌ 今回は9/20(水)からPontaWeb/au IDログインで遊ぶことができるようになったブロックチェーンゲーム「トレサカ」を紹介いたします! ▼合計40万Pontaポイント山分けプレゼント(10/12まで) クラブと地域の貢献に繋がる、スポーツ×ブロックチェーンゲームトレサカ(Jリーグ トレーディングサッカー)は、日本初のJリーグ公認ライセンスブロックチェーンゲームで、自分自身がクラブの

2024年J1第12節 東京ヴェルディ - ジュビロ磐田 雑観

磐田目線で振り返ります。 磐田の劇的勝利のはずが勝ち点0に終わった一戦。強い気持ちで振り返ります。 先発東京V フォーメーションは4-4-2。直近のリーグ戦からのスタメン変更はなし。 オリンピック予選に召集されていた山田はベンチ外。 磐田 フォーメーションは4-2-3-1(4-4-2)。直近のリーグ戦からのスタメン変更は1人。森岡が外れ、西久保が入る。 オリンピック予選に召集されていた鈴木海音はベンチ入り。 前半立ち上がり10分まで ボールの押し付け合いの強い時間帯で

【向日葵は枯れていない!】27.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第27節 vs FC今治 ~

個人的にヤマ場と感じていました3連戦の2戦で連敗。 残念であることは間違いないのですが、やはり今が「ヤマ場」なのだなという気も改めてします。 2023年1.47、2022年1.76、2021年1.46、2020年1.65、2019年1.53。 この数字をご覧になり、ピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。 直近5シーズンのJ3・6位チームの1試合平均獲得勝点です。 年ごとにバラつきはありますし、J2昇格プレーオフ自体が今シーズンからの導入ですので、単純比較は難しいかもし

【ファジサポ日誌】128.一美和成の不在から考える ~第32節 水戸ホーリーホック vs ファジアーノ岡山 ~

山口○2-0、秋田●0-1、愛媛○3-0、水戸△0-0。 連勝できそうで連勝できない、プレーオフ圏内も全く安泰な状況ではなく、上位も含めて難敵との対戦を残すファジアーノにとって、サポーターにとってもモヤモヤする戦歴が続いています。 もう何シーズンも応援しているサポーター諸氏も多いので、恒例の終盤失速を予感する声もちらほらと聴こえてきます。J1昇格への期待の裏返しともいえる、そうした反応自体は仕方がないことであると筆者は思いますので、何とか不安の声を払拭していくようなチームの

浦和の精鋭、ここから。

2024年の浦和レッドダイヤモンズは如何と考えると決して良いとは言い切れない。2024年の指揮を取ったのはマティアス・ヘグモ氏。4-3-3という攻撃型で始まった。スタイルチェンジをしたのもあり、「すぐには確立しないだろう。」とは思った。 堅苦しければ上記を無視して問題無いです 本題に入りましょう。シーズン終盤の第30節から指揮を取ったのはマチェイ・スコルジャ。フォーメーションは4-2-3-1。「今年から浦和サポになりました」という方に大まかに説明すると昨年の指揮を取ってい

2024年J1第7節 京都サンガ - ジュビロ磐田 マッチレビュー

磐田目線で振り返ります。 先発京都 フォーメーションは4-1-2-3。直近のリーグ戦からのスタメン変更は1人。安齋が外れ、マルコ・トゥーリオが入る。 この試合を最後に川﨑が五輪代表に招集される。(磐田、鈴木海音も同) 磐田 フォーメーションは4-2-3-1(4-4-2)。直近のリーグ戦からのスタメン変更は2人。松原、藤川が外れ、西久保、ペイショットが入る。 松原は怪我の影響。植村を左サイドバックへ廻し、西久保がJ1初スタメン。 ①前半38分まで この試合は2つの試合

【向日葵は枯れていない!】26.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第26節 vs 福島ユナイテッドFC ~

前節奈良戦のレビューで、今節からの3連戦(福島・今治・大宮)がギラヴァンツ北九州にとっての最初のヤマ場になると述べました。 なぜ、現在プレーオフ圏外の福島戦から?と思われるかもしれません。 その理由は前回のホーム戦での対戦レビューでも少々述べたのですが、今シーズンの福島のサッカーの水準が非常に高いとみているからなのです。 では、なぜそんなに水準が高いのに今の順位なのかというと、そこにも理由があると考えられる訳ですが、その点は本題ではないので、今回は触れません。 ギラヴァ

【ファジサポ日誌】129.特殊な戦い~第33節 ファジアーノ岡山 vs V・ファーレン長崎 マッチレビュー~

土曜日の国立開催、清水-横浜FCはその雰囲気、試合内容共に素晴らしかった。まさに首位攻防戦の名にふさわしいゲームであったと思う。 この試合がドローに終わったことによって、2位横浜FC(勝点71)と4位岡山(勝点52)の差は19ポイントに拡大。仮に岡山がこの長崎戦に勝利したとしても勝点差は16ポイントには縮まるが、残り5試合での逆転は不可能(全勝でプラス15ポイント)となり、岡山のJ1自動昇格の可能性は完全に断たれた。 岡山としては対外的にも明確にプレーオフ進出、そして突破

【ファジサポ日誌】120.ビジャレアルの歴史を辿りながら~「街づくりにおけるスタジアムの在り方」講演会に参加して~

今週末からJ2リーグも再開します。いよいよ勝負の残り14試合に突入する訳ですが、その前の本日(7月29日月曜日)「21おかやま産業人クラブ」様が、タイトルのとおり「街づくりにおけるスタジアムの在り方」講演会を開催されました。 岡山においてもサッカー専用スタジアム新設の機運は少しずつ高まっているものと筆者は捉えていますが、一方でその必要性に対する理解も含めて、広く県民・市民の関心事にはなり得ていないとも感じています。 クラブは今シーズンの新体制発表会において、新スタジアムに

90+5分に何が起こったのかを整理する〜J2第18節 水戸対長崎〜

明治安田J2リーグ第18節、水戸と長崎の試合は、2−3で長崎が勝利して公式戦の負けなし記録を18に伸ばしました。 結果だけであれば2位相手に「惜しかった」で終わるのですが、事はそれだけで終わりません。 2−2で迎えた後半アディショナルタイム。 90+5分付近の実況が不自然にカットされているので分かりづらいかもしれませんが、顛末を簡潔にまとめると以下になります。 1)PA侵入してきた長崎ファンマ選手に水戸前田選手がついていくも振り切られかけ、接触して倒してしまう(若干足が

【ファジサポ日誌】127.原点回帰~第31節 ファジアーノ岡山 vs 愛媛FC マッチレビュー ~

先週の秋田戦で痛恨の敗戦を喫したファジアーノ岡山、7位とは勝点差2までに迫られ、今節が仮にドロー以下の結果となった場合は、プレーオフ圏外まで転落する可能性もあった。 今節が終わっても、J2リーグ戦は7試合を残している。仮にプレーオフ圏外へと落ちたとしても、数字上はまだ巻き返すことは十分可能である。しかし、攻撃に課題を抱える退潮ムード、そして戦術熟成に向けた焦りの下での巻き返しというのは想像以上に困難な面も想像でき、岡山にとって今節に至る一週間は立て直し必須の勝負の時間であった

(´-`).。oO(セレうまさんの独りごと)【1】

「はじめまして」のご挨拶まずはご挨拶から こんにちは、セレッソを応援する白馬のオジさまこと、略して「セレうまさん」です。 SNSとかやってます。 X(旧ツイッター)やInstagramで、セレッソに関して書いています。でも、フォロワーさんは少ないです。少なくていいんです。呟く程度ですし、フォロワーさんが増えたら嬉しいけど、炎上とかなるとややこしいので、セレッソ好きな人だけに細々とやれたらいいなと思っています。 仮面の告白 なんでウマやねん…深い意味はありません。単に

You'll Never Walk Aloneを聴きながら

本の出版に向けて、最後の校正作業をしている。 長く苦しく、暗く、そしてとても孤独で辛い時間だった。3年と言う長期戦は想定外だった。 その間に多くの人に助けてもらったし、多くの人に迷惑もかけた。 感謝とお詫びをしたい気持ちと、どちらも込み上げてくる。 いつかその気持ちをそれぞれの方々に、心から伝えられたらと願う。それが叶わなかったとしても、自分はその思いを持って生きていこうと思う。 "You'll never walk alone"という曲を知ったのは、2000年頃にFC東京

【推し活ELECTRA】ウォーミングアップ見学してきました

久しぶりに川崎フロンターレのサッカーを見てきました。 チケットが手に入った瞬間、「もっと楽しいことを経験しよう」と思って、後援会のページにアクセスしました。 そこに出てたのは、「勝利のハイタッチが出来る権利」と「試合前のウォーミングアップ見学が出来る権利」でした(他にもあるけど、時間の都合で割愛) 試合前日の夜にメールが届き、「試合前のウォーミングアップ見学に当たりました」という内容のものでした。試合を見るより、練習を見たさに山の上の練習グラウンドに行っちゃう人間なので、こ

【ファジサポ日誌】126.懺悔録~第30節 ファジアーノ岡山 vs ブラウブリッツ秋田 マッチレビュー ~

当たり前だが、サッカーは原則毎節ごとに相手が変わる。 J1とは異なり、J2では最上位の一部のクラブを除いては自分たちのサッカーを表現するだけでは勝ち続けることはできない。 私たちが応援するファジアーノ岡山もそうである。 前節山口戦では久々に勝利を手にしたが、今節の相手であった秋田は山口とは全然取り組むサッカーは異なる。 ならば、岡山としては山口戦とは異なる戦い方が必要であったと、ここまでは机上の論理で容易く考えられるのだが、実際のサッカーは生身の選手がプレーするものであり、

【向日葵は枯れていない!】25.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第25節 vs 奈良クラブ ~

ギラフェス成功の余韻を残しながらの1週間、チームはアウェイ奈良戦を迎えました。プレーオフ圏内突入後の最初の試合ということで、チームの好調、順位のキープがテーマの一戦でしたが、酷暑を諸ともせず危なげない勝利を飾れたと思います。 チームの目標や課題は、シーズンを通して変化していくものと筆者は考えていますが、少しずつ目標をクリアしてきた今シーズンのギラヴァンツは、早くも次のレベルアップが求められる段階に到達したと感じた一戦でした。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー酷暑の

【向日葵は枯れていない!】28.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第28節 vs 大宮アルディージャ ~

首位大宮とのアウェイ戦は0-3の「完敗」となりました。 あえて「完敗」と申しましょう。 おそらく、今シーズンの大宮と対戦する各チームのほとんどが試合内容的にはそれほど敗北感を味わっていないと筆者は感じているのですが、現在の大宮の成績が示すとおり、結果的には負けてしまっているということが圧倒的に多いと思います。 結果にコミットしたサッカー、それこそが今シーズンの大宮のサッカーであり、そのとおりに振る舞われてしまったという点では「完敗」と言わざるを得ないのです。 しかし、今の

2024年9月22日J1リーグ第31節京都サンガ対ガンバ大阪試合観戦の感想

なかなか勝てないガンバ大阪ですが、近場のアウェイで勝ちたいところです。 亀岡のサンガスタジアム観戦は昨年4月以来2度目ですが、前回は行きも帰りも嵯峨野線が大混雑で大変でした。あの時はデイゲームだったので外国人観光客も多かった時間帯だったのが大きかったと思います。 今回はナイトゲームなので外国人観光客はほぼいないでしょうけれど、まさかの京都南丹市花火大会と同日開催となってしまいました。3連休なのに日付をずらさずに開催というのがあまり面倒ですが、こう言うのって調整しないんでし

【向日葵は枯れていない!】24.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第24節 vs カターレ富山 ~

ギラヴァンツサマーフェスティバル2024 「小倉織」をイメージしたデザインシャツ配布の集客プロジェクト試合は、目標の満員までには至らなかったものの、12,448人の観衆を集めることに成功しました。ひとつのデュエルごとに大歓声が反響するミクスタは、DAZN越しにもちょっとした欧州のスタジアムを連想させる熱狂空間であるように感じました。今回も日程の都合により見送りましたが、実際に現地で感じてみたかった一戦でした。 シャツをデザインした小倉縞縞様はJ3優勝、J2昇格を果たした2

2024シーズンのジュビロ磐田展望

1年でのJ1復帰を決め2年振りのJ1を戦うジュビロ磐田(以下磐田)の2024年シーズンを展望していきます。 チームの目標とサッカーの方向性2024年新体制発表記者会見よりチームの目標とサッカーの方向性について抜粋する。 目標 2年目を迎えた横内監督から出てきたのは勝点40という数字でした。 40という数字はつまりJ1リーグ残留に必要なボーダーラインとよく言われます。まずはここをクリアしたいと言うことでしょう。 ただし、40という数字はメディア向け、対外的に用意した面も

名古屋グランパス戦感想 ガンバ大阪雑記 J1.35節

こんにちは、こんにゃくです。 Jリーグ35節名古屋グランパス戦をDAZNで視聴しました。 ※前回対戦の感想です↓ ウェルトンが欠場。岸本の1点をみんなで守りきる。 ざっくり3連戦の真ん中の試合。 ウェルトンはコンディション面でベンチ外。 また前節、移籍後初出場した林大地もベンチ外。 試合は前半5分、CKからハチャンレに頭で叩き込まれ、開始早々に失点。 21分、前線へ飛び出した美藤のクロスを黒川がシュート。 DFがはじいたところを坂本が押し込み同点。 28分、坂本が

【ファジサポ日誌】123.ストレスフルな世界を越えて~第27節 徳島ヴォルティス vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー ~

もう次の試合も迫っている木曜日夜ですが、今回は少しばかり作成に時間をいただきました。それは、レビューの内容的な問題というよりも、望んでいる結果がなかなか出ない今のファジアーノ岡山を観るにあたり、サポーターとしての一時の感情で語ることは大きなミスリードに繋がると感じたからです。 おそらくストレスを抱えているのはチーム、サポーター共にであると思います。獲れそうなあと1点がどうしても獲れないというフラストレーションは、昇格出来そうでなかなか昇格出来ないJ1への壁に対してのフラスト

J1リーグ第20節 セレッソ大阪 VS サガン鳥栖 マッチレビュー

今節から後半戦です。先ずは、勝利!内容は置いといて、良いスタートをチームとしては出来たんではないでしょうか。 何度経験しても、水曜日の試合はなぜか疲れますね、、、 後、ゴールも暑すぎる季節になってきた!!サウナ!!!! ※事象をピックアップして書いているため、記載できていない内容は多々あります 第20節のセレッソスタメンは上記です。 セレッソが準備した守備時4-4-2 今節は上門が前残りの4-4-2ブロックを保持したまま、前線からの守備と撤退守備を行いました。 鳥

【向日葵は枯れていない!】23.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第23節 vs FC琉球 ~

筆者の想い出からの(ファジサポ的な)書き出しで非常に恐縮ですが、2019シーズン岡山のアウェイ琉球戦観戦のため、沖縄に遠征したことがあります。 ちょうど7月のナイターでした。 開始2分、現在岐阜に所属しているイ・ヨンジェの鮮やかなループシュートで先制し、開始からバクスタが盛り上がった記憶が鮮明に残っています。 そんな熱い夏の記憶が蘇るようなCF(10)永井龍の先制ゴールでした。 振り返ります。 1.試合結果&メンバーその(10)永井の先制ゴールを北九州が危なげなく守り

甲府の選手じゃないならどうでもいい

甲府の青赤以外の色に染まった元甲府の選手を見たくない。 きちんと移籍先の試合を見られるようになるのは、どの選手であってもシーズン中盤以降になってしまう。 Instagramのフォローも、移籍リリースが出た直後に外してしまう。 契約満了や期限付き移籍ならともかく、自らの意志で甲府を去った選手が移籍先のクラブでいきいきしている姿を目に入れたくないからだ。 「甲府の選手じゃないならどうでもいい」 そんな言葉が口をついて出たこともある。 私自身、身勝手なサポーターであることは重々

【Jリーグ】終盤戦!!J1・J2・J3それぞれの注目クラブ&選手!

こんにちは、みやざき潤です。 今回は、終盤戦に差し掛かったJ1、J2、J3それぞれの個人的な注目クラブと選手をまとめてみました! あくまでジュビロ磐田を中心に、Jリーグを観るのが好きなだけの素人なので「的外れ」なことや「浅い」意見も多いと思いますが、もしよかったら最後までご覧ください! J1の注目クラブ&選手①まず個人的なJ1の注目点は残留争いです。J1初年度ながら優勝争いをする町田など上位争いももちろん大注目ですが、ジュビロ磐田サポーターとしては気になるのはJ1の座を守

【ファジサポ日誌】124.Runner~第28節 ファジアーノ岡山 vs 大分トリニータ マッチレビュー ~

THE FIRST TAKEで偶然にも爆風スランプのRunnerを聴いた。筆者の子供の頃のヒット曲で、その前向きな曲調が当時から好きであったことを思い出した。 実はかつてファジアーノ岡山にもこの曲をチャントに使っていた選手がいた。 田所諒(大阪体育大⇒ファジアーノ岡山(2009~2015)⇒横浜FC(2016~2019))である。岡山では、無尽蔵なスタミナを武器に主に左センターバックや左サイドバック/ウイングバックとして活躍した。 最終ラインから諦めずに何度でもゴールへ向か

【ファジサポ日誌】122. 更なる熱狂空間を目指して ~第26節 ファジアーノ岡山 vs ジェフ千葉 マッチレビュー ~

昨シーズンのホーム戦で千葉に0-5の完敗を喫したリベンジへの期待感、もちろん今シーズン前半の敗戦(1-2)を踏まえての巻き返しへの期待感、ドローながら意図した戦いが出来ていた前節を踏まえての期待感。 そうした期待感が集約されて、J1昇格への期待感に繋がっている。 そんな位置づけの試合であったと思います。 そんな試合であったからこそ、スコアレスドローという結果には普段以上の落胆を感じた訳ですが、試合内容としては前節から改善されている面や意図した攻守が行えている面も多々あり、チ