雉球応援人

Jリーグ&乗り鉄好きのおじさんです。サッカーと鉄道、一見関係なさそうですが、ゴールへ向…

雉球応援人

Jリーグ&乗り鉄好きのおじさんです。サッカーと鉄道、一見関係なさそうですが、ゴールへ向かうプロセス、目的地へ向かうプロセスの共通項を求め続けています。レビュアー3年目の新参者ですがファジアーノ岡山への想い、観戦記を中心に綴っていきます。

最近の記事

【ファジサポ日誌】105.濃密なカップ戦~YBCルヴァンカップ2回戦 ファジアーノ岡山 vs 横浜FC (ミニ)マッチレビュー

カップ戦とはこんなに見ごたえがあり、楽しいものであったのか。 個人的には決して楽とはいえない平日ナイトゲーム、しかも試合直前まで霧雨が降るコンディションでしたが、ファジアーノ岡山初のルヴァンカップホームゲームはこの夜唯一の同カテ対決。他カードのようにジャイアントキリングの楽しみはありませんが、ゲームの質という点では、おそらく多くの観戦者を魅了した一戦であったと思います。 今回は簡単に振り返ります。 1.試合結果&メンバー岡山先制、横浜FC逆転、岡山再逆転、横浜FC同点、

    • 【向日葵は枯れていない!】10.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第3節 vs ヴァンラーレ八戸

      なかなか論じにくい内容のアウェイ八戸戦でした。 今の北九州の悩ましさが詰まっていたとも言えますが、悩むのであれば勝点を積み上げながら悩みたいものです。 そういう意味では価値があった一戦ともいえます。 振り返ります。 北九州も八戸も水曜日にルヴァン杯2回戦に臨み、お互いJ1(町田、鹿島)を相手にハードに戦いました。 このリーグ戦ではメンバー変更はあったものの、お互いに疲れは隠せなかったという印象が残りました。 更に試合を難しくしたのが上空8m/sの強風とボールが走らないピ

      • 【ファジサポ日記】104.コンセプトを取り戻せ~第11節 ファジアーノ岡山 vs ロアッソ熊本 マッチレビュー~

        久々のホームゲーム、久々の勝利を収めることができ嬉しかったのですが、喜び爆発というよりはホッとしたというのが正直な心境です。 第2クール最初のゲームでチームは5戦ぶりの勝利、11試合で勝点22ですから、再びJ2自動昇格ラインの目安となる1試合平均勝点2に戻すことが出来ました。 最近の流れからも、この試合で敗れると立て直しに少々時間が掛かるのかなと思っていました。 先週の秋田とは真逆な特化ぶりが目立つ熊本が相手でしたが、チームは熊本の攻勢を受けながらも冷静に試合を運び、結果のみ

        • 【ファジサポ日誌】103.シンプルは単調に非ず~第10節 ブラウブリッツ秋田 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          昨シーズンは4月末GWに組まれたアウェイ秋田戦。 筆者は遠征しましたが、みちのくの遅い春を体感する旅から早や一年、時間の経過は早いものです。 昨年の試合も後半終了間際に得たPKをバイスが沈めての辛勝でした。 試合内容そのものは非常に渋いものであったと記憶しています。 今の木山監督のチームも含めて、歴代岡山のチームスタイルは比較的オーソドックスなつくりになる傾向はあり、攻撃にしろ守備にしろいわゆる「特化」したタイプのチームには苦戦してきた記憶があります。 言うまでもなく秋田

        【ファジサポ日誌】105.濃密なカップ戦~YBCルヴァンカップ2回戦 ファジアーノ岡山 vs 横浜FC (ミニ)マッチレビュー

        • 【向日葵は枯れていない!】10.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第3節 vs ヴァンラーレ八戸

        • 【ファジサポ日記】104.コンセプトを取り戻せ~第11節 ファジアーノ岡山 vs ロアッソ熊本 マッチレビュー~

        • 【ファジサポ日誌】103.シンプルは単調に非ず~第10節 ブラウブリッツ秋田 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          【向日葵は枯れていない!】9.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第10節 vs カマタマーレ讃岐

          岡山のホームゲームを観戦していても思うのですが、毎年5月を前にしますと西日本は結構暑いですよね。今日も長袖、ネクタイですとじわっとした汗が体を纏わりつきます。 選手も連戦続き、そしてこの暑さで消耗してしまいました。おそらく皆さま仰っていますとおり、ガス欠の讃岐戦であったと思います。 運動量の問題もあったと思いますが、各選手ボールを持った時の判断がいつもよりもワンテンポぐらい遅れていたように筆者には見えました。 筆者も連勝のチャンスとは思っていましたので、残念な気持ちも強かっ

          【向日葵は枯れていない!】9.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第10節 vs カマタマーレ讃岐

          【向日葵は枯れていない!】8.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第9節 vs FC琉球

          今シーズン(リーグ戦での)ホーム初勝利、おめでとうございます! 5連戦の2戦目で白星がついてきたというのは、チームにも大きな自信になりますし、順位が少々上がりますので今後多少余裕を持って戦えるという点でも大きな意義があります。 惜しまれるのはMF(7)平原隆暉のゴールがO・Gに訂正されたことですが、今後の試合で正真正銘のJ初ゴールを決めてもらいましょう。 1.試合結果&スタートメンバー今回は筆者の時間の都合により、章立てもデータの紹介等も行わず雑感を述べていきたいと思います

          【向日葵は枯れていない!】8.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第9節 vs FC琉球

          【ファジサポ日誌】102.若者たちの闘「走」~第9節 愛媛FC vs ファジアーノ岡山~

          90分+6分、4分前の劇的な同点ゴールから岡山はその勢いのまま、勝点3を狙いにいく。CB(5)柳育崇は連続する岡山のセットプレーをモノにすべく前線に張り付いたままであった。 ここで勝点1を確実に得る為、一度増した火勢を自ら消火することなどは考えづらく、ごく自然な岡山の選択であった。 しかし、攻勢の裏には必ず被カウンターのリスクがある。 ましてやこの試合、愛媛のチャンスのほとんどが磨かれた鋭いカウンターによるものであった。愛媛としては1-1にされた後、すぐ勝ち越した自信もあっ

          【ファジサポ日誌】102.若者たちの闘「走」~第9節 愛媛FC vs ファジアーノ岡山~

          【向日葵は枯れていない!】7.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第8節 vs カターレ富山

          今回の第8節は筆者はリアタイ出来ず、先にサポーターの皆さまの感想や増本監督のコメント等を読んでいます。それを踏まえてのおさらいという形になりました。筆者も概ね皆さんと同じ感想ではありますが、自分なりにまとめてみました。 1.試合結果&スタートメンバー今治戦、大宮戦と良い流れをつくれていただけに、いつも以上に残念な気持ちも生じてしまう一戦となってしまいましたが、僅差勝負となるとまだまだ富山に分があるのかなと現時点での実力差も感じました。 続きましてメンバーの確認です。 こ

          【向日葵は枯れていない!】7.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第8節 vs カターレ富山

          【ファジサポ日誌】101.重馬場を制するには~第8節 ファジアーノ岡山 vs 横浜FC~

          今頃は桜の季節であると同時に筆者には降雨のイメージもあり、雨天の試合自体に驚きはないが、最近その降り方は少々異常と言える。 しかし、春先に限らず、これからも季節の移り変わりにはこのような悪天候とつきあっていかなかければならない。不良のピッチコンディションの下、正念場を戦わなければならない時もくるかもしれない。 この夜の敗戦は来るべき時の糧にしたい。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー筆者は仕事の都合で現地観戦は間に合わず、DAZN観戦となりましたが、試合開始直前、映像か

          【ファジサポ日誌】101.重馬場を制するには~第8節 ファジアーノ岡山 vs 横浜FC~

          【向日葵は枯れていない!】6.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第7節 vs 大宮アルディージャ

          この試合に関してはどうしても岡山サポ的な目線で観てしまいました。 土曜日のJ2大分-岡山を観戦した岡山サポも数多く観戦していた一戦です。もちろん筆者は北九州贔屓なのですが、時間帯によっては元ファジ戦士が6人同時にピッチに立つ瞬間があり、彼らが闘志を燃やす姿に様々な想い出が甦り少々目頭が熱くなるのでした。 1.試合結果&スタートメンバーギラヴァンツは残念ながら今シーズンホーム初勝利とはなりませんでしたが、今シーズン1、2を争う好内容であったと思います。 その証にドローながらも

          【向日葵は枯れていない!】6.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第7節 vs 大宮アルディージャ

          【ファジサポ日誌】100.大局観を持ちたい~第7節 大分トリニータ vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          耐えましたね。 ボールを持てる大分を相手に早い段階で退場者を出してしまうと、やはり一方的なゲームにはなってしまいます。 そんな中で、途中から勝点1も視野に入れたゲーム運びに見えましたファジアーノ岡山は、ある意味ねらいどおりに勝点1を手にすることが出来ました。 客観的にみてもホーム大分の方に敗北感が残るゲームであったと思います。 岡山としてはよく頑張りましたし、選手を称えたいと思いますが、J1昇格を目指す上では、このようなゲームから課題を抽出することが重要で、課題の分析から

          【ファジサポ日誌】100.大局観を持ちたい~第7節 大分トリニータ vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          【ファジサポ日誌】99.ミラーゲームの勝敗をわけたモノ~第6節 ザスパ群馬 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          タイトルを入力しながら無意識に「クサツ」と打っていた自分がいた。「草津」が「クサツ」に変わり、ついには「クサツ」が無くなった。 この日のDAZN解説を務めた柱谷幸一さんも無意識に「クサツ…」と述べている場面があり、このクラブにおける「草津(クサツ)」の物語は未だに強烈な刷り込みになっていることを再認識する。 「クサツ」を敢えて外した事情、経緯はネット記事程度での情報は得ているが、深いところは分かり得ないし、他サポがとやかく述べることでもないので言及は避ける。しかし、これも地

          【ファジサポ日誌】99.ミラーゲームの勝敗をわけたモノ~第6節 ザスパ群馬 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          【向日葵は枯れていない!】5.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第6節 vs FC今治

          良い試合内容が続きながらも、なかなか勝点3に結びつかない中で迎えましたアウェイ今治戦。次節の大宮も含めましてスタートダッシュに成功したチームとの対戦が続きます。 そろそろ結果が欲しかったところでしたし、ここで結果を出せれば自分たちの実力にも自信を持てるようになる。 そんな大事なゲームであったと思います。 多くのサポーターが関門海峡、しまなみ海道を渡る様子が伝わってきました。小倉駅ではPVを実施、北九州の街全体でギラヴァンツを支える雰囲気をつくるためにも勝利が求められる一戦でし

          【向日葵は枯れていない!】5.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第6節 vs FC今治

          【向日葵は枯れていない!】4.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第5節 vs FC大阪

          筆者雉球にとって悩ましいのが、岡山と北九州の試合日時が重なることです。重なってしまった時は、申し訳ないながら、岡山リアタイからのレビュー作成の合間に、北九州の試合を観るというような観戦方法をとっています。 こんな時、更に悩ましいのが岡山目線で北九州を観てしまったり、その逆で北九州目線で岡山を観てしまったりと視点がズレてしまうことです。 チームの状況に合わせた視点の確保は言うまでもなく大事で、今の北九州の場合、長期的な視野で(結果はもちろん必要だけれども…)「良い守備からの良

          【向日葵は枯れていない!】4.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第5節 vs FC大阪

          【ファジサポ日誌】98.ベクトルは前へ~第5節 ファジアーノ岡山 vs 水戸ホーリーホック マッチレビュー~

          本来は参戦のはずのホーム戦なのですが、春先の繁忙期の波が零細事業者に過ぎない筆者雉球の下にも押し寄せてきました。令和6年春、人を、働く現場を取り巻く環境の変化は激しいということです。 春先の風は気まぐれで時に重大な事故を起こします。 岡山ではこの水戸戦の2日前に再開発工事現場で型枠が崩壊し、作業員が下敷きになるいたたましい死亡事故が発生したばかりでした。 試合が開催されたこの日も午前中から強風、強雨に晒される荒天。まずは安全にホームゲームが開催され良かったと思います。

          【ファジサポ日誌】98.ベクトルは前へ~第5節 ファジアーノ岡山 vs 水戸ホーリーホック マッチレビュー~

          【向日葵は枯れていない!】3.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第4節アスルクラロ沼津

          3月2日第2節以来のミニレビューです。 この間、皆さまご存知のように聖地ミクスタでルヴァン杯1回戦を勝利、チームは今季公式戦初勝利を飾りました。相手はJ2大分でしたが、TMでも結果を残していた相手という点は大きかったでしょうか。 当日は情報遮断して深夜に映像をチェックしましたが、乾貴哉のクロスが上がった時には思わず渡邉飛び込め!と声を上げてしまいました。 この劇的な、歴史的な1勝から間が空いたことを歓迎とみるべきか、流れが繋がらないとみるべきか筆者には少々迷いもありましたが

          【向日葵は枯れていない!】3.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第4節アスルクラロ沼津