科学技術社会論

【読書記】私たちは科学とどう向き合い、どう付き合っていけばよいのか(#科学 02)

【読書記】私たちは科学とどう向き合い、どう付き合っていけばよいのか(#科学 02)

佐倉統 著『科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点』(講談社、2020年) -------------------------------------  ゲノム編集作物を食べるのか・食べないのか。AIによって仕事がなくなるのか・なくならないのか。ワクチンを打つのか・打たないのか。現代は、人々の生活にまで、科学技術が顔を出すようになった。しかし、私を含む非専門家である人たちが、科学技術と適切に付き合っていくことは、相当に難しいことであると感じる。  そうした中、

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師匠に怒られた話。「お前色々いうけど、それってテクニックだよね。お客さんの欲しいものはTPOSで本質でやらないとだめだよ。」文で書くとやわらく見えるけど、机を叩いてどやされた事です。技術論の前に、本質論でやれと言われた話です。

師匠に怒られた話。「お前色々いうけど、それってテクニックだよね。お客さんの欲しいものはTPOSで本質でやらないとだめだよ。」文で書くとやわらく見えるけど、机を叩いてどやされた事です。技術論の前に、本質論でやれと言われた話です。

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科学技術社会論(2021-2025)

科学技術社会論(2021-2025)

2021-2025年に出版された主な科学技術社会論関連書籍をリストアップしています。出版予定も含みます。不足分は順次追記していく予定です。→ライブラリ一覧 ▼2016-2020 ▲2026-2030 ■松本 三和夫 (編)『科学社会学』 東京大学出版会 (2021/2/9) ---------------------------------------------------------------------------- プロフィール ライブラリ  TOP Pag

デジタルvs人間という構図に思うこと

デジタルvs人間という構図に思うこと

こんにちは。中尾と申します。私は某企業の研究所でコンピュータサイエンス関係の研究に従事しています。学生時代は「情報技術が社会にどのように受け入れられるのか」をインタビュー調査などで明らかにしていました。科学技術社会論(Science, Technology and Society,略してSTS)と呼ばれる人文社会学系の分野です。 自分の専門性も相まって、人とテクノロジーがどのように力を及ぼしあうかには非常に興味があり、研究しています。その中で、最近タイトルに挙げているような

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2020年8月デビューの科学コミュニケーション系VTuberがこれまでを振り返る

2020年8月デビューの科学コミュニケーション系VTuberがこれまでを振り返る

こんにちは!科学コミュニケーション系VTuberの北白川かかぽです🐤🥝 私は2020年8月1日にデビューして以来、科学コミュニケーションを軸に様々な活動に取り組んできました。 まずは以下の自己紹介動画をご覧いただけますと嬉しいです♪ 「そもそも科学コミュニケーション(サイエンスコミュニケーション)って何?」という疑問を抱かれた方は、下記のnoteや配信アーカイブをご覧ください。 今回の記事は「学術教育サイエンスコミュニケーション系 Advent Calendar 2020

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科学コミュニケーターの矛盾・誰も話さない事(笑)2

科学コミュニケーターの矛盾・誰も話さない事(笑)2

エビデンスも何もないけど、 経験的に感じる事を書きます(笑) 科学コミュニケーター同士は群れない。 これを意外と感じます。単独プレーが多いです。 つまり同士とは会話をしないという事です。 一般の人たちや研究者とはトークするのが仕事ですが 意外と・・科学館とかにいる科学コミュニケータなら別ですが それ以外の人達はあまり話さない気がします。 だから群れないので集団で呼びかけるとかの際は 力が弱いと感じる事もあります(笑) 意外と一方通行(笑) 基本は、自分がしゃべるのが

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12世紀のルネサンスと大学の始まり

12世紀のルネサンスと大学の始まり

12世紀のヨーロッパは、イスラム世界から西欧世界への知識の移転をきっかけにして、文明の遭遇、文明移転と呼ばれ、商業の復興と、大学の誕生、など12世紀は西欧世界のしばしば知的離陸の時代とも呼ばれる。 12世紀ルネサンスは、ヨーロッパ中世での古典文化の復興と、文化の高揚が見られるとして、使われる言葉である。これ以前の中世ヨーロッパは暗黒時代とみなされ、中世とルネサンスの間に断絶があると考えられてきた。中世と近世、近代の連続性を強調しようと18世紀のアメリカの歴史家チャールズ・ホ

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「月刊ボランティア情報2011年9月号」 市民文庫書評
『市民科学者として生きる』高木仁三郎著 岩波新書 定価700円+税

「月刊ボランティア情報2011年9月号」 市民文庫書評 『市民科学者として生きる』高木仁三郎著 岩波新書 定価700円+税

「月刊ボランティア情報2011年9月号」 市民文庫書評 『市民科学者として生きる』高木仁三郎著 岩波新書 定価700円+税                           評者 白崎一裕 福島第一原子力発電所事故後の脱原発の世論の高まりの中で、あらためて、高木仁三郎さんのお名前を見聞きすることが多くなった。高木さんは、チェルノブイリ原子力発電所事故を直接の契機として高まった1980年代後半の「反原発運動」のリーダーとして活躍した核化学者である。明晰な論理と冷静な態度で

早稲田理系が語る、日本の科学技術政策は、「教えて頂いてる!」と言う姿勢で上手くいっている、と言うお話

早稲田理系が語る、日本の科学技術政策は、「教えて頂いてる!」と言う姿勢で上手くいっている、と言うお話

続きます! これも相対的な物ですが、早稲田や慶応が無意識に海外の名門大学をライバル視している、したい、と言う欲望を抱えているのと比較して、東大の留学制度は、かなり謙虚な姿勢で行われている様に見えます。 つまり、トップのトップの研究者や技術者からみると、競争相手と言うよりも共に研究する仲間、そのように認識しているので、恐らく日本の科学技術政策は、間違っていないでしょう。 科学技術研究費を低くして、海外のトップ研究者とより良い人間関係を築き上げたい、と言う事ですね。 まあ

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サイエンスコミュニケーションの定義を調査してみた

サイエンスコミュニケーションの定義を調査してみた

はじめまして。YouTubeで広くサイエンスコミュニケーションっぽい動画を投稿している北白川かかぽと申します。 私はサイエンスコミュニケーション系VTuberを自称しているわけですが「そもそもサイエンスコミュニケーションって何?」と訊かれると返答に困ってしまいます。 サイエンスコミュニケーションの定義に関しては様々な議論がなされており、定まりきっていないのです。 (サイエンスコミュニケーションの定義や歴史について、15分ほどで簡単に解説した配信アーカイブがあるので、よろ

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