日々の頭の中

イメージがもたらしたもの

昨夜遅くに一番ほしかったものをもらった。
ただそれだけなのに心から穏やかな気持ちになって、どうしようもなく嬉しくなって、心が焼けそうなほど熱を持つのを感じた。

頭をよぎっては押さえ付けるように消していた様々な悪い仮説が、本当に消えたことを確認できて安心した。

これが正解、これ以外は認めない。そう強く強く、ただ一つの念いを自分の中で増幅させ、イメージとして固めていく。
次々に現れる望まないイメー

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感動ポイントとシューディンガー

昨日、会社の人たちと夜の街、といってもいかがわしいところではなく本当に帰宅途中の夜の街、を歩いていた時に、一人がイルミネーションを見て「綺麗っすね。なんか感動しますね」と言ってきた。

僕は「綺麗だとは思うけど、感動はしませんね」と返した。

感動する心を忘れちゃったかと言われ、どんなことに感動するのかと問われた。

ふと、周りを見回して「こうして人がしっかりと存在して歩いてることです

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人間強度とツインレイ

誰かを介在させると自分がブレるし弱くなる。
「化物語」風にいうなら、人間強度が下がる。
それは、ある意味では正しいと思う。

今まで全て自分に向けていた思考やエネルギーを他者に向けることになるわけで、それは正直なところ恐怖ですらある。

けっこうギリギリで踏ん張って生きている人間もいて、他者が入ってこようものなら明確な拒絶反応を身体は示すだろう。

本来であれば自分はそちら側の人間だ。
好きなこと

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ただのサボりについての考察

会議室で椅子からずり落ちそうな体勢。
なんだか今日はもう仕事しなくてもいいかなと思い、PCを開きつつもスマホでこれを書いている。
わかりやすくいうと、サボっている。
そして、このままサボり通そうと思っている。
わかっている、みなまで言うな。

ここで煙草が吸えたら文句ないんだよな。
仮眠用ベッドでもあれば最高なんだよな。

もう金曜日だしさ、あと数時間サボったって地球は滅亡しないから安心して。

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詩 〜夕暮れとミルクティー〜

淡いグラデーションの夕暮れ
灰色の雲の破片がゆっくり流れる

鉄塔がシルエットで存在感を示し
少し急いだ街灯が道を照らし始める

黄色に染まった銀杏の葉が風に舞い
紫煙が中空に漂い薄くなり消える

ミルクティーは少しずつ熱を失い
空気が冷たいことを思い出す

自分にしか決められないもの

一時的に歩みを止めざるを得ない時もあるだろう。
心ばかり焦って、空回って、徒労感に支配されそうな時もあるだろう。
人生は思い通りにいかない、と悲観的な見方をしたくなる時も。

高い壁が立ち塞がっているなら、壁を登らずに扉を探すという手もある。
そこに辿り着く道が霧に閉ざされているなら、天気が回復するまで待つという手もある。

幸せという、個人の尺度で定義されるものは、その人にしか決められな

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詩 〜三つの水が戻る場所〜

三つの水が戻ると書いて涙

君の両目から流れる水で二つ
あと一つの水源はきっと心

まだしばらく溢れ落ちるなら
君が濡れないように傘をさすよ

心から流れる水は見えないから
誰も気づいていないかもしれない

でも僕は流れているのを知っている
止め方だって知っている

今はそのまま流しっぱなしでいいよ
ずっと傘を持っていてあげる

君が濡れることのないように
ぜんぶ僕が引き受けるから

三つの水が戻

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詩 〜文通と引力〜

その心に触れてしまったら
温かさを知ってしまったら
抗うことすら無意味だと気づく

引力を持つ言葉たちが散らばって
どこに引き寄せられるかわからない
それでも全てが君の欠片だから

いちばん近いところでいいや
繋がってるのを知ってるから
文通は昔の人だけのものじゃない

溢れ出る言葉がどれだけ尊いか
紡ぎ出す言葉がどれだけ愛おしいか
心に触れるということがわかる

今まで知らなかっ

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自動書記のようなもの

部屋の蛍光灯を消してベッド脇の間接照明をつけた。
既にベッドに潜り込んで、いつ来るともわからない睡魔を待ちながらこれを書いている。

何を書きたいわけでも、声を大にして伝えたい何かがあるわけでもない。
ただ、文字を打つという行為をしたいだけ。
これも一種の活字中毒の亜種みたいなものだろうか。
デジタルだけど。

そんなどうでもいいことをカタカタとベッドに寝そべって打っているのだ。
月曜の21時前に

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詩 〜君と僕と茜色〜

茜色がわからないという僕
今みたいな色だよと空を指差す君

なんだか切ない色だなと思う僕
切ないと思ったでしょうと顔を覗きこむ君

素直にうなずく僕の頭をやさしく撫でる君

子ども扱いするなとふてくされる僕
今度はそっと抱きしめてくれる君

いつもの強がりが君には効かない
それを隠すように僕も抱きしめる

温かいねと言う君の頭をやさしく撫でる僕

茜色の空に吸い込まれてもいいかなと思った