リツイートを著作者人格権侵害とした最高裁判決

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 令和2年7月21日,最高裁判所第3小法廷は,Twitterにおいて他の投稿者が行ったツイートをリツイートした投稿が,著作者人格権侵害にあたるとした原審(知財高判平成30年4月25日)に対する上告を棄却し,原審の判断が確定しました(→判決文)。
 SNSの利用者にとってはかなり注意を要する判例であり,今回これについてみてみたいと思います。

1 事案の概要

 本件

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【行列ゼロ!じんたろ法律事務所】京都安楽死事件から「死ぬ権利」を考える

日本で「死ぬ権利」は認められているのでしょうか?
 スイスでは「死ぬ権利」が認められているらしい。
 自分はスイスでその権利を得たとしてこういうことをブログに書く人もいます。

日本で安楽死を合法化してほしいという難病の女性の試み

 「くらんけ」を名乗る20歳代後半の女性。
 6歳で神経性の難病だと診断され、14歳までにあらゆる治療法をやり尽くし、20代のほとんどを入院治療に費やしたとか。でも目

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とある政治家の発言に乗じて自分が書きたいことを書くnote

※このnoteはほぼ無料です。

「命選別しないとダメだと思いますよ。ハッキリ言いますけど。何でかっていうと、その選択が政治なんですよ」

日本において予算案を審議するのは国会(主としては予算委員会)です。多分,政治の仕事ではなく立法の仕事ですかね。

まあ予算案を提出するのは内閣の仕事ですからそんなに間違ってるとも言えないんですけど。

私が言いたいことは以上です!



どうでもいい(笑)

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スキとか…照れますよそんな…
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写真の無断ツイートをリツイートするのは権利侵害?!この意味を解説するぜ

Twitterをやってると、自分が共感したり広めたいと思ったりしたツイートを「 気軽な気持ちで 」リツイートすることってあるよな。

そこに悪意があることは稀だが、そんな行為であっても今後は権利侵害とみなされる可能性が出てきたぜ。

その根拠となるのが21日に最高裁によって確定された、「 リツイートを巡る権利侵害訴訟 」だ。

これはTwitterを利用するのであれば知っておきたい判決だが、いまい

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ありがとうな、俺も好きだぜ🐵🕶
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令和2年7月21日最高裁判決を読む 〜写真の無断リツイートによる著作者人格権侵害〜

はじめに

 ニュース等でも話題になっていましたが、2020年7月21日、twitterで無断アップロードされた写真をリツイート(RT)した場合における氏名表示権等の侵害に関する最高裁判決が出ました。

 社会の重大関心事について最高裁の判決が出るたびに、判決文を読まずに論評をされる方もいらっしゃったりしますが、最高裁の判断は感情的言論で動くものではないため、最高裁がどのようなロジックで結論を導き

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❤ Спасибо ❤
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パクツイのRTは、情報開示請求の対象に。ものすごい最高裁判決が出た

無断転載はそりゃダメだけど、無断転載ツイートをリツイートしても訴えられてしまうの…? 善良なTwitterユーザーは、いったい何に気をつけて過ごせばいいのか。

「えっ」という短いコメントとともに、鳥が鳴いた。写真を愛する人たちが集まる、Slackでの出来事だ。

送られてきたURLからは、「無断転載コンテンツを含むツイートをリツイートしたら、リツイートした人も著作権を侵害した扱いになって『情報開

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ありがとうございます☺️
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リツイート事件最高裁判決について

前から気になっていた裁判の最高裁判決が出たので忘備録として書きます。法律家ではないので間違っているかもしれません。
判決文
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/597/089597_hanrei.pdf
第一審判決文
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/185/086185_hanrei.p

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リツイートが権利侵害になることも!?その理由を解説

こんにちは、Aikaです!

SNS界、スポーツ界、そしてメディア界にも衝撃の走る判例が出ました。

まずは、多くの人が見たであろう著作者の権利侵害を認めたニュース記事を掲載しておきます。

今回、波紋を読んでいるのは、

「無断転載写真をリツイートする行為は著作者の権利を侵害していると認められた」

この事実です。

プロカメラマンが著作権侵害を訴えたいきさつ

ニュース記事では簡潔に書かれてお

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読んでくださり有り難うございます!
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「記者クラブ」とは、なにものか。

主要な新聞社やテレビ局、通信社が会員となっている一般社団法人「日本新聞協会」。同協会は「記者クラブ」の定義を決定し、公表しています。

 ところが、これが時代とともに変遷しているのです。その理由は、記者クラブが時代に合わないものと批判されると、記者クラブの定義を変更して批判をかわしてきたからです。

 拙著『裁判所が考える「報道の自由」 判例 第1次記者クラブ訴訟』(インシデンツ)に「記者クラブの

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【答えの多くは過去にある】

最近お会いしたことのない方に感化されて判例集を読んでいます。
労働判例百選というものを読み始めました。

判例というのは過去裁判において具体的事件における裁判所が示した判決・法律判断なのですが実際に起こった事例をわかりやすく(?)説明をしているものです。
法学部出身になるとアレルギーなく読めると思いますが、最初は言い回しが仰々しいので理解するにも一苦労するものだと思います。

ただ昨今起こりうるで

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