事実はなぜ人の意見を変えられないのか

なぜ事実は人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学-

なぜ事実は人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学-

メンタリストDaiGoさんがおすすめしていたので読んでます。読み終わってないです。 内容が濃くて全然進んでないんですけど半分くらいまで読んだので私の身近で起きてることと重ねながら少し書いてみます。 1.事前の信念 今日の世の中においてワクチン接種に賛否両論の意見がありますよね。 ワクチン接種はしてない人に比べて94%の予防効果があります。科学的に死亡のリスクは極めて低く、不妊などの因果関係は認められないことが明らかになっています。 テレビをたまに見ると専門家や役人が

3
【書評】事実はなぜ人の意見を変えられないか

【書評】事実はなぜ人の意見を変えられないか

かなり学びの多い本だったので、主なアウトプットを記載する 1.事実は人の意見を変えられない 事実を示して人の意見を変えるということは非常に難しい。人間は無意識のうちに、自分が正しいと信じている情報=事実を受け入れ、自分の考えと異なる事実は情報を歪曲して受け入れるからだ。 2.人の行動の導き方 人に何かをしてほしいと思うときは、ポジティブなインセンティブを示すことで誘発できる。たとえば、手を洗ってほしい場合、手を洗うと「よくできました!えらい!」というのが電光掲示板に流

とくさんのおすすめ本「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」

とくさんのおすすめ本「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」

①決断の前に何度か考えよ、②指摘を素直に受け取れないのは危険信号、③”いま”ご褒美がもらえる仕組みをつくれ -- 「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」の読書ノート

①決断の前に何度か考えよ、②指摘を素直に受け取れないのは危険信号、③”いま”ご褒美がもらえる仕組みをつくれ -- 「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」の読書ノート

この記事は、ターリ・シャーロット『事実はなぜ人の意見を変えられないのか -- 説得力と影響力の科学 -- 』の読書ノートである。私が受け取ったことは必ずしもSharotが言おうとしていたことと一致していないので、気になった方はぜひ原著をお読みください。 ①決断の前に何度か考えよ 私は、大事な決断をするとき、那須高原に行って、何日間かこもって考えることにしている。第一に、心理学徒として、大切な決断を前にしたとき、人間は直観的な判断をしがちであり、色々と理由を述べていても直観

4
新しい信念を形成する情報を「問う」ことが必要

新しい信念を形成する情報を「問う」ことが必要

『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』(説得と影響力の科学)には、次のように書いてある。 新しい信念が形成されるとき、四つの要因が関与する。 ・もともと持っていた信念(事前の信念) 親は「ゾウは空を飛べない」という信念を持っている。 ・事前の信念に対する確信 子どもは親を信頼して「ゾウは飛べない」と判断する。 では 同じことを親ではなく、自分と同じような子どもが言ったとしたら、どうだろうか? ・新しい証拠 小さい子どもが「ゾウが空を飛んでるよ」と、子どもに

12
【読後感】「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」ターリー・シャロット著

【読後感】「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」ターリー・シャロット著

2020年12月,単身赴任中の私は,年末年始に東京に暮らす家族の元に戻るかどうか?判断に迷っていました。 新型コロナウィルスの感染者が拡大する中,その原因を「危機感が共有されていないことにある」とメディアが報じていました。 自分自身の行動や能力などを実情よりも楽観的にとらえ,危険や脅威などを軽視する心的傾向。いわゆる「楽観主義的バイアス」が原因だということでしょう。 著者のターリー・シャロット氏は,この「楽観主義的バイアス」をテーマにTEDで講演,2012年以来,200

1
「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」読みました

「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」読みました

こんにちは〜 一ヶ月以上投稿を休んでしまいました。本を読んでないわけではないのですが、まとめを書くような本を読めていなかったです。 noteの有料マガジンは廃刊するぞって通知が来るのがいいですね。義務感が出ます。 一応アナリストという仕事をしていると、「整合性」や「論理」、「ロジカル」などと言った言葉をよく使い、使われます。言葉でうまく表現できませんが、そこへの懐疑心があるわけです。 さて、原題『The Influential Mind』を読みました。邦題がやや内容と乖

200
脳と脳を直接つなぐ未来 僕らの学習帳 vol.070

脳と脳を直接つなぐ未来 僕らの学習帳 vol.070

人類は影響力を高める方法を発明してきました。文字や言葉、それを印刷して、電波に乗せて、インターネットに乗せて。より速く強く、遠くに影響力を及ぼす方法を考えてきました。 このまま技術が進歩していった先の未来は、どのような方法が考えられるでしょうか? 1つの考え方として、効率を考えて発達してきたこれらの方法は、より効率を強めようとするのではないかということです。 脳の電気信号を文字に変換して、その文字を相手が読んで電気信号に変換して、何かを感じる。このプロセスを効率化するい

8
集団の意見は思ったよりも正しい? 僕らの学習帳 vol.069

集団の意見は思ったよりも正しい? 僕らの学習帳 vol.069

集団の意見が正しいと考えている人はどれくらいいるでしょうか?集団の意見が間違いのもとだと考えている人は? 1907年のイギリスで、雄牛の重量あてコンテストが開かれました。800人の参加者が小さな紙切れに、雄牛の重さの予測をしたのです。この800人の予測の平均値を出してみると、実際の数値との誤差は1%だったのです。 このコンテストの結果をもとに、群衆の意見は思っているよりも賢いものだという論文が発表されました。そして、その数は多ければ多いほど、賢くなると。 しかし、この考

3
社会的学習を逆手にとるために 僕らの学習帳 vol.068

社会的学習を逆手にとるために 僕らの学習帳 vol.068

2004年に公開された映画「サイドウェイ」は、カリフォルニアのサンタバーバラという地方のワイナリーを舞台にしたものでした。この映画のヒットによって、サンタバーバラのワインの売り上げは急上昇したのです。 それだけであれば、マスコミの影響のつよさの話で終わるのですが、それと同時に、話題になったのが次のセリフでした。 「メルローを注文するやつがいれば俺は帰る。メルローなんてクソまずいもの、俺は飲まない」 映画の主人公マイルスのセリフです。このセリフの影響によって、メルローのワ

2