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【メンタル】「決断」と「メンタル」の関係とは。

「暇だなぁ。」を口癖にしているJUNです。

もちろん、本当に「やることがない状態」なんてのは、あり得ません。

しかし、「暇だ」と言い聞かせることで、処理できるキャパを広げようという姑息な手でございます。

本日は、そんな話。

実は、こんなちょっとした「つぶやき」でも、功を奏するときもあるのです。

過去記事でも話題としましたが、僕たちの目の前に起きている事実を「どのように受け止めるのか」は、自分に任されています。

もっと言えば、その自分の「心の在り方に左右される」と言えますね。

では、「どのような心の在り方が望ましいのか?」という話題をまとめましたので、ぜひ、心に余裕をもって読んでみてくださいね。

▼「決断」するときに考えたい「メンタル」の影響。

突然ですが、クイズを1つ。

「決断をする」という行為に対して、「ネガティブ」な影響を与えるものとは、いったい何でしょう?

きっと、あなたもこの魔の手からは逃れられないはず。

正解は、

「ストレス!」

でございます。

そう。「ストレス」は、僕たちの「決断」に対して大いに影響を与えます。

もっと、詳しく言うと、

「ストレス過多の状態では、よりネガティブな決断をしてしまう。」

ということなのです!

さらっと書きましたが、これは、見過ごすことができない問題です。

例えば、「志望校を決める」なんて、なかなか大きな「決断」を迫られたとき、その直前に「テストの成績がふるわなかった」とか、「病気をして体調が万全ではない」なんて状態であったとしたらどうでしょう。

もしかすると、あなたは「自分の可能性を過小評価した決断をしてしまう」かもしれません。

というのも、僕たち人間は、

「ストレス過多のネガティブ状態だと、よりネガティブな情報に対して敏感に反応する。」

という特性があるのです。

だからこそ、「決断場面」では、「自分の心の状態」を加味して考える必要があるのです。

しかし、難しいのは、「自分の心の状態を自分で察知できない」ということ。

だからこそ、普段から「自分の心の状態」に気を配ってあげることで、「今の自分」を認め、「いざ!」というときに備えておく必要があるのです。

▼「ストレス状態」がもたらす副産物とは。

さて、「ストレス」が僕たちの「決断」をネガティブにするという話を書いてきましたが、実は、それだけではないのです。

「ストレスからのネガティブ」は、僕たちがもつ「大切なもの」を奪ってしまいます。

それは、

「チャレンジ精神!」

なのです。

見回してみれば、いくつもの事例が見て取れるのですが、ここでは、アメリカンフットボールの例をご紹介します。
#事実はなぜ人の意見を変えられないのか

カルフォルニア大学ゴールデンベアーズは、連勝に連勝を重ね、登り調子の5連勝。ランキングも、全米2位にまで上昇していました。

しかし、転機になったのは、チームの中心選手のけがでした。

チームの支えを失った試合でベアーズは、なんとか接戦に持ち込むも、最終的には、勝利を逃してしまいます。

もちろん、それまでの連勝が止まっただけで、気持ちを切り替えて次の試合に臨めば問題ないのですが、「心理的なネガティブ」は、着実にチームの中に浸透していったのです。

なんと、ベアーズは、その試合を転機として、2位から9位。そして20位までランクを下げ。シーズンの終わる頃には、ランク外まで転落したのです。

ベアーズの成績不振の裏側には、「連勝からの負け」という事実以上に「心理的な重圧」が影響していました。

その「重圧」とは、「失敗できない」というもの。

「ネガティブ」にとらわれ、「チャレンジ精神」を失ってしまった選手たちは、「ここぞ!」というときに「チャレンジ」するのではなく、「無難な選択」を選ぶようになってしまったのです。

その「無難な選択」は、チーム全体に広がって行きました。

スポーツではとくに、「一か八か」を試さないといけない局面が訪れます。話を極端にすれば、

「弱小チームが格上のチームに勝利する確率を高めるためには、ときに一か八かを試す必要がある。」

はずです。

しかしながら、「格上のチームと対戦する」という「ストレス」から生まれる「ネガティブ」は、「チャレンジ精神」を奪い、「無難な戦略」をとらせてしまうのです。

結果的に、やはり「大番狂わせは起きない」という「無難な結果」に落ち着いてしまうのです。

▼まとめ。

本記事では、「メンタルが沈んでいるときの決断に注意!」という内容をまとめました。

人間の決断は、その時々の「メンタル」によって大きく変わってきます。

ぜひとも、普段から「自分のメンタルの変化」を敏感にとらえ、チャンスを生かしてくださいね。


「メンタル」が落ち込んだときは、こんな「サークル」に投稿してみる方法もよいかもしれません。


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