しよす

ムダが大嫌いなのにムダが大好き。 二面性あってこそ人間ですよね。 ↓ポッドキャストで音…

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ムダが大嫌いなのにムダが大好き。 二面性あってこそ人間ですよね。 ↓ポッドキャストで音声配信をはじめてみました。↓ https://open.spotify.com/show/1acNAPpWqtt67HTr8jygz6?si=36a8e48f92834a6a

最近の記事

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自己紹介です

いまさらながらですが、つい最近noteを書き始めたので自己紹介をしたいと思います。 私は設計エンジニアとして働いています。35歳で二人の子持ち。数年前にさまざまな仕事上のトラブルが重なり、〇〇〇時間残業を3か月連続でやって死にかけましたが何とか生き残りました。 そのせいなのか、いままで持っていたいろいろな欲望や執着が薄くなり、”悟り系エンジニア”を自称しています。 いろいろと細かいことを書くと長くなりそうなので、ネット上で見つけた30問への質問に答えていくようにしたいと

    • 霞を食う生活

      子供のころ、私の父は口癖のように「霞(かすみ)を食って生きていきたい」と言っていました。 それを聞いて、「いったい何を言ってるんだ、このオヤジは…」とよく思ったものです。 霞を食うとは、深い山に住む仙人が山に漂う霞だけを食べて生きてることから、「浮世離れして、収入もなしに暮らすことのたとえ」として使われる言葉です。 私の実家は道路の舗装もされていないような山の中にあるため、父は山の中に住む自分自身を仙人にたとえてそのような言葉を言っていたのだと思います。 言うだけならま

      • podcastで音声配信はじめました

        noteで記事を書き始めてもう少しで1年たちます。 途中で数か月記事をかかない時期があったりしてムラッ気がありましたが、細々とでも続けることができたことは良かったな、と思います。 1年も続けているとやはり色々と思うところがあるわけですが、最近考えていたのは 「もっと気軽に日々の出来事を記していきたい」 ということでした。 私の記事は日記的なスタイルとは程遠く、わりとテーマに沿って書くことが多いです。 読んだ本や、日々の出来事から感じたことからテーマを決めて記事を書くわ

        • 「いま、この時を生きる」ピダハン族について

          仏教では、何事にもとらわれないこと、執着を捨てることを大切にしています。 じゃあ私たちが何にとらわれているかというと、自分自身であったり、生きることであったり、モノであったり他人であったりします。 また、私たちがとらわれているものは他にもあります。 それは「言葉」です。 「言葉」にとらわれるとはどういうことでしょうか? 例えば嫌いな人がいたとします。 「嫌い」という感情は形あるもの、実在するものではありません。 モヤモヤと形なく心のなかに漂う感情に「嫌い」という言葉

        • 固定された記事

        自己紹介です

          「慣れてきた頃が一番あぶない」のはなぜか

          まえに、”無意識”について記事にしました。 人間の判断の90%以上が実は無意識によるもので、行動を変えるためには”無意識”変える必要があるとの内容です。 そして、人は無意識での「高速思考」と、意識的で複雑な「遅い思考」の二つの思考システムを組み合わせているという記事も書きました。 今回は、無意識による「高速思考」の落とし穴についてです。 高速で脳の負担も軽い「高速思考」ですが、良い点ばかりではありません。 実用上、大きな問題が発生する可能性があります。 問題点につい

          「慣れてきた頃が一番あぶない」のはなぜか

          ユニクロの店内写真をみて考えた、ルッキズムについて

          昨日、ユニクロに行ってきました。 洋服を買うのも久しぶりなので、大量に買ってしまいました。 買い物をすませて、妻が会計しているのを待っている間、店内に掲示している写真を何気なく見ていました。 私の若いころのユニクロは、スタイル抜群の外国人モデルがカッコよくキメている写真ばかりだったと思います。 今は、いろんな人種のモデルが採用されています。 そして人種だけではなくて体形もさまざまです。 普通の体形で雰囲気もふくめて一般人に近い感じのモデルが多く、まさにモデル!といった体

          ユニクロの店内写真をみて考えた、ルッキズムについて

          選んでもらえるとうれしい

          最近、空き時間をみつけてはちょこちょこと絵を描いています。 高校時代は美術部に入っていて油絵を描いていましたが、大学や社会人になってからはほとんど絵を描いていませんでした。 久しぶりに絵を描くと楽しいですし、良いストレス解消にもなります。 先日、絵の練習がてら三船敏郎の演じた侍の絵を描きました。 せっかく描いたので、いい機会だからと初めてみんなのフォトギャラリーに絵を登録したところ、先日 記事のタイトル画面に使っていただけました。 なんというか、何も考えずに登録して

          選んでもらえるとうれしい

          『フルハウス』に学ぶ育児スキル

          最近netflexを契約して、家族で『フルハウス』を観ています。 自分が子供のころNHKでよく流れていたドラマなのでかなり古いのですが、今見てもとても面白いです。 子供たちも大ハマりしていて、毎回笑い転げて観ています。 家族をテーマにしたドラマなので、子供たちとワイワイ言い合いながら観れるところも良いところですね。 『フルハウス』を観ながら思うことは、子供のころと今では見るポイントが全然違うなぁ、ということです。 子供のころは、目立つキャラクターであるジェシーやジョー

          『フルハウス』に学ぶ育児スキル

          想像力の「ムダ使い」をやめること

          この世で最も怖ろしいものはなんだと思いますか。 逆に、最も美しいものはなんでしょうか。 ☆ ☆ ☆ 若いころ、心の中を常にモヤモヤとした不安が支配していました。 その理由がわからずずっと苦しみ続けていましたが、原因を考えていくと、仕事のこと、将来のことや、他人にどう思われているかについて、色々と悪い想像をして苦しんでいるためだと気づきました。 それから、私は意味のない悪い想像をしないように意識を変えました。 考えても答えがでないことを悩んで自分を苦しませるのがバカらし

          想像力の「ムダ使い」をやめること

          なぜ朝の準備は無意識にできるのか

          まえに、”無意識”について記事にしました。 人間の判断の90%以上が実は無意識によるものというもので、行動を変えるためには”無意識”変える必要があるとの内容です。 今回は、無意識が思考において果たしている役割と重要性、そして無意識が引き起こしてしまう判断の誤り(認知バイアス)についてです。 私たちの判断において大きなウェイトを占めている”無意識”の働きをしることで、行動を変えるためにはどうすればよいか、より理解が深まると思います。 無意識に朝ごはんを食べてシャワーを浴

          なぜ朝の準備は無意識にできるのか

          春のキャンプの絵

          先週末、家族でキャンプに行きました。 キャンプで焚き火をしているときの様子を絵に描いてみました。 明暗はっきりしたところと、炎がうまく表現できたのではないかと思います。 キャンプでは焚き火をするのが一番好きです。 私は山育ちなのですが、子供のころは親の手伝いで草や木を燃やした炎の番をさせられていました。山火事を防ぐためです。 焚き火していると、日が沈んで薄明りのなか少しずつ小さくなる炎をただ見つめ続けたその時の光景を思い出します。 一人ぼっちで炎を見つめ続けるその時

          春のキャンプの絵

          【当たり前】から解放される『歴史思考』

          はじめに最近、多様性についての話題をよく耳にします。 多様性が高まることで、さまざまな新しい発想やイノベーションがうまれて社会の変革につながるといいます。 しかし、私は多様性という言葉を聞いてときどき違和感を感じるときがあります。 というと誤解されそうですが、私は多様性は心の底から大賛成です。 私の感じる違和感とは、おもにビジネスの世界で使われる多様性が『社会にとってプラスになるから、役に立つ範囲にかぎって多様性を認めてやるよ』という少し傲慢さを感じてしまうところです

          【当たり前】から解放される『歴史思考』

          事実では人を説得できない

          人を説得することは難しい仕事や家庭での生活の中で、そう感じたことがある人は多いのではないでしょうか。 私自身もそう強く思った経験がいくつかあります。 私の同僚に、仕事をより効率的にしたい、職場の体制をより良いものに変えていきたいという強い情熱を持つ人がいました。 彼はとても理論的な人間でした。 改善活動でリーダーを任された彼は、彼の考える仕事のあるべき姿を明確にし、現状とのギャップを洗い出し、そのギャップを無くすための改善案を理論的に積み重ねていきました。 改善活動

          事実では人を説得できない

          七人の侍

          七人の侍から、三船敏郎演じる菊千代を描きました。 三船敏郎は現代劇でも時代劇でもカッコいいですか、菊千代は最も好きなキャラクターです。 七人の侍は黒澤明監督の代表的な作品で、世界的にも高い評価を受けています。 ストーリーは野武士に襲われそうになっている村の村人が助けてくれる侍を7人探して、村の百姓と侍が力をあわせて野武士を倒すという単純なものです。 三船敏郎演じる菊千代は、百姓と侍との交流の橋渡し役となる重要なキャラクターです。 荒削りな乱暴者で型破りな侍ですか、どこか

          七人の侍

          あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。

          今日のタイトルは非暴力・不服従を貫いてインドを独立に導いたガンディーの言葉から。 そして、今日描いた絵はガンディーです。 最近、世界で起きている対立や暴力のニュースがテレビをにぎわせています。 そんなニュースに触れると、平和がとても儚く、誰かの悪意によって簡単に崩されてしまうように思えてしまい、自分の無力さを感じてしまうかもしれません。 あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。 ガンディーの言葉はそんなときでも歩みを止めないために、力強く背中を押

          あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。

          空の思想の真髄、般若心経とは

          坐禅会では、最後に般若心経を唱えることが多いです。 しかし、私はいつも唱えておきながら実はその内容をまったく理解していなかったため、これはイカンと現在勉強中です。 そのため、自分の勉強用のメモとして本記事を作成しました。 私と同じような仏教初心者の方も参考になるかと思います。 般若とはところで、般若というとまず角の生えた恐ろしい顔をしたお面を想像してしまいますよね。 しかし、仏教における般若にはそのような怖い意味は全くありません。 般若という漢字に意味はなく、般若心経

          空の思想の真髄、般若心経とは