第三十六候 大雨時行 たいうときどきふる 集中豪雨や夕立などの夏の激しい雨が降る頃 青空に湧き上がる入道雲が激しい夕立に変わり乾いた大地を潤す 入道雲即ち積乱雲はcumulonimbus、羅語で塊・積み重ねcumulusと雲nimbusが語源。猛暑真っ盛りだが既に夏の最終候。
第三十二侯 蓮始開 はすはじめてひらく 蓮の花が咲く頃。蓮はインド原産ハス科ハス属植物で英語名lotusは古代ギリシャ語lōtósからラテン語のlōtus経由。属名Nelumboはタミール語で青Nelumから、種小名nuciferaはラテン語で実nuxをつけるferaを意味する。