見出し画像

氣づきの国語辞典「雨水」編

雨水の第五候 2月24~28日頃

霞始靆(かすみはじめてたなびく)

春霞がたなびき始める頃で暖かくなり、空氣中に細かな水滴や塵(ちり)が増えたことで遠くの景色がぼんやりと霞んで見えるようになる(霞)

先人たちはこれを春を司る神様「佐保姫(さおひめ)」がまとう着物に例えた。

同じものでも春にできるものを「霞」

秋にできるものを「霧」と呼び分ける日本人の繊細さ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?