犬柴

なんちゃって俳句や、短い小説などを書いています。 ↓犬束名義で投稿中。      ht…

犬柴

なんちゃって俳句や、短い小説などを書いています。 ↓犬束名義で投稿中。      https://www.kashi-hondana.com/ https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/582140937?type=content

マガジン

  • 俳句、的な。

  • 氷と水の芸術祭

    • 41本

    氷と水

  • かの子の食卓

    岡本かの子の作品の中から、食に関する記述を引用しました。

  • 鷗外の食卓(翻訳篇)

    森鷗外の翻訳作品の、食に纏わる場面の抜粋です。

  • 小説等、『アルファポリス』の。

    『アルファポリス』に投稿した作品をまとめます。

最近の記事

らべあろ企画🌻夏の終わりに恋を詠む(お代わり)

「まつ毛ついてる」冷房喫茶に肩を寄せ 「まつげついてる」れいぼうきっさにかたをよせ 前回、八月の場面=秋の季語で呼んだので、夏の季語でお代わりさせてもらいました🪻 季語は冷房。涼しいカフェで寄り添う二人。「まつ毛ついてるよ」と、頬の高いとこを目指して伸ばされる君の手。接近と接触に息をつめて。

    • らべあろ企画🏝️夏の終わりに恋を詠む(番外編)

      〆切まで、まだ間がある! やっつけだけど、参加したいです🐾 と、意気込んだものの、ルールを外れ、『秋』で作ってしまいました😖 夏の終わり(8月)に思い返す、恋の記憶。なので、季語が初秋に(しかも、積載オーバーゆえ、季語に二文字しか使えない状況)。 宜しければ、番外編としてでも、ご笑納いただければ嬉しいです。  秋に去るきみ瘡蓋を剥がすぼく  (あきにさるきみ かさぶたをはがすぼく) 夢のようだった夏休みも終わりが近づき、君は行ってしまう。 僕らは日常生活に戻らなくて

      • 俳句|処暑といふ熱中症警戒アラート日

        猛暑、ゲリラ雷雨、台風の候、処暑とは……。 とはいえ、日の暮れるのが早い、日没から暗くなる速度も早くなりましたよね。暗くなると、虫の声も聞こえる。 とはいえ、長期予報によると、暑さは十月くらいまで続くとか。 正岡子規の生きていた頃の気温は何度くらいだったのだろう、とか考えつつ、皆さまのご健康を願いつつ。

        • 連載小説|微熱の午後 l’aprés-midi

          やっと、第六章完成しました。 時間をかけているうちに、内容とタイトルがそぐわなくなり、変更を余儀なくされまして… 片や夏休みで暇を持て余す学生、片や多忙な社会人。会えない時間が育てるのは愛より、むしろ不安、焦燥…自分で自分を不幸にする思考にぐるぐるハマる主人公。 そこで、『ピグマリオン』から『袋小路』に変えました。 が、ようやく孤独から解放されて、二人でお出かけの時間。 第六章 袋小路 L’amour est avenge Joe Jackson - Steppin'

        らべあろ企画🌻夏の終わりに恋を詠む(お代わり)

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        • 俳句、的な。
          119本
        • 氷と水の芸術祭
          41本
        • かの子の食卓
          18本
        • 鷗外の食卓(翻訳篇)
          24本
        • 小説等、『アルファポリス』の。
          57本
        • マトリョーシカ祭り🪆
          14本

        記事

          俳句|立秋かサッシの窗枠は灼けてる

           残暑お見舞い申し上げます。  日々、熱中症警戒アラートが発表されていますが、無事に過ごしていますか?  こんな気候で、もう立秋ですって。どこがでしょうか…🫠 蝉の死骸は路傍にごろごろ落ちていますが。東向きのサッシの窓枠は、朝から陽射しを受けて、開けようと手をかけたら、「熱っっ💢」ってなります、まだ。  しかし、お天気に文句を言ったとて。どうぞご自愛くださいませ🍉

          俳句|立秋かサッシの窗枠は灼けてる

          連載小説|眩暈のころ(完結)

           アルファポリスに連載しておりました『眩暈のころ』、全編投稿完了いたしました。中学時代の思い出を中心にまとめた、若干センシティブな心情を綴った内容です。  あのころの記憶の中に残る、あの感情や、あの風景が、呼び覚まされますでしょうか。  生きていてくれさえすれば良いと願い、それが叶うと、少しでも健康であれかしと思い、それが叶えば、会いたいと望む。  そして、自分から会いに行けば会えると気がつき、その容易さに驚く。  では、景気付けに、ノリノリの音楽を🎸  ギョガンレン

          連載小説|眩暈のころ(完結)

          俳句|七七は言わぬ十七音の初夏

          しちしちは いわぬ じゅうななおんの しょか  うろ覚えですが、短歌の七七は心情を描くので、俳句を作る派からしたら七七は余計かも、というような発言を歌人のひとがしていて、短歌と俳句の違いはそこなのか、と印象的でした。  つまり俳句は“写生”によって、己の心情を想起させるのね、感じた事柄を具体的に言わないで。  それを言ってみた、けど、ただの説明にしかなってないですね。まさに心情しか言ってない。  暑さに身体が慣れない頃、熱中症にお気をつけください。

          俳句|七七は言わぬ十七音の初夏

          ご褒美×2いただきました🎁

          まずは、てるテル子ちゃん🐈 春の恋バナ祭り🌸本プレ企画、『微熱の午後』で、ご本をいただきました📗  ありがとうございます🍓🐜 てる子ちゃんは、折に触れて気にかけてくれるひと。会ったこともない、離れた場所にいる者に、すごく濃やかな心遣いをしてくれる。常々感謝しています。 もっと感謝の気持を表せばいいのに、不義理でごめんね。 *いっちょかみ犬企画🌸恋バナ犬柴賞👑✨ 発表いたします!!!🥁✨✨ 受賞者さんは、みゆ💕きゅんさん、ありがとうさん、てる子ちゃんのお三人さんです!

          ご褒美×2いただきました🎁

          連載小説|眩暈のころ

          アルファポリスへの出稼ぎ(てる子ちゃん命名)のせいで、noteへは不義理しっぱなしです。 ですが、さらに、やっぱり、アルファポリスのネタでございます。 『ライト文芸大賞』にエントリーしました。 小まめに投稿し、今月中には完了させますので、ちらっとでも覗いて下さったら幸い。 中学三年生だった。あのころ、私は同じクラスの近海ばかり見つめていた。 だが、私は、それを恋だとは決して認めなかった。

          連載小説|眩暈のころ

          連載小説|微熱の午後

          恋愛における『羞恥と焦燥と自責(by アポロ)』の記録。 第六章 ピグマリオン Amy Winehouse 『Back To Black』Live Acoustic

          連載小説|微熱の午後

          俳句|新緑や君の白きシャツ汗ばむ

          新緑は五月の季語ですが、本日は暑いので、フライングして使ってしまいました。 例えば、屋外で、暑くて、上着を脱いだシャツ姿で、そのひとはけっこう無臭のひとだったから、お喋りしつつ、不審がられない程度に、さりげなく顔を近寄せてみて、汗のにおいがするか、気づかれないように大きく息を吸い込み、ああ、やっぱり無臭なんだ、と確認、かつ軽く落胆する、みたいな、君が汗ばんでいると思うだけで、わたしが汗ばむ、みたいな、いつまでたっても中二病を引きずっているような場面🍃

          俳句|新緑や君の白きシャツ汗ばむ

          連載小説|微熱の午後

          九月の、新鮮さを失った爛れた太陽に灼かれる午後、のイメージだったのに、終わらないから、桜満開の新年度四月になってしまいました🌸 すれ違ってばかりでしたが、いよいよ二人きりで夜遊びに出かける段取りに。 第五章 スイミング・プール・サイド シルヴィ・ヴァルタン『わたしを愛して』 てる子ちゃんが、胸きゅん企画はじめてるよ💕

          連載小説|微熱の午後

          #思い出の映画で自己紹介

           テルテルてる子ちゃんが映画企画の記事を募集していたので、いっちょ噛みさせてもらいます。  今まで観た映画の中から、特に感動した映画を三作、なるべく監督や脚本家の違う作品を選ぶのがルール。  “好きな映画ベスト3”とかならば、「選べません」ってなるけれども、自己紹介を兼ねてなので、選択の手がかりになりました。自分の棚卸しと言うか。 1. 荒野の七人  1960年 アメリカ 西部劇  言わずと知れた、黒澤明『七人の侍』のリメイク作品。  監督はジョン・スタージェス。

          #思い出の映画で自己紹介

          短篇小説|ピクニック

           アルファポリスの『恋愛小説大賞』にエントリーしています。  旧作ですが、よろしかったら一緒に河原でランチをしませんか?  こちらの連載も、じわじわ進行しています。  ときめいて近づいて、近づきすぎると怯えて後ずさりする。そんな、壊れものみたいな淡い恋。  ピクニックには、やっぱり、フライドポテトを持って行っています🥔

          短篇小説|ピクニック

          俳句|富山湾に清明白えびの昆布〆

          とやまわんにせいめい シロエビのこぶじめ 麻生ツナ子ちゃんの記事で知りました。 北陸へ思いを馳せる企画、美味しいものを飲んだり食べたりするなどして。 ツナ子ちゃんの記事に、「富山県民は昆布が大好きで なんでも昆布締めにします」とあり、「なんでも」「昆布」で「締め」る、だと!? と喰らいついてしまい、検索したところ、魚貝類のみならず、野菜類、エノキダケなども締めるようで、殊に、シロエビの昆布〆は県が選ぶ『ふるさと認定食品』らしいので、まず食べてみたいです🦐 海にも暮らしに

          俳句|富山湾に清明白えびの昆布〆

          連載小説|微熱の午後

          お疲れさまです。 連載開始から早くも数ヶ月。ようやく主人公二人が接近して、物語が始まった感じです。 🎵何故 知りあった日から   半年 過ぎても  あなたって 手もにぎらない なんてな、お話が進まないもどかしさ(ええように言い過ぎ)、でしたが、これからは違うよ。 これからも、どうぞ宜しくですm(_ _)m 四章の9の、ピクニックの準備あたりから、ウキウキ盛り上がってきます↓ 🧺🍷

          連載小説|微熱の午後