『華氏451度』読みました。

華氏451度
著者:レイ・ブラッドベリ
翻訳:伊藤典夫

内容紹介
カブトムシのように黒光りするヘルメットを被り、防火服を身に包み、昇火器片手に今日も愉快にモンターグは本を燃やす。
ヘルメットに刻印された『451』、それは書物が引火し燃える温度をしめしている。
隠し持つ本を見つけ、燃やす。
忌むべき本を持つこと自体が犯罪な世界。
昇火士のモンターグはその仕事に疑問すらもったことがなかった。
だがあ

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『ゲームの王国』を読んだら、頭の中がぐちゃぐちゃになった

最高だった。めちゃくちゃ良かった。
ジョージ・オーウェルに伊坂幸太郎が出てきて、強大な相手に三体を用いて電波教師が挑む。
そんな話だった。

小川哲『ゲームの王国』

舞台はカンボジア。
一人の女の子と一人の男の子が出会う。

二人はゲームをする。
どちらも超人的に強くて、同じくらいの子では歯が立たない。

どちらも強かった。最後には女の子が勝った。勝ったのは女の子だったけど、どちらもこれまでの人

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〜断片の連なり③〜

今回はフランソワ・トリュフォー監督「華氏451度」S・F嫌いのトリュフォーの珍しい一作。
今の時代とは違いリアル感が全くないレトロ感たっぷりな仕上がりで、美術や衣装がモダンです。
原作はレイ・ブラッドベリ。活字の存在しない未来の管理社会を描いています。

「華氏451度」映画1966年公開
ファイヤーマン、ガイ・モンターグは毎日書籍を焼き払う。
未来の消防士は建物火を水で消すのではなく、焼却す

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レイ・ブラッドベリでSF小説デビュー!【華氏451度】

SF小説入門サイトで知った「華氏451度」を読んでいます。
人が余計なことを考えないように、本がご禁制になった未来。
主人公は本を焼く「ファイアマン」の仕事に、かつてその職は火を消す役割だったことも知らず、就いている。

SF小説というものを全く読んだことがなくて、ずっとふしぎな存在だった。
映画で「未来だ!」と思うのは、斬新なファッションや宇宙船が出てきたときだ。その瞬間のために観ているようなと

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ありがとうございます
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考えるという勇気―華氏451度 / レイ・ブラッドベリ―

こんばんは。
青井あるこです。

レイ・ブラッドベリの「華氏451度」(伊藤典夫訳)を読みました。

以下、ネタバレを含みます。

本が禁制品となった未来で、書物を焼き尽くす「昇火士」として働く主人公ガイ・モンターグ。ある晩、風変わりな少女クラリスと出会ってから、彼の日常は変化していく。

モンターグにはミルドレッドという名の妻がいるが、どうやらうつ病のようで、無意識のうちに睡眠薬をオーバードーズ

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レイ・ブラッドベリ「華氏451度」読了

授乳中失礼します。
読書する人は大抵の場合、本が好きなのであって。本が禁制品となり燃やされてしまう物語には、いやが上にも感情移入してしまう訳で。流石は名作、構図が巧み。思った以上の抒情的かつ胸熱な展開に、自分の読書愛も炙り出されてテヘペロ。
#レイブラッドベリ #華氏451度 #ダシヨ読了 #ダシヨ #読書 #小説 #読書芸人 #芸人 #読書好きな人と繋がりたい #小説好きな人と繋がりたい

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大感謝ビーム!ぴゅっぴゅ
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寂寞岬の灯台

今日ちょっと本の整理をしていたら萩尾望都先生の『ウは宇宙船のウ』が出てきたので読んでいました。レイ・ブラッドベリが書いた小説の漫画版です。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

『ウは宇宙船のウ』はブラッドベリのSF短編集のタイトルなんですが、わたしはこの中の『霧笛』という小説がとても好きです。
創元SF文庫から出ている文庫版だと20ページを切るくらいの短い話だったと

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ありがとうございます! 明日も良い一日になりますように!
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忘却の海を記憶の鎖でしばれ!

「うわべは放浪者でも、中身は図書館だ」。なるほど、言葉を呟きながら原野を彷徨う彼らは世捨て人にしか見えない。しかし、じつは彼らが口にしているのは本の内容なのだ。〈本の人びと〉は歩きながら本の文章を暗唱しているのである。だから彼らの身体は、人間でありながら書物でもある――。

レイ・ブラッドベリの『華氏451』は読書が禁じられたディストピアを描く小説である。華氏451とは、摂氏233度、すなわち紙が

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創元SF文庫/レイ・ブラッドベリ/一ノ瀬直二=訳『スは宇宙のス』
『ウは宇宙船のウ』と対をなす16編の自選短編集。主題には童心を匂わせながらも怪奇色を押しだしたり、未来を風刺的に描写したり、人間の暗黒面を浮き彫りにする物語が多い。皮肉な結末。不気味な表現。これもまた空想のかたち。

Grazie(´ω`人)
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創元SF文庫/レイ・ブラッドベリ/大西尹明=訳『ウは宇宙船のウ』
お恥ずかしながらSFには疎い方で、ブラッドベリほどの巨匠にもあまり手を付けていなかった。それだけにこの珠玉の短編集は収穫だった。宇宙船を主題とする16編の物語。夢見る子供の理想・空想の欠片に触れるような趣が格別。

Merci(´ω`人)
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