「オンナっぽい素材の代表」とも言える、レース素材の服を着ている女性が好きだ。
なぜだろう?レース素材にも色々な種類があるけれども、レースを纏っているというだけで、華のあるオンナに見えるからかもしれない。
レースそのものが持つ陰影がそうさせるのだろうか。それとも、デコルテや腕部分に作られる透け感がそうさせるのだろうか。
そのどちらでもあるだろう。
そして、部分的に使われているのも素敵だけど、
発売当初から、タイトルが気になっていた本がある。
『「育ちのいい人」だけが知っていること』という本だ。
あったようでなかった「育ちのいい」という視点。
かつては多くの人が「育ちがいい」というのは、育った環境がいいと捉えていたところがあると思うけど、育った環境がいいというのは「しつけがきちんとされてきた」という意味であって、もし小さな頃にしつけがされていなかったとしても、大人になってからでも「
子どもの頃から花柄が好きだった。
とくに好きだったのは、大きな花柄のプリントワンピースだ。でも、いつしか大人になり、40代となった今は「痛く思われそう」という理由で、日常に花柄を着ることは少なくなってきた。
着るのはリゾート地に行ったときくらい。そのリゾート旅行さえもいけないご時世だけど。
こんな風に、大人のオンナ世代は、見た目や振るまいなど「痛く見えないか」が気になる年代でもある。
誰が
リトルブラックドレスに魅了されたのは、女子の世界が小悪魔ブーム真っ只中だった時代。私がまだ29歳の頃だった。
ある編集者さんの披露宴に出席したとき、同世代とおぼしき、ひときわ目立つ大人っぽい女性がいた。
彼女は、凄まじい色気を放っていた。
その彼女がリトルブラックドレスを着ていたのだ。
ドレスはシンプルなブラックのタイトワンピースだったのだけど、なんせ色気が一般的ではない。とはいえワンピー
近年のトレンドは、カジュアルファッションが主流だ。その影響で大人の女性の間も、こなれファッションという「エフォートレスファッション」が流行した。
エフォートレス(effortless)とは、直訳すると「effort(努力)」が「less(より少ない)」。「楽な」ファッションのことで、「エフォートレスファッション」とは、楽だけどきちんとして見える、がんばりすぎないほうがおしゃれな服のことだそうだ。
ウィメンズのドレスはカラフルなフラワー柄が中心で、往年のフラワーチルドレンを連想させる。メンズでは素肌にファーのベスト、カットオフしたデニムのショーツなんていうヒッピー色全開なルックもある。他のブランドを含めてヒッピー的な提案が増えているのは、今の人々の自然回帰、サステナブルな生活への憧憬をデザイナーが機敏に感じているからだろう。
前回、ヒッピーカルチャーへの注目を書いたけれど(コロナ後の社会と
大好きなファッションを通じてこれからの世界を模索します。
第2回目は「ヒッピーカルチャー」にフォーカスします。当時と重なる世の中のニーズ、そして進化したテクノロジーを加えてポジティブな社会と未来を描きます。
■前回の「第2次世界大戦とその後」に続き、今回は「ヒッピーカルチャー」にフォーカスした話を聞く。なぜこの時代か?
まず、前提として、今までお話しする時には【恋せよ乙女!パープルーム大学と梅
変わりゆく世界に対して、大好きなファッションから考察し、未来へのヒントを模索します。歴史、社会、ブランド、自分…などのこれからの有り方を探る試みの第1回です。
■なぜ今、歴史から学ぶのか?
元々昨年、ヨーロッパ4カ国6都市を、蚤の市や古着屋を巡って旅をしてからファッションの歴史について興味が湧いていて、この期間に学びを深めると同時にファッションを中心にコロナ後の世界について考えていました。
新型コロナウィルスの影響で、すっかり外出ができなくなった。
仕事もリモートワークになり、外出制限されているとストレスが溜まる人々がいるらしい。
しかし、自分は想像以上に快適だ(仕事以外では)。元々もの(「物」のことであるが何だか味気なく思えるのであえて平仮名で書く。)が多いと自分でも思うのだけれど、それが功を奏しているようだ。
20歳くらいから「もの貯金」と命名して、その価値があると思う大好き