バンドデシネ紹介 その3 Billy the Cat

皆さんこんにちは。久しぶりです!あけましておめでとうございます!いい年を!!

2020年は仏英翻訳者やってて日本語を使うのをちょっとやめてレベルが下がった気がしますが勇気をもって新しい記事が書きたいと思います。わかりやすくするため簡潔なままにしたいので単純な日本語で書きますねー

今回紹介したいのは1982年から2008年までSpirouに連載されていた Stéphane ColmanとStep

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ACBD批評グランプリ2021受賞作発表

こんにちは!
大阪・谷町六丁目にある海外コミックスのブックカフェ、書肆喫茶moriの店主です!

バンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)にもいくつか賞がありますが、そのひとつが、フランスのACBD(l’Association des Critiques et journalistes de Bande Dessinée:バンド・デシネの批評家とジャーナリストの協会)によるACBD批評グランプリです

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【漫画レビュー】表紙だけで人生!フレデリック・ペーターズ「青い薬」

バンドデシネ(フランス語圏のマンガ)初体験でこの本を選んだのは、あまりにも濃いオレンジの表紙が、ぱっ!と目に飛び込んできたから。

日本の浮世絵はフランスで人気があったときくが、そのときにフランス人が驚いた紺色のようなオレンジだ。荒れる海にソファーが浮かんでいる。その上でほほ笑むふたり。
この表紙だけでほぼ人生。この本の語っているすべてがこの表紙にある。人生はたいへんだけど、目の前の幸福をみていき

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ありがとうございます
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日仏にまつわるエトセトラ~言語の習得、日本のマンガ・アニメ、フランスの右翼、日本の教育について~【特別対談】じゃんぽ〜る西+カリン西村 × 鹿島茂、『フランス語っぽい日々』を読む~

書評アーカイブサイト・ALL REVIEWSのファンクラブ「ALL REVIEWS 友の会」の2020年11月のノンフィクション回。ゲストは漫画家のじゃんぽ~る西さんとジャーナリストのカリン西村さんのご夫妻。メインパーソナリティーは鹿島茂さん。読み解く本は、ご夫妻初の共著『フランス語っぽい日々』(白水社)。10月に出たばかりの新刊書を早速読み解きます。日仏カップルの子育て日記としても読める本書。フ

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フランス版学術漫画「サピエンス全史」購入。大きい!A4サイズ?フルカラーです。こちらハラリ氏がノリノリで出版されたそうで、頭が柔らかくて素敵!と思います。先日大学の先生たちとビデオ会議しまして、こういう仏風のバンドデシネを描くのもありかも?とか言ってみました。でもフルカラー…

(11月10日発売)新刊『未来のアラブ人3』

大反響を受け『未来のアラブ人』の3巻を刊行できることになりました! お買い上げくださった読者の方々、どうもありがとうございます。

1巻の内容は以下の記事などからご覧いただけます。

パリ、ソルボンヌ大学で知り合ったブルターニュ出身のクレモンティーヌと、シリアの貧村出身のアブデル=ラザック。二人の間に生まれたリアドは、ブリジット・バルドーのような金髪で、誰にでも愛されるような子どもに。1~2巻では

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“Ideal standard” (邦題『クレール パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々)を読んで思ったこと

去年に『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んでから、女性の生き方をテーマにした作品が近年世界的に人気なのではないかと思う。これは良い兆候である。少なくとも“女性”と思う人には読んでいただきたい。

この作品の中で印象的だったのは、クレールは妊娠したが、彼との関係を考えて中絶を決めるシーンである。私の知る限り、ヨーロッパ圏では中絶薬で堕ろすことができる。クレールも薬で中絶を選ぶ。

一方、日本でクレー

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海外マンガにかんする賞をご紹介します!

こんにちは!書肆喫茶moriの店主です!

今回は、海外マンガを表彰する賞をご紹介していきます!
ほぼわたしの備忘録です(笑)!

わたしもまだすべての賞を把握しているわけではないので、順次、更新していきますね!
漏れ抜け間違いなどがございましたら教えてくださると嬉しいです!

日本 Japan

文化庁メディア芸術祭 Japan Media Arts Festival

1997年から毎年開催さ

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【積読日記19】コバニ・コーリング

イタリア人気No.1漫画家 12万部超えのルポルタージュコミック、ついに日本上陸!
「心に自由と人間らしさを持っているなら、男だろうが女だろうが、コバニに駆けつけるべきなんだよ。」
「日本ではコバニの取材を検討しただけでジャーナリストが旅券を奪われた。しかし現地には多様な人々が集っていた。普段の日常はあらゆる表現方法で描かれ、それでも描ききれていないはずなのに、日常の全てを破壊する戦争をごく少数の

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