ケルト人

自分用のメモとして興味ある記事をつぶやいておきます
ケルト人の人頭崇拝
https://call-of-history.com/archives/20571

フィン・マックールが率いた戦士団フィアンについて

これらの物語の近代の批判的読者は、すぐに次のように感じるだろう、この煌びやかな蜃気楼の中に、事実の裏付けを探すことは徒労であると。しかしその蜃気楼は、この種の文芸に対する極めて稀な才能を有する詩人たちと語り部たちによって作り上げられたものであるからして、かつてアイルランドとスコットランドのゲール人の想像の世界を深く支配していたのである。(Myths And Legends Of The Celti

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フィンの生涯

アイルランドに比類なき英雄、戦士にして狩人にして詩人、強く、賢く、美しい、戦士達の王。それがフィン・マックールです。彼が如何なる男なのか知るために、彼が伝承の中でどのように語られているかを、ライフステージ毎に見ていきましょう。

0.名前

まず先に名前を明らかにしておかなければなりません。フィンの名前は「フィン・マク・クウァル」(フィン・マク・クウィル;古期・中期アイルランド語Finn mac

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「スカサハ=スカディ」なのか?

ドーモ皆さん。ケルト神話のお時間です。

今回は、某FG○で「スカサハ=スカディ」説がぶち上がったので、これを検証したいと思います。

前も言った事ですが、フィクションはフィクション、事実は事実。フィクションの事実性が否定されたところで、そのフィクションの面白さが否定されるわけではありません。エンターテインメントの目的は事実と虚構とに線引きをすることではなく、面白くあることなのです。

つまりここ

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アイルランド神話・伝説用語辞典

どうもこんにちは。はじめましての方ははじめまして。

神話や伝説を読んでいて、詰まったり混乱したりすることは誰しもあると思います。私も何度もあります。今でこそ、アイルランドの神話や伝説に関して多少の知識がつきましたが、触り始めたころは「これ何?」と「なんで?」の連続でした。その疑問は、解消すれば快感へと変わるものですが、一方で伝承文学のとっつきづらさの原因でもあります。

しかし、そのせいでアイル

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ケルト人を語る資料――我々は何を通してケルト人を知っているのか?

皆さんは昔のことを知るときに、どのような手段を使いますか?

当時を知ってる人に聞く? それはいい手段ですね。では、もっと昔のことの場合はどうでしょう。当時を知ってる人はもういないかもしれません。そのときはどうしますか?

記録や歴史書を読む。それもいい手段ですね。では、もっともっと前、記録も残っておらず、文字を使ってすらいなかった時代は?

今回は、ケルト人について我々が持てる資料(原資料)につ

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ケルト世界とアイルランドにおける犬について、そして英雄クー・フランについて――考古学と伝承、神話学の点から

今年は戌年ですね! もう春なのに何言ってんだと思われるかもしれませんが、今度は本当に戌年です。なぜ新年最初のノートでこれを書かなかったのか、自分でもわかりません。

ケルト神話で犬といえば言わずもがな、あのお方です。彼に限らず、ケルト世界において犬は重要な動物です。今回はケルト世界の犬について、考古学、伝承、そして神話学の見地からも少々、お話ししたいと思います。

1.考古学から見るケルト世界の犬

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書いたノートの一覧

これまで書いた記事を分類して一覧にしました。(2019/1/18更新)

1.翻訳

1.1.ブリクリウの饗宴

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬
「ブリクリウの饗宴」登場人物・用語一覧
アイルランドの伝承「ブリクリウの饗宴」について
覚え書き:「ブリクリウの饗宴」
ケルト神話「ブリクリウの饗宴」拙訳記事一覧
マガジン「ブリクリウの饗宴」

1.2.エウェルへの求婚

① ② ③

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ケルト人は月の名をかくし、川の名をのこしました。なぜでしょう? 謎です。こうしたことについて適当なことを1600字つづったのが、マガジン第1回配信「月には名前がない」です。ケルト2冊、日本2冊の文献名以外は、妄言多謝 m(_ _)m
https://note.mu/michealh/m/md093e13838e6

Go raibh míle maith 'ad! 万謝
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【書評】音楽史の域をこえて詩学に接近する

M.カッロッツォ、C.チマガッリ『西洋音楽の歴史 第1巻』(シーライトパブリッシング、2009)

 原著は Mario Carrozzo, Cristina Cimagalli: 'Storia della musica occidentale', vol. 1 (Roma: Armando Armando, 1997)。全3巻。すでに、第2巻(2010)と第3巻(2011)まで翻訳が出て、完結

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