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ジョグ厨、サンダルで走ったってよ ONTAKE100k 2024
びゃゃーゃゃぁーんん。って感じのブザーがスタートの合図だった。
時計のボタンを押して走り出す。
(のこり106km)
初レースだった昨年に続いて2回目のONTAKE100(100kmくらいの部)でこの間2つもレースに出ていたので、我を忘れることもなく落ち着いている。一緒に行ったサイサイ選手、チェル選手、テラサワ選手をはじめ練習、、ではなくウダウダ仲間の選手たちもだいたい近くにいる。
予報は雨
ジョグは万能なのか?/ユリカモメ70kmメモ
※個人の感想・随想です。※ほぼ、自分用のメモであり読者への有益性を想定していません。※読み物として楽しんでいただければ幸いですが、長いのに意味ないやんけと思っても関知しません。
姫路城マラソンから3ヶ月、最初のひと月はリカバリーやらランニング由来ではない怪我やらでのんびりであったが、ここ2ヶ月は久しぶりに元のリズムで好き勝手ジョグを積み重ねていた。月間でいうとそこそこの距離であるが一度に走る距離
45歳おっさん初マラソンサブスリー日記(前日まで)
2020年2月某日
コロナとやらが流行っており、仕事もリモートが増えた。なんだか自転車も外で乗りにくい。運動不足で体重も増えそう。これまでたまーに山に行ってたくらいのジョギングというやつを始めてみるか。
2021年5月2日
習慣というのは恐ろしいものである。最初は途切れ途切れだったジョギングが、いつの間にやら「走らんと気持ち悪い状態」になっている。今日で連続374日目である。
2021年5月3
Shut Up Legs. |ONTAKE 100k (後編)
(前半から続き)
入りの1kmはさっきと逆に前半ループを終えた選手とすれ違う。ヤマネ選手、のんちゃん選手、これまたスタートで改めて初めましてーをした岡山猟師のハダ選手と、たくさんすれ違う。姿を見ると気力はさらに充実した。
しかし、それらの姿がなくなり、前後に選手の気配もなく、後半ループの上りが始まると、気力はあっさり雲散霧消した。お前どこ行ってん。お前がイケる言うから出てきたのに、まだ50km
Shut Up Legs. |ONTAKE 100k (前編)
"Shut Up Legs."
この言葉が頭の中をぐるぐると回っていた。
脚が言うことを聞かないどころではなかった。動かない。「脚が棒のよう」とはしばしば聞くが本当にそれ。ただし、付け根から足先までが一本の棒になっているわけではなかった。上下2本の棒が真ん中、つまり膝、にあるコントロールのできないぐらぐらのジョイントでつながっている感じ。重心をきれいにそのジョイントの上に乗せないと、意図に反し
グラウラーのすすめとおすすめのグラウラー 〜樽生クラフトビールを家で飲もう!
おうちビールグッズ「グラウラー/グロウラー(Growler)」おうちで飲むビール、ほとんどが缶やビンですよね。でもね、それにとどまらず、劇的におうちビールの世界を広げるおすすめアイテムがあるのです。
それがグラウラー(Growler・グロウラーと読むことも)です。
普段からグラウラー生活を楽しんでいるビールクズのひとりとして、今回はその魅力を紹介したいと思います。送り手視点の記事は割と調べると
祝祭の擦過傷/Rapha Super Cross 野辺山
野辺山は祝祭だ。観客からも選手からも、日常を超えた熱狂の湯気が上がっている。
熱くて過激な声援が飛んでくるし、目の色の変わった集団はガチャガチャに荒れる。
泥と事情で試走はスキップ、代わりにいつもよりアップに時間をかけて体を温めた。コールアップに行くとどこからともなくチームメイト和尚が来てくれている。阿吽のありがたさ。
ギリギリ3列目。2列目にハードテイルの神の姿が見え、後ろに並びたかったが
限界の向こう側/東海シクロクロス WNP
ピカーン。
と、目の前に1本のラインが見えた。
一番外側、コーステープギリギリのところ。
スタート直後の長めの砂のカーブ。
先頭以外はみんな詰まって、降りて押したり夏のプールのようにごちゃごちゃしている横、乗っていく。
57人大量出走のほぼ最後尾スタートから、一気に20番手くらいまで上がった。
久しぶりに、スタート直後の人の海の中にラインが見えた。やっとこの感覚が戻ってきた。今季初戦、2列
勇気100%/さぬきシクロクロス
1枚ギアが重かった。スタート少し踏み遅れた。
あるいは、10秒前のコールがなく、30秒前が最後のアナウンスになったという新制度にまだ慣れていないのか。
少し踏み遅れたものの、位置はキープしたまま180度ターンして最初の舗装路の登りにかかる。腰を上げて踏んでいく。ここがゴールと思って踏んでいく。
勇気。
垂れるかもしれない。が、ここでなるべく前に位置を取っておかないと次の急登セクションで詰
奇跡なんて起きなかったよ/関西シクロクロス 桂川
後ろに、マツケイが見えた。
だいたい10秒くらい、俺が先行している。
1周目の真ん中くらい。
キャンバーや180度ターンが連続してスピードも落ちすれ違いも多いコース後半は、前後の選手が近くなり、レースしてるぜって感じが強くなる。
マツケイ。チームポンガであり、エスキーナレーシングのチームメイト。俺より後ろで走るような走力ではないはずなのに。
さらにその後ろに、bikin!樋口さんの姿も見える