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祝祭の擦過傷/Rapha Super Cross 野辺山
野辺山は祝祭だ。観客からも選手からも、日常を超えた熱狂の湯気が上がっている。
熱くて過激な声援が飛んでくるし、目の色の変わった集団はガチャガチャに荒れる。
泥と事情で試走はスキップ、代わりにいつもよりアップに時間をかけて体を温めた。コールアップに行くとどこからともなくチームメイト和尚が来てくれている。阿吽のありがたさ。
ギリギリ3列目。2列目にハードテイルの神の姿が見え、後ろに並びたかったが
限界の向こう側/東海シクロクロス WNP
ピカーン。
と、目の前に1本のラインが見えた。
一番外側、コーステープギリギリのところ。
スタート直後の長めの砂のカーブ。
先頭以外はみんな詰まって、降りて押したり夏のプールのようにごちゃごちゃしている横、乗っていく。
57人大量出走のほぼ最後尾スタートから、一気に20番手くらいまで上がった。
久しぶりに、スタート直後の人の海の中にラインが見えた。やっとこの感覚が戻ってきた。今季初戦、2列
勇気100%/さぬきシクロクロス
1枚ギアが重かった。スタート少し踏み遅れた。
あるいは、10秒前のコールがなく、30秒前が最後のアナウンスになったという新制度にまだ慣れていないのか。
少し踏み遅れたものの、位置はキープしたまま180度ターンして最初の舗装路の登りにかかる。腰を上げて踏んでいく。ここがゴールと思って踏んでいく。
勇気。
垂れるかもしれない。が、ここでなるべく前に位置を取っておかないと次の急登セクションで詰
奇跡なんて起きなかったよ/関西シクロクロス 桂川
後ろに、マツケイが見えた。
だいたい10秒くらい、俺が先行している。
1周目の真ん中くらい。
キャンバーや180度ターンが連続してスピードも落ちすれ違いも多いコース後半は、前後の選手が近くなり、レースしてるぜって感じが強くなる。
マツケイ。チームポンガであり、エスキーナレーシングのチームメイト。俺より後ろで走るような走力ではないはずなのに。
さらにその後ろに、bikin!樋口さんの姿も見える
ただいま/阿波シクロクロス
えーと。
1年ぶりのレースでした。
今シーズンここまでは、仕事やら家のことやらを優先してお休み。シーズンも終盤になってようやく開幕、というわけです。
久しぶりなので、わりと長めです。
ビヨーン。
と、笛だか電子音だかの合図が鳴った。正確な音の記憶は定かでないけど。
ぐっと右足を踏み込んで、それから左足を踏み込みながらクリートをねじ込む。パチリ。と音の出る感覚が来て一発で嵌ったことがわか
仲良く、揃って正座していた/柏原シクロクロス
仲良く、揃って地面に正座していた。極めて礼儀正しい姿勢である。これが、レース中でなければ。
桂川で念願の優勝昇格を果たして、初めてのカテゴリー3のレース。チームメイトのひろっさんと同じレースである。チームメイトと揃って同じレースに出るのは、今のジャージになって初めてなのでとても嬉しくスタートグリッドに並ぶ。
朝からまさかの雪。路面状況もどうせ変わるだろうから、歩いてコースを見ただけで、試走はな
いやあ、なんかもう、めっちゃうれしかった話し/関西シクロクロス 桂川
勝ちました。
もうね、めっちゃうれしかった。
あとで詩人の高田くんとも話してたんだけれども、このうれしさというのは「勝った」ということだけじゃなくて、それをみんなが一緒になって喜んでくれてるということの方が大きいんだろうなぁ。それにしても、俺の中に、こんなに喜びとかの感情を表に出す引き出しがあるなんて思ってなかった。
ほんと、ありがとうございます。
桂川は毎年そのシーズンで一番いいリザルト
Bike & Hike
今週はレースはお休みでした。(で、行かなかったくろんど池で、先週ここに書いてたミッチーが優勝してた。おめでとう!)というわけで、初めてレースメモではなく、レースじゃないときはどんな風に乗ってんねん?というのを書いてみよう。
ここのところ好んでやってるスタイルを、勝手に「Bike & Hike」と呼んでいる。まあ、なんてことはない、ただのマウンテン・サイクリングなんだけれど。
家から自転車に乗っ