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【育児日記】子どものマラソン大会★足の速さは遺伝?特訓?それともまさかの…(T_T)

先日7歳girlちゃんの学校でマラソン大会がありました。うちの7歳girlちゃんはのんびりやさんで運動神経はあまりいい方ではなく、幼稚園の頃はよく、足元がもたついて転んで泣いたり、元気な子についていけずに体力の差を感じていました。

小学校に入ってからも、クラスにはスポーツ万能の子がいて、その子は運動会でも大活躍!保護者の間でも運動神経がいいと評判です。
7歳girlちゃんはその子と仲が良く、憧れている部分もあるようで、その子に「どうしたら足が速くなるの?」と聞くと、「わかんなーい。なーんにもしなくてもいつも速いんだよねー。」と言われたそうです。

そのやりとりを聞いて、私は、足の速さはやっぱり遺伝かしら??なんて思っていました。


そんな7歳girlちゃんがマラソン大会1ヶ月半前に突然「今年のマラソン大会では学年で6位以内に入って賞状が欲しい!」と言い出しました。
いやいや無理でしょ。とは言えずに、「じゃ、家でも練習しようね」と話をして、毎朝家族4人で家の周りを700mほど走ることにしました。
朝の準備をいつもよりも10分早く終わらせて、ランドセルを玄関に置いてから、家族4人でスタートします。

パパは普段から健康のために週2・3回はランニングをしているので、朝は7歳girlちゃんに合わせて一緒に走ってタイムを測ってくれたり、ラストスパートの声かけをしてくれました。

ママは…走ることよりも…10分早くみんなの準備を終わらせるために朝のボケっとした子どもたちに声かけをすることに必死でした(泣)
「走る時間がなくなるよー!今日も走りたかったらあと5分で食べ終わってー!遊んでいないで歯磨きしてよー!!汗)」
はぁ。ただでさえ朝はバタバタなのに普段よりも声を張り上げて頑張りました。。。(あぁ、誰かに褒めて欲しい…)

そんな事情もありつつですが、練習自体は、『昨日の自分に勝つ!』という強い信念のもとに毎日一生懸命走り、日に日にタイムは縮まっていきました。

特にラストスパートでは、辛いけれども必死に歯を食いしばって、もっと早くもっと早く!1秒でも縮める!!という強い意志が大事だ!!と教え込み、『昨日の自分に勝つんだ!!』とスパルタ部活の顧問のように(笑)意識づけをしていました。

子どもたちも、そんなスパルタ特訓でも、走るのが辛いという意識はなく、毎日みんなで走ることが楽しくてしょうがない!という気持ちを維持したまま、当日の朝を迎えることができました。

登校の時には、いい結果じゃなくても落ち込まないで欲しいという想いを込めて、「結果が大事なんじゃないよ。今まで練習を頑張れたことがとても素晴らしいことなんだよ!」と言って送り出し、私自身も特訓(する時間を作ること)をやり切った清々しい気持ちで7歳girlちゃんからの結果報告を待ちました。


学校から帰ってくると、7歳girlちゃんは、「ママー、何位だったと思う?」とニコニコ顔で聞いてきます。
「え?6位以内だったの?」
「じゃじゃーん!」
7歳girlちゃんが見せてきた賞状には『2位』と書いてあります!!!!
「(うっそー!!!)すごいじゃない!!!」
「クラスでは1位だったよ!」
「えぇぇ?!(信じられない)」

どうやら1位はダントツ早い隣のクラスの子で、3位は、例の遺伝俊足の子。

2位3位争いがデッドヒートしたらしく、
7歳girlちゃんは中盤スタートからの、ずっと3位を走っていて、遺伝俊足の子は安定の2位。

最後、校内に戻って校庭1周半のところでラストスパート!!

7歳girlちゃんはギアを上げて、ブィ〜ンと差を詰めて遺伝俊足の子を抜き去り・・・
このまま2位でゴールしたい!というところでしたが、
やはり遺伝俊足の子も負けてはいられません!

ぐんぐんとまた追いつかれてきて、あ〜もぅダメだ抜かされる〜、という一歩手前のところでゴールだったそうです!!

「ゴールがあと1メートル遠かったら抜かされていたよー」と7歳girlちゃん。

『昨日の自分に勝つ!』という強い想いの特訓が『隣の目標に勝つ!』という実際のレースに活かされました!!
今までの特訓の成果が存分に発揮されたレースだったと思います。

これで、小学生の足の速さというものは『遺伝』ではなく『特訓』の力が強いと証明されたのだ!!と、私は強く確信しました!!

そして、7歳girlちゃんに
「なんで目標を達成できたと思う?」と聞くと、
満面の笑みで幸せそうに…

「あのね〜、飛行機雲にお願い事をすると叶うって聞いたから、昨日、飛行機雲に足が早くなりますようにってお願いしたの〜。そしたら早くなった〜。」

と。。。

えっ?足の速さはまさかの…神頼み?泣)


マラソンなんて疲れるし嫌がる人が多いと思うのに、
毎日笑顔で走りたいと言って楽しんでくれてありがとう。
ママは、その前向きな気持ちが勝因だと思うよ☆
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《番外編》
その後、ヒーローインタビュー風にマイクを向けて
「すごいレースでしたね!今の感想は?!」と聞くと、
「ママが毎日早く準備してー!と怒るのが嫌でした。
もうやめてください。」
と、本日のヒーロー風に答えていました。

・・・ママの努力報われず。。。

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