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ママの心が暴れん坊になる理由④

私も子供も人生あきらめたくない
忙しく働くママの為の
メンタルカウンセラー

はなさき はなです

続きです・・
(ブログ内で、カウンセリングの場面もでてくるため、大人のAさんと小さい頃のAちゃんと区別して表現しています。)

Aさんのお母さんが、仕事で嫌な事があると暴れる「お父さんに似ている」と小さなAちゃんにいう裏の目的は、何だったんでしょう?

お父さんに似ていると言えば、Aさんを黙らすことができます。

お母さんが、子供を黙らせるときにやる方法です。

自分の思った通りにしない子供に対して、罪悪感の地雷を埋め込んで一発で黙らせる方法です。

いう事を聞かない子供に対して「あんたは、お父さんに似ている」という事はよくあります。

確かに子供は、親に似ている所はあります。

ただ、これから成長して変わっていく小さな子供に対して、決めつけて言う言葉ではありません。

(親から決めつけられた事をずっと気に病んでいる方も多いものです。)

日ごろ温厚で、お母さんが大好きなお父さんに似ていると言われたら嬉しいでしょうが。

日ごろ散々、家族に迷惑をかけて泣かせるお父さんに似ていると言われたら、子供としては、かなりショックだと思います。


【子供に罪悪感を入れて親のいう事をきかせる子育て】
どこの家でも代々引き継いでいる子育て習慣を変えていく事も大事です。

よくある事例ですが、心に余裕がなく大人になりきれていないお母さんは、お父さんやママ友、親の悪口を子供に言っていたりします。

子供が、小さい頃、親の愚痴のはけ口(ゴミ箱)になっていると後々人間不信や他人からもゴミ箱扱いされて悩んでいたりする原因だったりもします。

その子が大人になって、自分が他人のゴミ箱になる理由がわからず、自分が悪いと自分責めをして苦しんでいたりします。

お母さんは何気なく言っていますが、子供に大きな地雷を埋め込むことになるので、できればオトナの愚痴を子供に言わないであげて欲しいです。

今の時代、賢いママ達は、愚痴を子供や噂が広がるママ友に言うのではなく、カウンセラーやセラピストなど心理職の方に話して解決されていかれます。

わざわざ自分の子供に罪悪感地雷を入れたくないと思っています。

Aさんは、人生が上手くいかない子育ての世代連鎖をしない事も意識してカウンセラーを活用しておられます。

さて、カウンセリング内で、小さい頃のAちゃんの様子を
大人のAさんが、第三者の目で、フカンしてみてもらいます。

お母さんと同じ目線で、大人のAさんが
小さい頃のAちゃんの様子を見てもらいます。

この小さな自分がとてもけなげに親を思っている様子を見ます。
と同時にリアルな親子のやり取りを知ります。


そして親にほんろうされている小さな自分を「ひどい状態だ」「かわいそう」「どうにかしてあげたい」と感じます。

これから、AIが発達してくるともっとリアルに潜在意識にある脳の記憶を映像化していく事も出来るようになるのではないかと思います。

正直、子供には見て欲しくない映像ですね(;'∀')

自分で小さい頃の自分をみて、自分を大事にしてくれない親をあてにせずに自分で自分の面倒を見ろうと思うようになります。

大人の自分が親を対等になって見た時、親が、全く大人じゃない事に気付きます。


親によっては、自分の利益の事しか考えていない親だったと気づく場合もあります。

今まで、親をココロの中で頼っていた自分は、危険な生き方をしていたと気づかれる方もいます。

もう親を理想化して小さい頃もらえなかった愛情を求めるより

自分が大人になって、自分で自分を守って、大切にしてあげたほうがいいと思います。


なぜお母さんが、「お父さんに似ている」と言ったのか裏の利得を知ることが 大事です。

その為に子供時代の自分とお母さんのやりとりを再現してみてもらいます。

そうやって、親の現実を知る事ができます。

親に頼っていたら、ヤバイぞと気づきます。

お父さんのようにならないってずっと努力して頑張っているんだけど我慢して我慢してガマンの限界が来た時に怒りがでてしまうAちゃんは、本当は、怒っているばかりではないのです。

抱えきれないくらいの分ってくれない悲しみをガマンしているのです。


親にこの気持ちをどう伝えたらいいかわからないだけだったんです。

こんな小さな自分が親に自分の気持ちを適切に言う事ができなかったのは、当たり前の事だったんです。

親によっては、子供の気持ちや言いたい事をちゃんと聞いて、感情を受け入れてくれる親も世の中にはいるんですよね。


それがたまたま、うちの親は、それができない親だった。
残念ですが、それを受け入れます。

分かってくれない親は、カウンセリングを受けるや何か大きな出来事がないと変わりません。

自分で、いい大人なのに、「いまだに母親に好かれたい気持ちがある」

これも認めて「母親に認めらて好かれると言う幻想」を捨てていきます。

カウンセリングが進んでいって、自分とお母さんのやり取りを上からみて、Aさんは言いました。


「お母さんが勝手にお父さんに似ていると思ってればいいんじゃない。」

「私はそう思わないから。」

「お母さんは、私の一部しか見ていない。」

はなさきが、
「これからお父さんに似ちゃったって言われた時どう対応すればいいかな?」
と聞いたら、

「私は似ているとは思っていない。
私はお父さんみたいな怒りを出してない」

「本当は、悲しみが怒りに変わって、だしただけで、
私が伝え方を間違ってしまっただけ
言い方が強いだけ」

と小さい頃から我慢していて言語化できなかった言葉がでてきました。
(わかってが強いから、言い方が強くなっているんですよね)

自分が小さい頃の自分の言動や気持ちをカウンセリングでみて、感じる事ができて小さい頃のAちゃんが言えなかった事を言葉にできると、心がスーッとして落ち着きます。


小さい頃からどう言っていいかわからないけど心に残っていたモヤモヤした思いは、
無意識の中から意識できるように自分で知る事ができ、未解決の問題が解決しました。

これから、自分の欲しい現実を創っていくために練習をしていきます。

【ご主人に話しを聞いて欲しい時に聞いてもらうにはどうすればいいか】をはなさきと一緒に考えていきます。

カウンセリングの中で出てきた言葉

「あなたが聞いてくれるなら私はちゃんと説明できる
だからあなたが時間の余裕がある時に聞いてほしい。」

「それで解決方法を一緒に考えて欲しい
私は問題提起をしているだけだよ。」

この言葉を素直に伝えて

今後、「お父さんににちゃったね」と言わないで、と冷静に頼むことにしました。

自分の小さい頃を思いを出して、我慢していた感情をカウンセリングで吐き出すと

子供のままだったAさんが、大人のAさんになり、するすると相手に伝わる言い方を考えて、口から出すことができました。


本当は、親が、20年くらいかけて自分の気持ちを相手に伝える方法を子供に教え育てていくのです。

親がゆっくり子供の話しや感情を受け止める余裕がない。

その親の親も子供の感情の受け止め方や話しを聞く方法を親からやってもらってないので

代々相手に伝わらないコミュニケーションの世代連鎖を引き継いでいくんですね。

喧嘩コミュニケーションだと自分の欲しい結果は手に入らないんだ。

欲しい結果を手に入れるには、小さい頃から無意識にやってきた方法ではなく違うやり方があるんだと腹に落ちます

あきらめないカウンセリングでは、実践的な方法も提案させて頂いてクライアントさんと一緒に試行錯誤する練習をしていきます。

こうやって自分の気持ちや考えを冷静に伝えると相手も嫌なこと言わずに対応してくれます。


相手に伝えて、相手が受け入れてくれたという成功体験が、心の貯金をふやしていき、自己肯定感が高まり、幸せを感じる事が多くなっていきます。

そして、対等になったお母さんには、メールで「お父さんに似ていると二度と言わないで」と頼むことにしました。


「お母さんに分かるか分からないかわかんないけど
私はお父さんに似ているとは、全く思っていない。」

「私は、お父さんとは違った方向を見ているし
解決できるように努力をしているから」

「お父さんの 気の短さとは違う。
きちんと怒りや不安の説明をする努力をしているので
一緒にしないでほしい。」

カウンセリングで出てきた小さい頃のAさんが我慢してきた言葉をそのままお母さんにメールで伝えます。

ここでお父さんと一緒にしないで欲しいと言う
小さい時の未解決の問題を解決することができました。

お母さんに伝えることによって
「私はお父さんとは違う」とやっと言えることができました。

お父さんと違って私は努力してきたという自信も再認識することができました。

Aさんの心の貯金にチャリン♫と大きな自己肯定感のスキルが貯まりました。


詳しくは、あきらめないカウンセリングHPへ・・・

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