マガジンのカバー画像

鶴川ロックマガジン

16
運営しているクリエイター

#音楽

「東村山音頭」とドリフの音楽について

「東村山音頭」とドリフの音楽について

東村山
庭さきゃ多摩湖
狭山 茶所 情が厚い
東村山四丁目
東村山四丁目

東村山三丁目
ちょいと ちょっくらちょいと
ちょっと来てね
一度はおいでよ三丁目 
一度はおいでよ三丁目

ワーオ
ヒガシムラヤマ イッチョメ ワーオ
イッチョメ イッチョメ ワーオ
イッチョメ イッチョメ ワーオ
ヒ・ガ・シ(ワオ)
ムラヤマ イッチョメ
ワーオ
  
─ 志村けん「東村山音頭」(1976年)
 

もっとみる
ユニコーンと日本のロックジャーナリズムについて、ちょっと思うこと

ユニコーンと日本のロックジャーナリズムについて、ちょっと思うこと

今春『ミュージック・マガジン』がユニコーンを表紙・巻頭特集に扱った。同誌は創刊50周年にちなんだ様々な特別企画をやっている最中で、従来とは毛色の違うモノを大々的に取り上げることもその一環なのかも知れない。中身のほうは“語りたいことを絞った人”と“書けることで埋めた人”とで評文の温度差が目立つものだったが(作品の外にある情報でそれらしくするのは著名評論家に多い悪癖だ)とかく、語られざる彼らに新たな風

もっとみる
とんねるずが大好きっていう話

とんねるずが大好きっていう話

かつて世の中には「良い」と「悪い」の間の「しょうがねえな〜」という処に落ち着く事象がたくさんあった。わざわざ「悪い」と断るほうが無粋な類のダメさ。どうすれば「しょうがねえな〜」になるのか、定義づけは難しいのだけど。たとえばローリング・ストーンズは「しょうがねえな~」であり、モンティ・パイソンも「しょうがねえな~」である。ぼくにとってかけがえのない「しょうがねえなぁ~」といえば、とんねるず。昔からず

もっとみる
カセットテープの話

カセットテープの話

2~3年前、音楽業界がカセットテープ市場の復刻を狙っている時期があった。流行ってるってことにしてメディアも度々取り上げていたが、一部の物好きなアーティストがノベルティグッズとしてカセットシングルを発表していただけで、肝心のオーディオメーカーがかつての高品質なCDラジカセや安価のカセットテープを再販売することはなかったので、結局そのまま断ち切れてしまったムーブメントである。

ぼくはそれよりも少し前

もっとみる
高田渡とレッドベリーとシェフチェンコ

高田渡とレッドベリーとシェフチェンコ

くつが一足あったなら
私も踊りを踊るのに
そのくつさえもないのに
くつさえもないのに
笛や太鼓を叩いても
ただ切なさばかりが増すばかり
この世が嫌になるばかり
嫌になるばかり
Irene goodnight,
Irene goodnight
Goodnight Irene,
goodnight Irene
I'll see you in my dreams

─ 高田渡 「くつが一足あったなら

もっとみる