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夢と鰻とオムライスに出てくる食べ物の話・後編

 前後編に分けてまで、読んでくださる方がいらっしゃるか甚だ疑問ではあるのですが、ここまで来たら書ききりたいと思います。
 お付き合いいただける方、どうぞ宜しくお願いします!

 ちなみに、こちらが前編です。↓

 と、いうわけで、続きの第10話から話を始めましょう!
 10話にはにはワイナリーが登場します。

 ここに出てくる白ぶどうのジュースはこちらのワイナリーのものです。

 お店で試飲できるのですが、猛暑の中、冷えたジュースは例え試飲のわずかな量であったとしても、染み入ります。
 命の一滴。
 物語の中で、瞬太がその味を形容しているので、ここでは述べませんが、本当においしいです。蒼龍葡萄酒はスーパーなどでも見かけるメーカーです。私も、今日は絶対に国産ワインが飲みたいと思うときは手が伸びます。
 他にもたくさんワイナリーがあります。

 こうちゃんは車だったのでワインの試飲はできませんでしたが、なんとバスでも巡れるそうです。の感想文を書いてくださった、はそやmさんが教えてくださいました。写真付きでそのときのことが掲載されていますので、ぜひ、読んでみてください。

 はそやmさんのお話に出てくるルミエールもおすすめです!

 あと、会話の中に出てくる《おざら》がこちら。

 二人が食べる《そば定食》には甲州名物の《とりもつ》も付いてきます。
 大昔、私の母がよくとりもつを煮ていました。キンカンがついた甘辛煮でした。子供からすると、このきんかんが少し気味が悪くて、なかなか手が伸びませんでした。

 ちなみに瞬太とこうちゃんが食べたのは、こちらです。
 こちらは山梨では有名なお店です。

 第11話にワインカーヴが登場します。

 こうちゃんが手渡されるタートヴァンとは、こういうものです。
 昔は銀製だったそうで、ワイン蔵の暗い明かりの中でも、ワインの色味がわかるように、でこぼこの構造をしているそうです。

 第12話は、ホテルの中にあるレストランで瞬太とこうちゃんが食事をします。

 勝沼を旅したことのある方ならご存じと思いますが、二人が泊まったホテルは、ぶどうの丘というところをモデルにしています。温泉が本当に素晴らしいです!
 二人が行ったレストランは、そこの展望レストランです。執筆していたときにホームページで、ちょうど今年の夏のメニューが発表されていました。そのメニューを物語に登場させています。

 ここに出てくる《クリスタルポークのバラ肉のポッシェ》を、私は食べたことはないのですが、エッセイと違って小説は自分が体験したことがないことでも想像して表現できるという利点があります。今回はその利点を最大限に使い、きっと赤ワインに合うに違いない。煮ている豚バラ肉にソースをかけるのだから、割とさっぱり頂けるのでは? と想像して書きました。

 《ポッシェ》という調理法は、あの琺瑯鍋で有名なル・クルーゼさんに掲載されているので、興味がある方は是非。
 簡単に言えば《ゆっくり煮る》という感じですね。

 第13話でやっと、ぶどうを買います。

 品種は甲斐路と、ピオーネ
 どちらも9月が最盛期なのですが、昨今の猛暑を考慮して、8月末が食べ頃と予測し、こちらを二人に買ってもらいました。

 こうちゃんが前に食べた、と話していた甲州はこちらです。

 このぶどうが白ワインになります。くー! たまりません!

 その甲州がワインになると、こうなります。

 ◇

 そして、第14話でのスーパー前(↓モデルのスーパー)での出来事を経て、

 第15話で瞬太とこうちゃんは、パン屋に向かいます。

 そこのパン屋がこちらです。

 やわらかくて、美味しいパンです。
 こちらのメイプルラウンドが超絶品!
 毛布のようにやわらかく、舌の上で小麦の香りとメープルの甘さが溶け合います。
 こうちゃんの想い人、恵梨子さんが買い込んでしまったのも納得の味。
 通販もやっているそうですので、ご興味のある方は是非! 

 あと、談合坂サービスエリアも出てきますね。
 瞬太の注文した塩ラーメン。

 気の合う二人が注文した味噌ラーメン。

 暑い中の、熱々のラーメン、皆さんなら何を食べますか?

 第17話で、三輪素麺が再登場。
 そして第18話で、オムライスリベンジとなります。

 個人的には、こんな感じのオムライスだったのではないかと、思ったので、前編に引き続き、またもやクルクル☆カッピーさんのnoteから拝借。

 カッピーさんのおかげで、自分で作って写真を貼らずに済みました。
 存じ上げてから日が浅いのですが、カッピーさんの投稿に、笑わせていただいています。カッピーさん、お世話になりました。

 そして第19話。父ちゃんが鰻の弁当を持って登場です。

 以前住んでいたところのデパ地下にての字がありまして、夜の半額を狙って、鰻弁当を買っていたのを思い出します。

 でも、個人店でもお弁当にしてくれるところが多いですね。折詰になると、ごはんに鰻の香りが行き渡って美味しい気がします。

 ああ、やっと最終話。

 最後は三連プリンを主人公瞬太が口にするところで、この物語は終わります。

 ここまで、お付き合いいただいた皆様、本当に有難うございました。

 そしてお疲れさまでした。
 食べ物の連打で、嫌気がさしてしまったかもしれませんが、食べ物が悪いんじゃない。物語の中に食べ物をこれだけ登場させた私が悪いのです。

 今回、「夢と鰻とオムライス」に、多くの感想文を寄せていただきました。本当に有難うございます。この場を借りまして、投稿順でご紹介させていただければと思います。

 お名前をクリック&タップしていただきますと、それぞれの皆様のトップページに飛びますので、そちらから皆様の創作大賞2024の応募作品をご覧いただけます。

酒本 歩 さん

蒼龍葵 さん

福島太郎 さん

はそやm さん

とーと さん

秋田柴子 さん

もつにこみ さん

もつにこみさんからは、他にも自作のエッセイ「六千万の胸騒ぎ」への感想文もいただいています。有難うございました!

 あっ、もしかして、当記事も
#創作大賞あとがき
 になりますかね?
 この企画を行っているみくまゆたんさんからは、自作のエッセイ「おんなは股関節」への感想を頂きました。

みくまゆたん さん

「おんなは股関節」は、アルロンさんからも感想を頂きました!

アルロン さん

 野やぎさんは、なんと100作の感想を書くという、凄まじいことをされていまして、私の「おんなは股関節」にも感想を寄せていただきました。

野やぎ さん

 コッシ―さんには昨年の作品も併せてご紹介いただきました!

コッシ― さん

 主人公・瞬太のことを地頭がいいと言って下さった穂音さん。きっと瞬太も言われ慣れない褒め言葉に喜ぶと思います。

穂音 さん

 とき子さんの《家族の再生の喜びをしみじみと味わえます》との感想がしみじみ嬉しかったです。

とき子 さん

 連載中からずっとXでリポストなどで応援していただいたnanashiさんからの感想文にしみじみ。連載中はとても不安だったので、あたたかいお気持ちが、本当に励みになりました。感想文では夫のことを書いたエッセイにも触れ、夫のことも褒めていただきました。夫にそのことを伝えましたら、
「痛み入ります」
 と言って照れていました。本当に嬉しいです。

nanashi さん

 トガシテツヤさんにも記事で紹介して頂きました!
 私も読み切れなかった作品がたくさんありますから、お気持ちがわかります。こうして紹介していただけるだけでも充分嬉しいです。

トガシテツヤ さん

 昨年の創作大賞で感想文が行き交うのを眺めながら、積極的な交流をせずに、誰かの感想文も書いてこなかった自分には、感想文を頂けるなど、縁遠い話だと持っていました。
 しかし今回は思いがけずたくさんの感想をいただき、とても嬉しく思っています。皆さん、本当に有難うございます。
 感想文のほか、コメント、スキ、も励みになりました!
 こうして皆様にお心を寄せていただきましたことを、今後の励みにしていきたいと思っています。本当に有難うございました。


 一応、作品名と感想文でnote内の検索をしてみたのですが、もし、感想文書いたのに、ここに引用されてなかったよ!
という方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳ありません!
 その旨、コメントでお知らせ頂けたら嬉しいです。
 最初から記録に残しておけばよかったのですが、うっかりしました……すみません。
 ここまでお読みいただきまして有難うございました!



お読み頂き、本当に有難うございました!