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思想のカケラ

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ふと思ったことや、考えたこと、感じたことのカケラを集めています。エッセイというものに成形する前のアイデアとつぶやき的なもの。
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2019年9月の記事一覧

詩を書くならMediumしかないんじゃないかと思う理由

詩を書くならMediumしかないんじゃないかと思う理由

ふだん、Mediumというプラットフォームを使って書いています。Mediumはアメリカ発祥の文章投稿サービスですが、いろいろあるトピックの中でも、ライターさんに人気の高いカテゴリーが詩(Poetry)です。

Mediumのトップページから英語でPoetryと検索すれば、どれだけホットなトピックかということは一目瞭然です。

ライターさんのプロフィールにも詩人(Poet)と書いている人は非常に多い

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私はどこから来てどこへ向かうのか

私はどこから来てどこへ向かうのか

空想に夢中になる子供だった。

庭には、祖父がていねいに育てていたクチナシの花があり、むせかえるようなニオイを放っていた。私はその匂いが大嫌いで、いつもクチナシの近くに行くときは息を止めなくてはならなかった。

ヒステリー気味な母とギャンブル好きな父を持ち、小学校2年生のときに両親が不仲だということを確信した。幻をよく見るようになり、悪夢が怖くて夜眠れない子供になった。

頭が痛くなるようなクチナ

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日本語の詩や俳句/短歌を英語に翻訳するサービス始めました。

日本語の詩や俳句/短歌を英語に翻訳するサービス始めました。

Mediumというプラットフォームで日本語と英語による詩・俳句・短歌を書いています。日本語の俳句と英語のHaikuは若干異なっていますが、日本語と英語の二つの言語で同時に上手く成立するように作成しています。

それで、今回試しにはじめてみたのが、日本語で書かれた詩や俳句、短歌を英語に翻訳するお仕事です。ココナラを介して受け付けておりますので、興味がある方はご覧ください。

俳句や短歌は日本発祥の文

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なんで私の読者は私の文章を読みに来るのか

なんで私の読者は私の文章を読みに来るのか

私は以前、日系レストランのマーケティングに携わっていました。まあ、マーケティングといっても、極端な人で不足で何から何までいろんな仕事を任されたうちの一つがマーケティングだったわけですが。
レストランやバーとか、ホテルとか、そういう客商売は、どれだけ常連のファンがついているかどうかで経営が左右されます。当然ながら、多くの常連さん(固定客)を持っているお店の方が、商売はやりやすいし、新規顧客獲得のため

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【読書の秋!】期間限定で無料公開やってます

【読書の秋!】期間限定で無料公開やってます

秋の夜長を読書で、、、という方も多いかと思いますが、みなさん、読んでますか?

私はここ数年、紙の本を読む機会はめっきり少なくなって、オンラインでばかり読んでます。オンラインで読める文章は、ますます増えてきて、読みたいものに対して実際の読書量が追い付ていないのが実情ですが...

それはともかく。

Mediumの有料会員でない方に、制限なく読んでいただく企画として、シルバーウィーク特別期間限定無

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告知:Mediumで連休企画やるよ!

告知:Mediumで連休企画やるよ!

日本は本当に祝日が多い、、、というか、こんなに連休ばかり設定する前に、ちゃんと有給とれるようにすればいいのに、と余計なジレンマを感じてしまいます。

それは、おいといて。最近どっぷりつかっているMediumで企画ものをやろうと思っています。

 

Mediumのアカウントを持っていらっしゃる方は、こちらをご覧ください。

 

要するに、連休期間中、通常なら有料コンテンツとして公開しているものを

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創作が心を狂わせるのか、それとも精神の不安が人を創造的にするのか

創作が心を狂わせるのか、それとも精神の不安が人を創造的にするのか

作家にとどまらず、創作を行う人の中には、精神的に止んでいる人が多い。これは、日本人に限ったことではなくグローバルな現象らしい。
ライターでもブロガーでも社会になじめなくて、引きこもったり鬱になったりしてモノを書き始めるという人はMediumライターにも少なくなく、英文ライターでもそうみたいで。続きはMediumで...

Mediumにはきっとまだ、ブルーオーシャン分野がある!

Mediumにはきっとまだ、ブルーオーシャン分野がある!

月ノ羽衣さんが何気にツイートしてたんだけど、Mediumでトップライターに選ばれるってすごいことだと思うんです。

このトップライターの仕組みとか、どうやったらなれるのかとか、私もよく分かっていません。でも、英文ライターさんにとっては「トップライター」に選ばれたことが、一つのステータスのようになっているみたいで、けっこうすごいことだと思います。

続きはMediumで...(無料コンテンツとして公

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鏡のない家

鏡のない家

イギリスでは夫の古い友人でオーストラリア人のTの家に一泊した。大手金融機関で管理職を務めるTは、お金に困らない生活を送っている。

彼の妻はイギリス人で、イギリス在住時代に知り合って結婚した。私の夫と知り合った後の衝撃的結婚だったらしい。その後、夫婦そろってオーストラリアに移住しようと試みたものの、妻の方がオーストラリアでの生活になじめず、数年前イギリスにもどり田舎の家を購入した。その家に、お世話

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