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自分ドキュメンタリー

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日々、自分を使った実験をしては、気づきなどをこつこつ記録しています。
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#生きづらさ

わたしは学ばなくてはならない

わたしは学ばなくてはならない

 今ここにいて、こうしている意味を。

 もう二度と起き上がることができる日はこないのではないかと思えるような長い恐れを、

 薬を飲み続けて、廃人になってしまうのではないかという暗い穴を、

 これまで目をかけてくれていた人たちが、そっと見限って、去ってしまう未来を。

 自分を強くしていた虚勢を自ら取り払ったとき、守るすべを失って、押し込まれていた不安が吹き出してくるのを、ただ見ているしかなか

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感謝してるね、を、あの手この手で、手を替え品を替え。

感謝してるね、を、あの手この手で、手を替え品を替え。

 いつも同じようなことばかり言ってしまうので、なにかこう、もっといい表現とか絶妙なタイミングとかそういうのがないかなって考えている。
 曲がりなりにも作詞家なので、そういうことが仕事だったりもするのだけど、しかしまあ、折に触れて呆れるほど出てくる気持ちの真ん中はいつも同じ、「ありがとう」の5文字で済んでしまうようなことで、ほんと「ありがとう詐欺師」だよなあと、ふと振り返って笑ってしまった(そういえ

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あたらしい月がはじまります

あたらしい月がはじまります

 なんとなく、気持ち的に一区切りついた感のある、6月でした。

 悔いが残ったといえば、せっかく甕を譲ってもらったのに、漬けようと思って追熟させていた梅をうっかりカビさせてしまったことかな……もう出てないよな、梅……。

 そういえば、去年の梅の季節に、文章を書き始めました。
 いえ、書くこと自体はもちろん昔から好きだったのですが、「書きたい」と思わせてくれるような文章に出会って、「読んでもらう」

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異物感

異物感

 ルポというかただのレポだけど、一日がかりで前後編を書いた。一日かかったのは、この形式に慣れないせいで、そして実在する人の台詞を取り込むことにとても神経を使うからだ。

 そして、書き終えて、書き終えたことによって、その日一日の印象、書き終えた瞬間の私、が、よそもの、よその人、よその時代のよその世界のものになったような激しい違和感を残していることに気がついた。
 これは、違う。いつもの「note」

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だらしがないからではなく、完璧主義すぎて片付かない人へ。

だらしがないからではなく、完璧主義すぎて片付かない人へ。

私と同じタイプの人はきっとたくさんいると思うのだけど、どうだろうか。

私は「ちょっとずつ、ひとつでも片付ける」ことがとても苦手だ。
片付けだけでなく、タスクをこなして「片付ける」ことも苦手だ。

私が5分ダッシュできないわけライフハック、タスク管理界でとにかく言われる「5分だけでも手をつける」。
これが、私にはできない時がままある。

5分ダッシュとは、とにかく手をつけてしまえば思いのほか進むよ

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