もちづきもちこ
気まぐれエッセイ集。 タイトルの読み方はもちろん「もちもちのき」。
たのしいたのしいわたしのにっき。 その日あったこと・考えたことを綴ります。 ちなみにヘッダーは上海で食べたザリガニです。
著者・もちづきもちこは、大の茶漬け好きであり茶漬け狂い。 若干引くほど買いすぎた茶漬けを何か形にせねばと思い、2019年5月に第1作『まいにち茶漬け狂』を執筆。 気がつけば4作も作成し、本作は茶漬けのアレンジレシピをご紹介します。今回も〈茶漬け狂の、茶漬け狂による、茶漬け狂のための狂いなき茶漬けエッセイ集(レシピ付)〉をお楽しみください。
著者・もちづきもちこは、大の茶漬け好きであり茶漬け狂い。 若干引くほど買いすぎた茶漬けを何か形にせねばと思い、2019年5月に第1作『まいにち茶漬け狂』を執筆。 しかし、茶漬けはまだまだ余り続け、私の茶漬け愛は加速するばかり。気がつけば4作目です。ああ永谷園さまからのお仕事ほしい。 今回も〈茶漬け狂の、茶漬け狂による、茶漬け狂のための狂いなき茶漬けエッセイ集(レビュー付)〉をお楽しみください。
著者・もちづきもちこは、大の茶漬け好きであり茶漬け狂い。 若干引くほど買いすぎた茶漬けを何か形にせねばと思い、2019年5月に第1作『まいにち茶漬け狂』を執筆。 しかし、茶漬けはまだまだ余り続け、私の茶漬け愛は加速するばかり。2作目の『もっと!まいにち茶漬け狂』に続く3作目です。 今回も〈茶漬け狂の、茶漬け狂による、茶漬け狂のための狂いなき茶漬けエッセイ集(レビュー付)〉をお楽しみください。
もちづきもちこ、24歳。好きなものは茶漬け。 今、非常に腑に落ちないことがあります。 それは、いつまで経っても売れる気配がないことです。 1. 『売れない』はただの文句じゃない文筆家になり早2年。「今が下積み時代だろ、ふんばれよ」という罵声も聞こえてくれば、「まだ若いんだし、チャンスはこれからだよ」と慰めてくれるような声も聞こえてきそうな現状。 どちらもありがたい言葉だし、肝に命じてしゃかりきに活動すべき時期なのかもしれません。 でも! だとしても! 売れるチャンスは今
10月3日 ライブのスタッフをした。音響と照明、そして映像を1人でやるのは久しぶりだったので緊張したが、その緊張感が楽しくもあった。自分の技術が上がることで良くなった箇所もあったので、もっと腕を磨きたい。 10月4日 同期と一緒に原宿で遊んだ。『熊だ』のサーモン丼がめちゃくちゃ美味しすぎた。 最後に鮭の出汁でお茶漬けにできるのも推せる。 カフェでいろんなことを話して楽しい一日になった。いや、なるはずだった。 夕飯を食べながらダダ姐と作業をしようと、ファミレスに入っ
9月30日 ライブスタッフ終わりにダダ姐とごはんを食べながら、11月に出す予定の新刊の構想について話した。 私は絶対新刊が出したい。忙しくても絶対。いつもブースに来てくれる人にまた面白がってほしいし、初めて来た人にも好きになってもらいたい。 とはいえ、製本のことも考えると残された時間は少ない。早く動かなくては。 10月1日 皐月とソラマチに行った。 「テレビ出演お祝い」と言ってかわいい箸置きをくれた。また家がオシャレになっちゃうね。皐月に結婚祝いが渡せてよかった。 カ
少し体調を崩し、日記がおろそかになっていた。でもいいもん、気楽にやるって決めたんだもん。 ふわっとここ2日の日記をまとめました。 9月28日 バイトの後ライブがあった。ユニットライブなので、見知った顔ばかり。いつもみんな気さくに話しかけてくれて嬉しい。なにより新ネタがたくさん観れるのがたまらない。 ユニットの2周年記念ライブも決まったので、より身を引き締めてスタッフワークを頑張ろうと思った。 9月29日 バイトを終えた後、家に宅配便が届いた。 クレジットカードのポイン
9月26日 京都旅行1日目。 嵯峨野トロッコ列車に乗った。 雄大な保津川を車窓から眺めて癒された。やはり自然の空気を吸うのは身体に沁みる。 そのあとレンタサイクルで嵐山エリアを周遊した。 ただ、竹林の小径や渡月橋など我々を含めた観光客と修学旅行生で人混みになっており、なかなか自転車が漕ぎづらかったのは誤算だった。しかし、渡月橋あたりにはサイクリングロードもあり、久しぶりに乗る自転車は非常に楽しかった。 お昼ごはんにはお豆腐や湯葉を食べた。なんか、京都っぽくていい。
9月25日 早朝7時、大阪梅田モータープールに到着。昨晩の悪天候とは打って変わって、爽やかな晴天だ。これは幸先がいい……と思えなかった。昨晩バスに乗る時点で気がついたのだが、ブースに掲げるポスターを持ってくるのを忘れた。大荷物すぎてすっかり抜けていた。絶望に駆られていたら、ツイートを見た友人が「データつくってポスター印刷すりゃいいじゃん」と天才すぎるアドバイスをくれたので、駅のスタバでダカダカとパソコンを叩いた。 そして出来たポスターがこちら。 突貫工事でつくったわりに
9月24日 知り合いの芸人さんが賞レースで披露するネタの音響スタッフをした。オペレーターというやつである。 人生を左右するかもしれないと思うと緊張したが、なんとかミスなくやり遂げられた。 そのあと、ライブスタッフのお手伝いをしに行った。下北沢で2公演。どちらのライブも非常に面白くて、舞台袖や技術卓でネタを見られて嬉しかった。 終わりでライブ主催者さんと飲みに行った。下北沢には燻製料理が美味しい居酒屋がある。ポテサラが特に美味い。 その後私はバスタ新宿へ向かった。大阪梅
9月23日 雨が降ったり止んだりで、頭痛に悩まされた。 すべてにおいてやる気が出ない。 しかし、そういってずっと寝てもいられない。明日から大阪に行くのだ。文学フリマ大阪に持っていく作品をキャリーケースに詰めると結構な重量になった。運送料をケチらず事前搬入すればよかった。後悔先に立たず。 大阪かぁ。観光はできないけど楽しみである。文フリ終わりに母と合流して大阪・京都旅行をする予定なのでなお楽しみだ。
9月22日 ダダ姐の家でぐっすり寝かせてもらい、のそのそと池袋へ。途中、新宿で朝ごはんとして『だし茶漬け えん』の季節限定茶漬けを食べた。サーモン好きは絶対食べてほしい。絶品なので。 池袋で前髪を切ってもらった。自分で切ると絶対失敗するので、たいてい課金している。 今日切ってくれた美容師さんはだいぶフランクな方でたくさん話しかけてくれた。私のリュックについている大量のカービィを見て「カービィ好きなんですねー!」「今ってちいかわが流行ってるんじゃないんですかー?」といろいろ
9月21日 バイトの後、ライブスタッフをしに新宿へ。 新宿。大学生の頃はまだ行く機会があまりなく、神奈川の田舎生まれとしては「THE都会」といった印象でなんとなく怖かった。 しかし、今となっては「劇場がたくさんある、そこらへんよりビルが集まった街」という印象に変わった。6年もライブスタッフしてればこうも変わるらしい。 新宿の中でもそこそこキャパの大きな劇場・新宿バティオス。私の大好きな場所の一つだ。特に音響照明ブースの居心地が良く、昨日も早めに劇場入りしてのんびりしていた
9月20日 バイトに行った。 今日は比較的暇な時間があったので、社長とそれぞれ推しているものについて話した。私が今『あんさんぶるスターズ!!』にハマっていて、11月末にライブを観に行くことを伝えると、「いいね〜」と言ってもらえた。何かを推すことに肯定的な感想をもらえると嬉しい。 夕方、ネイルが伸びていたのでサロンに行って塗り替えてもらった。 前は収録の関係もあり、お茶漬けをイメージしたネイルにしてもらっていたが、しばらくそういった予定もないので、気になっていたオーロラネイ
9月19日 何もない日だったので、アラームをかけずに寝ていた。11時起床。実に幸せな目覚めである。 お昼を食べた後、仕事でもしようと思っていたのだが、台風による気圧の変化についていけず、結局布団に転がっていた。 今日はもう休もう。無理しないことも大事だしな。自分に言い聞かせて身体を甘やかす。 夜、週末の文学フリマ大阪に向けて荷造りをした。絶妙に1箱に収まらなくて試行錯誤したが、なんとか綺麗に持って行けそうである。 初めての文フリ大阪、どんな方がブースに立ち寄ってくれるの
9月18日 お昼、高校の頃の友人の家に集まった。その子は12月に母になる予定だという。他にいた2人の友人も結婚したらしい。私だけ、ライフステージが何も変わっていなかった。脳内に『お前だけ孤独死』という文字が浮かんだのですぐ消した。 別に看取ってくれる子孫がほしいわけではない。ただ、一生そばにいてくれると約束を交わせる相手がほしいのだ。本当に、純粋に孤独が怖いだけだ。 この子たちは順調にいけば独りきりで死ぬことはないのだと思うと、素直に羨ましかった。 夜、ライブ運営を一緒
9月16日 「ちゃんと休もう」「デジタルデトックスをしよう」とダダ姐こと石田ダダから提案されたのはいつだっただろう。最近仕事に仕事を重ね、メンタルを完全に壊していた。 友人の結婚式の引き出物カタログでもらった箱根の日帰り温泉ペアチケットと、ホテルの都民割を駆使して、この2日間ふたりで全力で休むことにした。 ロマンスカーじゃなくてもよかったので、普通列車の小田急に乗る。スマホは極力開かない。箱根湯本駅まで懐かしい駅が多かったのでそれにまつわる思い出話や他愛もない会話をした。
9月15日 バイトで社長と話しながら仕事をしていた。と言っても雑談というよりは業務内容の楽しい話がメインである。 「このTODOリストとGoogleカレンダーが連携できるから最高」だとか「今TODOリストの原本つくっちゃえば、あとはコピペ&日付変更するだけだから楽じゃね?」だとか、そんな話をした。私は自分が楽になるためのシステムが構築されていくサマが大好きなので、今日だけでも仕事の効率化がぐんと進んで嬉しかった。 15時で上がる予定だったが、翌週がかなり忙しくなりそうなの
9月14日 バイト先に行ったら、デスクの上に美味しそうな梨が3玉置いてあった。 社長に尋ねると、社長のお母様からのお裾分けだそうだ。非常にありがたい。嬉しくてニコニコ話していると、さらに大きな1玉をくれた。 デカすぎる。見たことないよこんな大きさの梨。 しかし、この緑色の品種は大きければ大きいほど美味しいらしい。そんなわかりやすいシステムなんだ。 立派な梨をたくさんいただけて嬉しかった。 バイト終わり、家に帰ってそのことを母に話した。しきりに「アンタ梨なんて剥けるの?」