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私がバズらないのはどう考えてもおかしい

もちづきもちこ、24歳。好きなものは茶漬け。
今、非常に腑に落ちないことがあります。

それは、いつまで経っても売れる気配がないことです。

1. 『売れない』はただの文句じゃない

文筆家になり早2年。「今が下積み時代だろ、ふんばれよ」という罵声も聞こえてくれば、「まだ若いんだし、チャンスはこれからだよ」と慰めてくれるような声も聞こえてきそうな現状。
どちらもありがたい言葉だし、肝に命じてしゃかりきに活動すべき時期なのかもしれません。

でも! だとしても! 売れるチャンスは今でもあるはずなんです!

当たり前みたいに若くして売れる人もいます。実際、私が尊敬している友人の作家は数歳しか違わないのにたくさん仕事の依頼が来ては、最高の作品を作り上げています。
そう、ご存知の方も多いかと思いますが、この世は実力主義なのです。

「だとしたらなおさら、売れない責任はお前にあるんじゃないか?」という真理をつく声が聞こえてきそうですね。というか今きました、脳内に直接。
たしかに、私に若くして売れるような文才があるかと問われれば現時点の答えは「NO」でしょう。彼女は彼女で努力したように、私もそれは今育成中なので。

「才能がないのに『売れない』と喚くのはお門違いじゃないか?」という声も脳内でキャッチしました。だんだん『もしもの時に読むQ&A』みたいになってきましたね。
しかし、これに関してまったく論点がずれてるとは思えないのです。現状売れなくても、『もちづきもちこ』という人間の認知のきっかけになる事象、要するに『バズり』があれば、少なからず現状は変わると感じます。だって今はSNS最強時代、 Tik Tok発信で曲が流行り、Twitter発信で書籍が発売される時代です。その波に乗れれば、『売れない自称・文筆家』から『バズってる文筆家』になれるはず……!
私はその波に乗れる、そう強く思う理由が私にはあるのです。

2. なぜなら私は茶漬けを愛しすぎる人間、茶漬け狂だから。

私は大量に所有した茶漬けを毎日食べ、TwitterInstagramにレコメンドを投稿しつつ、茶漬けと自身の過去を交えたエッセイ集を3冊も出す溺愛っぷり。

既刊2冊はnoteマガジンでもご覧いただけます。
何卒。。。

しかも今年1月下旬、あの永谷園さまからTwitterをフォローしていただいたんです!

139名(2020年8月13日時点)しかいないフォロワーの中、それも他は著名人や公式アカウントしかいない中、『本物の茶漬け好き』として唯一認められた一般人ですよ? 茶漬けの権化である永谷園さまにフォローしていただいてる時点で、もう個人的には優勝とすら思っていたのに、まだ茶漬けでバズれてない。私はただ、茶漬けのバーターでもいいからバズって仕事が欲しいだけなのに。

SNS以外にも、今アツい存在があります。それが『マニア』です。

『マニアフェスタ』という、多岐にわたるジャンルのマニアがブースを出展し、オリジナルグッズを販売する展示即売会が開催されたり、テレビで『〇〇マニア』と名乗る一般人が芸能人としゃべったりしている世界線ですよ? 茶漬けマニアの私にチャンスがないわけないんですよ。
ちなみに私も、2019年9月開催の『マニアフェスタvol.3』に出店しましたが、まあなんともニッチでディープな人々ばかりでとても魅力的な空間でした。

そもそも、食という文化を人類が嫌う要素がないんです。『dancyu』をご覧なさいよ、毎月読むくらい食1本であんなに魅力たっぷりだぞ?
なぜ、おにぎり特集(2018年11月号)ができて、茶漬け特集がないんですか? やりましょうよ、お茶漬け特集。いくらでも手に入れた情報渡しますし、なんならコラム書きますし。
……嘘です、すみません調子乗りすぎました。コラム書きたいです、一生のお願いです、貴誌でお茶漬けコラムを書かせてください。

3. あんなに旨い茶漬けが嫌われるはずがない! 

『茶漬け狂』と他にもてはやされる対抗馬もいない、永谷園さまという最強のバックがついている、なのにバズらない。
どうしてなのか? 以前友人とその話題で話した際、こんな回答が返ってきたことがあります。

「あのね、お茶漬けっていうてそんなメジャーじゃないよ? お茶漬けがカレーやチャーハンと戦えると思う?」

嘘だろ……
私は息を飲みました。だって『だし茶漬け えん』『創作お茶漬け専門店 だよね。』と最高の茶漬け専門店がいくつもあるんですよ? ステゴロでカレーたちと十分に戦えるはずなんですよ、茶漬け。

そこで私はあることに気がつきました。

もしかして茶漬けの魅力、伝わりきってないんじゃないんですか?

好きな食べ物として1位にはならないだけで、全人類細胞レベルで茶漬けが好きなはずなんです。私自身、ごはんを汚したくない『白ごはん主義過激派』の方以外、茶漬けを嫌う人間に出会ったことがありません。
それもそうでしょう。バタバタと忙しい朝でも、飲みすぎて体調最悪な夜でも、パパッと作れて胃にに優しい茶漬けが嫌われるはずがありません。むしろ崇め奉られるべきべき存在。

「茶漬けってそれしか食べ方ないから、8食あっても残っちゃうし……」
そんなことを言われたこともありますが、茶漬け狂としての回答としては「笑止」といったところですね。
お湯をかけるだけで完成する茶漬けは、あの1食の中に調味料やだしが全部詰まっているんです。いわば万能調味料、何にでもアレンジが可能なわけです。

それをまた友人に伝えると、「お前はそれを当たり前のように言っているが、通常の人はそんなことを知らない」と呆れられました。

なんてこった! すぐに知らせなきゃ!

『茶漬け狂あるあるは一般人ないない』ということに気がつけたので、もちづきもちこTwitterにて『茶漬けアレンジレシピ』公開していくことにしました。結局宣伝。気まぐれで更新していきますので、おうちに余らせている茶漬けがある方、茶漬け好きな方、グルメマニアの方、そのほか皆々様何卒ご覧くださいませ。

そのほか、2章でも紹介しましたエッセイ集はBOOTHにて好評発売中です。
noteマガジンにて1章を無料公開しておりますので、それで読んで「ほう……おもしろいじゃあないか」と思ってくださった方は、ぜひこちらでお買い上げいただけると泣いて喜びます。

その他、SNSのフォローいただけると幸いです。
全部載っている公式サイト貼っときますんで、そちらをご確認くださいな。

絶対バズって売れたいです!!!!!!!!!!

皆々様お力添えのほど、何卒、何卒よろしくお願いいたします!!!!!!!!!!


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