フィリピンの超ローカルハウスに宿泊
自分探しの旅 in フィリピン 第4話
前回までのストーリー
バルーンフェスティバルからサンドボックスへ
サンドボックスとは、たくさんのアトラクションがある遊園地みたいな感じだ。ウォールクライミングやミニバンジージャンプ、サスケみたいなアトラクションを楽しんだ。
朝から1日中、初対面の人と遊び、英語でずっと会話していたので、少し疲れた。夕方には、マニラに戻る事になる。帰りの車で、話したり、寝たりしていると、渋滞に巻き込まれてしまい、帰りが数時間遅くなってしまうとのこと。
もともとの到着時刻からゲストハウスに帰る電車がぎりぎりだった為、ジムニーかバス、タクシーを乗り継いで帰らなければならなくなった。フィリピンのマニラで夜中に1人でジムニーとバスは、危ないと思ったので、その事をLopezに話すと、「いいよ、うちに泊まっていけば?」と
初対面の人を泊める寛大さ
朝知り合った人をその日の夜に泊めてくれる人がいるだろうか?
しかも、ご飯までご馳走してくれると言う。Lopezは、今回友達3人とバルーンフェスティバルに参加しており、僕はみんなとも仲良くなった。
泊めてもらえる事になり、少し安心したのかマニラに着くまでずっと眠ってしまった。
解散場所に着くと、Lopezたちに案内されて、バスやジムニーに乗り込む。今まで、旅をすると言ってもそれなりの観光地付近のゲストハウスに宿泊したり、見て回っていたが、今回は、本当にローカル感満載な場所だ
結局1時間くらいバスとジムニーをの乗り継いで、Lopezの家に着いた。一軒家のような感じで、一階は両親が住んでいて、二階で友達と暮らしている。間取りは、2部屋に風呂トイレ一緒です。
1日中、外で遊んでいたので結構汗もかいたので、お風呂・シャワー?に入る事になった。風呂トイレ一緒なのは、全然大丈夫なんだけど、シャワーがシャワーじゃ無かった。雨水を、バケツで浴びて石鹸で洗うスタイルだ。トイレもトイレットペーパーではなく、水で手で流すスタイルだ。
海外を旅している限り、いつかは出くわすかもしれないと覚悟をしていたけど、とうとうその日が来るとは思わなかった。
バケツの水を頭からかけて、石鹸で頭と体を洗う。
髪の毛ゴワゴワになるし、寒いし、水に虫浮いてるしで、色々わがままが浮かんでくるけど、今ここでシャワー浴びれる事自体がとてもありがたい事
日本の家で風呂入って、シャワー浴びて、ドライヤーで髪を乾かせる事がどれだけ豊かな事なのか気付かされた。
本当に、僕は日本で贅沢ばかりして生きているのだなと感じた。
ご飯は、市場で買った魚の料理とコメ、色々ご馳走してくれた。
お腹めっちゃ出てるけど、服が小さいだけだと思う。着替えを持っていなくて、lopezにもらったTshirtをきている、サイズはS
普段は、XLです。笑
蚊との勝負
二つしかない部屋で、5人が寝る。僕には、木製のソファを貸してもらい、そこで寝る事に、後の4人は、シングルベットの広さを4人で丸まって寝るとのこと。それが、結構日常らしく何も問題ではないらしい
木製なので、少し腰が痛い、そして、夜網戸がないので、蚊が尋常じゃないくらいでる。扇風機を回してもらっていたけど、耳元でずっと音がしてなかなか眠りにつけなかった。
朝の気持ちの良さ
なんとか眠りについたり、起きたり、6時くらいに完全に目が覚めた。太陽が上がると鶏が泣き、子供が遊び始めて、一気に賑やかな朝を迎えた。
なぜか、この街並みがすごく落ち着く。マニラの高層ビルが立ち並ぶ場所よりもこの住宅街の雰囲気が落ち着く。東京の多摩市に住んでいたので、高層ビルは少なく自然に囲まれて過ごした。その感覚があり、フィリピンにきてからも田舎町や自然が豊かな場所の方が落ち着く。
自然は、落ち着きをくれる。自然は、豊かさを教えてくれる。
初めて、地元の人の家に泊まらせてもらい、多くのことを学んだ。
・日本で生活できている事がどれだけ豊かなことか
・シャワーやお風呂は贅沢
・人に助けられて生きている。
様々なことを学び、感じたフィリピンの旅
毎日、新しいモノを見て、感じる生活は、冒険の一つだった。しかし、何かしっくりこない。肝心の目的を見失なっている気がする。
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