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薄楽俊
2022年11月26日 23:46
月照らす唯我独尊猫五歳 膝猫の指酒なめて十三夜 戦いの春を待ちてや猫の伸び おぼろ夜の屋根ゆく猫と目があいて 十五夜に猫をみにくるひとのあり いままでに飼った生き物は犬二匹、鳩一羽、チャボのつがい、ウサギの夫婦、屋根から落ちてきた雀、亀二匹、それに猫二匹。現在いるのは亀一匹。最初の猫は十年くらいで、弱ったかなぁ、と思ってたらいつのまにかいなくなっていました。つぎのは
2022年11月17日 19:15
モンローのように髪染めて歩く秋の街君が見つけるまでぼくはひとりでタンゴを踊るいくじなし。メール五文字のグッドバイ綺麗な大根の群れ渡る昭和橋川は流れるシンクに放置された食べ残しのメロンの虚無秋の日曜の遅い朝食のバターの匂い。垂乳根の妻に二度目の恋猫の家出や春夏秋冬三年目ひとり連句(3) 【詩】ふたたびの初恋 とリンクしています。 #俳句連作
2022年11月17日 15:37
山萩の目に残りてや旅の宿十六夜や義勇兵死すウクライナ仁左衛門似合うジーンズ秋逢瀬故あって猫の立ち寄る菊の庭蓑虫やいろいろあって宙ぶらりん貫乳の青磁に寂し冬に入る妻のいぬ土曜のラジオ初しぐれ恋猫のあくびや苔のむすぶまで #俳句連作